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睡眠と試験対策

2019/01/29

 いきなりではありますが…睡眠が試験対策の状況、果ては試験結果を左右します。つまり、睡眠が試験対策とその合否を握っていると言っても、決して過言ではないということ。私は常日頃から、学習指導で睡眠の重要性を訴えています。『 何があっても睡眠時間は削ってはならない 』と…。だからこそスケジュール表を書かせ、それを確認し、そしてそれを守って生活するよう指示しています。このスケジュール表に関しては、模したモノを配布して『 こういうの書いてやってみるといいよ 』などと、学習指導もどきを行っている所があるようですが…配布して終わっているだけでは、全くもって意味は成しません。配布して、書かせて、持ってこさせて、チェックをして、さらに『 これで大丈夫だよね 』と確認させて、そしてその実行を常日頃から確認してこそ、初めて意味を成すものなのです。場合によっては、書き直してもらうこともあります。もちろん配布する時点で、書き方やその注意すべき点についても、説明しなければなりません。そういった対応がなされて、初めて功を成すものなのです。ただ配布して終わりでは、てんでお話しにならないといったところ。少々辛口かもしれませんが、一人の人間を指導するということは、それほど責任ある、大変なことなのです。

 閑話休題。睡眠と言っても、色々とありますが…やはりメインは、1日の終わりに取る睡眠。普段は何気に『 さぁ、そろそろ寝るか… 』と、とっている睡眠ですが…。試験の日が近づいてくるにつれ、そうもいかない人が多くなるようで。私はン十年、薬剤師国家試験対策の仕事をしていますが、試験の日が近づくにつれ『 眠れないんですけど… 』と相談に来る人が増えてくるのは、今も昔も同じこと。試験対策にとっては重要な睡眠。それを思うままに取ることができない…。試験対策として一大事であることもさることながら、眠れないということを抱えた本人の精神的、そして身体的ダメージも相当大きいことは確かなのです。

 夜眠れないという学生さんには、それ相応のアドバイスを色々とするのですが…そう、講師のお仕事というのは、講義だけではありません。勉強以外のアドバイスをすることも、講師のお仕事。少なくとも私は『 眠れないという人に、どうすればいいのか? 』といったアドバイスも、講師の大切な仕事だと思っています。そしてアドバイスをすることにより、学生さんに『 しっかりとした睡眠をとることが、如何に大事なことか 』ということも、分かってもらいたいと思っています。真摯に対応することで、試験対策における睡眠の大事さを分かってもらう。まさに、試験対策に従事している講師の立派な仕事ではないでしょうか?

 学生さんは、試験勉強の時間が足りないとなると、真っ先に『 睡眠時間を削って… 』と頭に思い浮かべるパターンが多いようです。1日は誰もが24時間。勉強する時間は、これ以上増やせない。となると…睡眠時間を削って…となるようですが…私は学習指導では『 絶対に睡眠時間だけは削らないように! 』と、くどい位に説明しています。最低限確保する睡眠時間を説明しては、『 絶対に削らないように! 』と強く指導しています。試験対策において、睡眠時間を削ることは厳禁だからです。よく『 寝る時間を削って勉強を… 』などという人がいるそうですが、とんでもないことこの上ない話。試験対策において、必須睡眠時間を切ることは、絶対にやってはいけないこと。これは、受験生なら肝に銘じておかなければならないことです。

 平成の世もあとわずかですが…それより一つ前の昭和という時代。〝受験戦争〟と呼ばれる言葉が、横行していた時期がありました。〝受験戦争〟という言葉は、1980年代には良く使われていた言葉で、当時の受験の過酷さを表している言葉。受験が激化していた時代でしたから、全く役に立たないどころか、マイナスでしかないような勉強・試験対策のやり方(本来、勉強・試験対策とは呼べる代物ではないのですが…)も、暗躍していたのは確かです。そんなさなか、百鬼夜行が如く暗躍していた言葉が〝四当五落〟という言葉。意味の分からない人も多いと思いますが…『 4時間しか寝ないで勉強している人は合格するが、5時間も寝ている人間は不合格になる 』といった内容。全くもって根拠のないどころか、マイナスでしかない言葉。デマを通り越して、扇動罪にも値するのではないかという言葉です。ちなみに扇動罪とは『 文書や言動により人の感情に強く訴えて、特に違法な行為を決意させるか、またはすでに生じている決意を強めるようにあおりたてる罪 』のこと。『 四当五落 』という言葉は、違法な行為を決意させてはいませんが、とんでもないマイナスの行動を取らせてしまう、やはり問題ある言葉。こういうことを言う人間に対しては、『 その言葉で、如何に人を不幸にしているのか、自覚していますか? 』と言ってしまいたい位、その人間性を疑ってしまいます。

 閑話休題。前述のように睡眠時間を削ることは、試験対策にとっては厳禁です。ましてや、『 4時間しか寝ないで勉強している人は合格するが、5時間も寝ている人間は… 』などと、睡眠時間と合否を結び付けるなど、愚の骨頂も甚だしい限りです。一応、一言だけ言っておきますが…5時間でも睡眠時間としては不十分です。それを4時間など、とんでもない話。第一…勉強というのは『 ただ時間をかければいい 』というモノではありません。たくさんやればいい…試験対策で陥り易い、過ちの一つです。これも何度も当ホームページで書かせていただいていますし、学習指導の時に話したりもするのですが…勉強は『 量より質 』です。どんなに時間をかけようが、〝質〟が悪ければ、大して意味を成しません。私がホームページや学習指導時に言っている『 効率のいい勉強 』というのが、まさにコレ。勉強は〝量〟よりも〝質〟が重要なのです。もちろん、一番良いのは〝質を伴った量〟なのですが…。初めに『 質あるべき 』と認識することは、非常に重要なことです。そういったことからも、〝四当五落〟などという言葉が、如何に愚かな言葉であるかが、お分かり頂けることと思います。そんな言葉には、絶対に感化されないように!

 薬剤師国家試験まで、残り1ヶ月を切りました。だからこそ、十分な睡眠時間を確保すること、しっかりとした睡眠を取ることを、塾生さんには伝えています。『 試験が近いからこそ、ギリギリの睡眠時間で… 』と考えてしまいそうですが、全くの逆と言っていいでしょう。試験が近いからこそ、十分な睡眠時間を確保することが重要なのです。分かっているとは思いますが、睡眠不足は確実に体力不足の原因となるからです。ただでさえ疲労困憊している試験対策の日々で、睡眠不足ほど体力の足を引っ張るものは他にないと言っても、決して過言ではありません。その体力不足は、やがて体調を崩し、何らかの疾病を連れてくる原因となります。場合によっては、その疾病と共に受験しなければならない羽目になるかも…。疾病と共に受験とまではいかなくとも、睡眠不足による体力低下の状況で試験を受けることになるのは、間違いありません。

 体力だけではありません。睡眠不足は、精神力をも削っていきます。やはり精神的にも疲労困憊している最中、それに追い打ちをかけるような事態になってしまうことも…。十分な睡眠は、精神をも回復し、養ってくれるのです。もちろん十分な睡眠は、頭を使うことになる試験対策や国家試験受験にとっても、見まごうこと無き良きものであることは、言うまでもありません。

 試験対策も佳境に入ってきたこの時期。睡眠がいかに重要であるかが、お分かり頂けましたでしょうか?確かに、夜眠れない、夜中に目が覚めてしまう等、〝眠ること〟に関して苦労している人は少なくないでしょう。それでも、睡眠時間を削ってはいけません。かといって…あまり『 眠らなきゃ 』と身構えてしまうと、逆に眠れなくなってしまうことも事実。ここは『 チョット休憩しようかな 』なんていう感じで布団に入り、ゆっくりとくつろいでみる…。そんな感じでいいのです。『 眠れないから起きて何かを… 』なんていうことをしてはいけません。何よりも優先されるのは、睡眠ですから…。そう、睡眠時間を守るということは、自分を守るということなのです。そこの所を肝に銘じて…というと、また緊張してしまいそうですから、そこの所をゆっくりと考えつつ、チョット休憩といった感じで、眠りに就いてみてください。心配しなくても大丈夫。いつか眠りに入りますから…。

 

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2019年1月29日 | コメントは受け付けていません。 |

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試験対策のメインとサブ:完結編

 先週の続き。そして3週にわたった〝試験対策のメインとサブ〟の完結編である。

 確かに、ある程度は試験対策を楽にするサブ的な方法が無い訳でもない。しかし、それはメインではないということ…。ここが、本ブログの真髄となる部分であるのだが…。

といった文章で、締めさせていただいた。

 良い意味での〝楽〟と悪い意味での〝楽〟がある。前者を『 効率がいい 』と呼び、後者を『 手抜き 』と呼ぶ。試験対策において、効率良く勉強を進めていくことは重要課題である。どんなに時間を費やしても、どんなに努力しても、効率の悪いものでは、それ相応の学力が身に付かなければ、成績向上もあまり望めはしない。だからこそ、効率のいい試験対策が求められるのである。

 確かに効率がいいと物事はスムーズに運ぶし、ある意味、楽と言えば楽である。しかし、ここで『 楽 = 効率がいい 』と思ってしまうと…誤った方向に進む危険性が大である。前回、書かせていただいたが、誤っている試験対策が横行している理由が、『 楽をしたいから 』である。楽をしたいがため、そしてそれを効率がいいと勘違いし、誤った試験対策を行ってしまう。代表的な例が…そう、『 ○○さんが合格した方法だから… 』と、その方法をやってしまうこと。これも、自ら暗中模索することもなく、自分とは異なるタイプの人間の結果だけを捉えて、『 これをやっておけば合格する 』という、楽をすることの代表的事例である。

 効率がいいやり方。それは人によって違う。だからこそ、自分にとっての効率のいいやり方、すなわち自分のやり易い方法を見つけなければならない。しかし、それは一朝一夕で見つかるものではない。やはり、それ相応の手間暇がかかってしまうものである。それゆえ、試験対策は早めに始めなければならないし、自分の勉強のやり方というモノを早めに構築しておかなければならない。そして、これが本来の意味での試験対策と言える。そう、これが試験対策のメインである。

 このメインが疎かになって来ているのは事実である。そして、サブの方にウエイトが置かれ始めているのも事実である。『 誤った試験対策を行うよりは、サブであっても正しい方が… 』と思う人がいるやもしれないが、サブはあくまでもサブであり、それをメインとするのは、やはり誤ったやり方ではないだろうか?それに…サブをメインとして進んでいくうちに、完全に誤っている方法に流れていくのは、必須と言っても過言ではない。何と言っても、サブでやろうとしている根幹には『 楽をしたい 』という思いがあるのだ。誤った試験対策へと流れてしまうのも、頷けない話ではない。

 『 過去問を○回やって… 』『 とにかく過去問をやって… 』これもサブと言えばサブである。確かに過去問は重要であるし、解けるようにしておかなければならない。しかし、しっかりとした学習があってこその過去問解きである。メインの学習もしていないのに、すなわち試験の内容にも触れていないのに、試験問題だけをいたずらに回すのは芳しくない。これも、過去問の内容から『 何故、そうなるのか? 』を探っていき、その要点を押さえるというやり方をすると、その効力が発揮されるやり方なのだが…やはり、このやり方にもそれ相応の時間がかかってしまうことは事実である。しっかりとした学習を行って、ある程度、学力・知識の地盤ができてから、過去問題を何回もやっていく…というのがメインであって、その地盤もなく、ただ過去問題だけをやっていればいいというのは、やはりメインとサブが入れ替わったやり方と言える。これも『 過去問こなせば受かるだろう 』などと、楽をしようと考えている、いい例である。

 『 要点集だけやっておけばいい 』『 直前講座を受講すれば間に合うだろう 』などというのも同じである。要点集は、名前の通り要点しか掲載されていない。最終ポイントと言っていいだろう。しかし〝最終〟であるからして、そこに到達するまでの道のりにある知識も当然ながら重要なものである。その〝道のりにある知識〟があってこそ、その最終ポイントは活かされる。なのに、その〝道のりにある知識〟もなく、最終ポイントの要点だけを得ても、思い通りの効力を発揮することは出来ない。要点集も、やはり学力・知識の地盤あってこそ、それ相応の効力を発揮するものなのである。

 直前講座にも同じことが言える。色々な予備校で直前講座を行っているようだが…(ちなみに我が薬進塾では行っていない)直前で出来ることなど限られている。ましてや、時間的にタイトであるとなれば、尚更である。これも、やはり要点の最終確認的な色合いが強い講座であることは間違いない。『 最後のチェックに… 』といった意味合いのものであり、あくまでもメインである学力・知識の補強・補足でしかない。補強・補足なのであるからして、『 勉強していないけれど、直前講座に行けば何とかなるだろう… 』では、頼りないものであることは確かである。

 他にも『 単科目講座を受講すれば… 』 『 苦手な科目だけを勉強すれば… 』 『 ヤマかけ講座に出ていれば… 』などというものもあるが、すべてサブであり、学力・知識の地盤ができているからこそ、その効力が発揮されるものである。10×2は20であり、30×2は60である。しかし、3×2は6でしかなく、1×2は2にしかならない。0×2に関しては0である。

 化学を勉強している方ならお分かりのことと思うが…触媒(正触媒)は、本来起こりうる反応を促進するの物質であり、本来起こらない反応を進行させる力はない。前述してきたような〝試験対策におけるサブ〟は、触媒と同じように、本来起こらない反応を進行させる力はない。やはり試験対策は、早めに始め、自分の勉強のやり方というモノを構築し、学力・知識の地盤を築いていくやり方がメインである。このメインを疎かにし、楽をするためにサブだけに、頼ってしまう。これこそが、前編で書かせていただいた『 誤っている試験対策が横行している 』ということなのである。

 『 なんか試験対策って色々と大変みたいだな…まあ、何となくやっていれば合格するだろう 』なんていう気持ちがあるからこそ、楽な方へと流されてしまうのである。ご存じの方も多いと思うが、薬剤師国家試験は、何となくやって合格出来るものではない。漫画家であるジョージ秋山先生の代表作ともいえる漫画〝浮浪雲〟。1973年から2017年9月20日まで長期連載されていたことでも有名である。そのはぐれ雲の主人公である雲が息子にいったセリフが…

富士山に登ろうと心に決めた人だけが、富士山に登ったんです。

散歩のついでに登った人は、ひとりもいませんよ。

こういうセリフが口から出る人間を天才という。私はそう思っている。閑話休題。そう、富士山に登った人は、富士山に登ろうと心決めて登ったのである。散歩のついでに登ったのではない。富士さんに登ることがメインなのである。散歩はメインではなく、その散歩で富士山に登った人などいない。『 何となく散歩していれば…まあ、そのうち富士山に登れるだろう 』と登った人などいないのである。私は、学習指導の時によく話すのだが…富士山に登ることは大変である。しかし、それ相応の準備と計画、そしてトレーニングをしていれば誰でも登ることはできる。国家試験もコレと同じである。国家試験も、散歩のついでに上り詰めることは出来ない。『 チョット楽をして…まあ何とかやっていれば合格するだろう 』などという甘いものではない。前述の雲の言葉を借りていうならば…

国家試験に合格しようと心に決めた人だけが、国家試験に合格したんです。

となるだろう。これから国家試験対策に臨む人は、そこの所をしっかりと肝に銘じておいてほしいと思う。イヤ、肝に銘ずるべきである。そう思っている次第である。

 

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2019年1月21日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ブログ 薬進する日々!!

試験対策のメインとサブ:後編

 先週の続き。

 しかし、どういう訳か、ここでもまた〝誤った学習〟という『 誤ったモノ 』が横行することになる。では、その〝誤った学習〟とは?そして、何度も書かせていただいている、誤った試験対策とは?

で締めさせていただいたのだが…。今回も前回同様、少々辛辣な内容があることを、ご了承いただきたい。

 まず、〝学習〟とは何であろうか?読者の方は〝学習〟と聞くと『 試験対策の学習 』という具合に、すぐに試験対策と結びつけて考えてしまうだろうが…ここで少し、試験対策とは離れた〝学習〟に付いて触れてみたいと思う。では、その〝試験対策ではない学習〟、すなわち本来の意味での〝学習〟とは…

 

心理学で、経験によって、過去の心理的、行動的な経験をこえて新たな行動の仕方を習得すること。

(精選版 日本国語大辞典より)

 

とある。『 経験によって、過去の行動的な経験をこえて、新たな行動の仕方を習得する 』事が、学習ということである。ところが…昨今、気になるのは学習していない、学習しない学生さんが多いということ。何度も書かせていただくが、今この場で述べている〝学習〟は、試験対策がらみの〝学習〟のことではない。上記『 』内にある、本来の意味の〝学習〟である。つまり私が言いたいのは『 昨今は、経験によって、過去の行動的な経験をこえて、新たな行動の仕方を習得することをしていない・しない学生さんが多い 』ということ。

 前回のブログで、誤っている試験対策が横行していると書かせていただいたが…。誤っている試験対策では、当然ながら、思っていた通りの成果は出ない。いざ薬剤師国家試験受験となった時…誤っている試験対策で得た内容で、試験に取り組むことになってしまうのだが…。もちろん、そんな内容で太刀打ちできるほど、薬剤師国家試験は甘いものではない。やはり、望んでいた結果とは異なる結果が出てしまうことになる。ある方法を試みて、望んでいる結果が出なかった場合、どうするだろうか?答えは簡単。違う方法をやってみることになる。これが学習である。しかしながら、昨今の学生さん達は、やり方を変えようとしない人が圧倒的に多い。その方法でやってみて、期待通りの結果が出ていないのにも関わらず、またそのやり方でやろうとする。『 経験によって、過去の行動的な経験をこえて、新たな行動の仕方を習得する 』ことをしていない。つまり、学習していないということ。

 私が学習指導をする時に、毎回のように口にしているのが『 同じ方法を何回やっても、同じ結果しか出ない 』といった内容。何度も口にするのだが…それでも、やり方を変えようとしない学生さんは多い。しかも変えないのは、前述のようにまともではない、誤っている試験対策。こちとら、薬剤師国家試験対策に関わってン十年。そのプロが『 ダメだ 』と言っているのに、てんで聞く耳持たない。で、同じ結果を繰り返す…。

 変えた学生さんは合格している。合格まで届かなかった学生さんも、それ相応の成績向上を手にしている(そして、その後の試験で合格することになる)。変えた学生さんは『 ああ、このやり方じゃダメなんだ 』と理解して、やり方を変えている。何のことはない、学習しているのである。

 何故、結果が出ない試験対策を何度も続けるのだろうか?と同時に、何故、結果が出ない試験対策に対し『 やり方が間違っているんじゃないだろうか? 』と考えないのだろうか?そこが、非常に不思議なところなのだが…実は、答えは簡単である。

 そう考えない理由は『 ○○さんは、そのやり方で合格したから 』といった内容。友達やら、先輩やら、はたまた友達の友達やら…。とにかく、そのやり方で合格した人がいる…だから、そのやり方を続けるということ。一見正しいように思えるが…ここが陥り易い罠である。成功した人のマネをすれば成功する。まあ、誰しもお分かりのことと思うが、そんな簡単なモノではない。どうも巷では『 マネをする 』という言葉が、誤って流通している感があるが…そちらの話をすると長くなってしまうので、ここでは割愛させていただくが…。成功した人のマネをすれば成功する。では本屋に行って、成功者と呼ばれる人達の本を買ってきて、その通りやってみればいい。全員成功するから…。『 そんな上手くいくわけがない 』と言っている学生さんに限って、『 ○○さんは、これで受かったから… 』と、その○○さんの方法をやっている。

 これも、当ホームページのいたる所で書かせていただいていることなのだが…『 ○○さんと、あなたは違いますよ 』と、改めて言いたい。○○さんは学力が付いていたり、基礎ができていたり、勉強のやり方をマスターしていたり、はたまた早くから長い時間をかけて勉強していたりするかもしれない。成績のいい人は、成績のいい人なりに勉強しているのだが、そういった部分には目を向けない。『 合格した 』という部分ばかりに目を向ける。勉強に対するバックグラウンドが違うのだが、そこには目を向けない。

 少々、乱暴な言い方をさせていただくならば…『 ○○さんとあなたでは、レベルが違うのですよ 』といいたい。肝心な所に目を向けず、『 合格した 』という自分にとって都合がいい部分だけに目をやる。○○さんにとっては正しい勉強方法であっても、勉強に対するバックグラウンドが全く異なるあなたにとっては、そのやり方は正しい方法ではないのですよ…ということ。しかも、○○さんのやり方とは少々異なる内容であったりする。『 ○○さんは… 』と言っている割には、妙なアレンジがあったりする。それも、自分の都合のいいように…。○○さんのやり方で、自分にとって都合のいい部分はその通りやり、都合の悪い所はアレンジして自分の都合のいいように持っていく。全て自分都合である…。

 では、何故、自分にとって都合がいい部分だけに目をやるのだろうか?○○さんの学力だったり、早くから長い時間をかけて勉強していたりする部分には、目を向けないのだろうか?コレも答えは簡単…というか、全ての根幹はココにあるといっても過言ではない。それは何か?楽をしたい。コレ一言に尽きるだろう。苦労したくないのである。楽して国家試験に合格したい。だから、自分から勉強を模索する訳でもなく、早くから長い時間かけて試験対策に取り組むでもなく、基礎から始めたりすることもしない。ただ決まった何かを一通りこなしたら、エスカレーター式に合格へとたどり着ける。そんなことを本気で考えているのだろう。ある大学の先生が『 昨今の学生さんは、ひな鳥と同じ。口を開けてピーチクパーチク鳴いていれば、口に餌を運んで来てもらえると思っている 』といっていたが、コレなんかも楽をしたい、苦労したくない本質の現れだろう。試験対策で苦労したくない。試験対策で何かするのが面倒くさい。そういえば○○さんは合格しているから…あのやり方をやっていれば合格するだろう。自分にとって都合の悪い所はアレンジして…。そして、自分とはまったく別のタイプの人間が行った、自分には全く合っていない〝自分にとっては誤った試験対策(中には誰にとっても誤った試験対策である場合もあるが)〟を繰り返しては、望んでいない結果を何度も出すことになる。

 実は、何度も『 誤っている試験対策が横行している 』と書かせていただいたのだが…ここに『 何故、誤っている試験対策が横行しているのか? 』の理由がある。そう、楽をしたい。正規の試験対策では楽をすることができない(まあ、効率良く進めていく方法はいくらでもあるのだが…)。だから、見た目は楽そうに見える誤った試験対策に手を染めることになる。『 ○○さんが合格した方法だから… 』というのも、この一環である。確かに、ある程度は試験対策を楽にするサブ的な方法が無い訳でもない。しかし、それはメインではないということ…。ここが、本ブログの真髄となる部分であるのだが…。

 また悪い癖が出てしまったようである。当ブログご愛読の方々ならお分かりのことと思うが、どうも文章が長くなってしまうのが、私の悪いクセである。前回のブログで『 久しぶりの前・後編の二本立てブログになるが 』と書かせていただいたのだが、やはり前・後編の二本立てでは書ききれないようである。お恥ずかしい限りであるが、来週を『 完結編 』として、〝試験対策のメインとサブ〟は3部構成とさせていただきたいと思う。そして、次回こそが、試験対策のメインとサブに触れることになる。乞うご期待をば!

 

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2019年1月16日 | コメントは受け付けていません。 |

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試験対策のメインとサブ:前編

 久しぶりの前・後編の二本立てブログになるが…年明け早々チョット辛辣な内容になってしまう。しかし…例え辛辣であっても、試験対策にとっては大切な内容。

 薬剤師国家試験予備校講師をン十年と続けてきているのは、何度もブログで書かせていただいていること。裏を返せば、それだけ長く薬剤師国家試験というモノを、眺め続けている…ということにもなる。もちろん眺め続けてきたのは国家試験そのものだけではない。受験する学生さん達も、ン十年に渡って眺め続けてきたし、薬学の流れもまた然りである。そして、学生さん達の試験対策、すなわち試験の取り組み方についても、ン十年に渡って眺め続けてきた。

 当然、ン十年も眺め続けているので、その変化について思うことは多々ある。特に、薬剤師国家試験や薬学部に関して、その変化には目を見張るものがある。そして、目を見張る変化があるのは、薬学生すなわち薬剤師国家試験を受験する学生さん達に対しても、同じことが言える。まあ、学生さん自身の〝目を見張る変化〟に関しては、学習指導やブログ等でもたくさん書かせていただいたし、私以外にもそのことを指摘している人は、たくさんいるので、ここではあえて言及することはしない。私がこの場で言いたいのは、試験の取り組み方についての変化。学生さん達の試験の取り組み方についても、その変化が顕著であることは確かである。しかし、その変化が〝悪いほうへの変化〟であることは、芳しくないことである。

 ハッキリ言わせていただくが、誤っている試験対策が横行しているのは事実である。そして、それがあたかも主流であるかのような、真っ当で王道でもあるかのように、まことしやかに語られ始めているのも事実である。正直、薬剤師国家試験に取り組む学生さん達の姿勢、勉強のやり方に対し、危惧の念を抱いている先生方は決して少なくはない。私も、その先生たちとお話をする機会が多々あるのだが、全く持って同感と頷いてしまうことばかりである。そして、『 昔の学生さん達は、こうであっただろうか? 』と、思ってしまう。何でもかんでも『 昔は… 』とやってしまうことは、あまり良いことではない。しかし、現状が芳しく状態にあるのならば、それも致し方ないことではないだろうか?

 私がン十年にもわたり、学習指導、すなわち勉強のやり方を指導してきていることは、これまたブログ愛読者の方ならお分かりのことと思う。実は、その学習指導にも、ここ数年変化が起こってきている。『 勉強のやり方 』よりも、もっと手前から指導が必要な学生さん達が増えてきているということ。勉強のやり方よりも、もっと手前の事からの指導。勉強というものは何か?試験対策とは、どういうことか?受講するということは、どういうことなのか?つまり、『 試験対策に取り組む姿勢 』そこから指導しなければならない学生さん達が、圧倒的に増えてきているという事。私は『 試験対策に取り組む姿勢 』を、〝学習姿勢〟と呼んでいるが、この学習姿勢から指導しなければならない学生さん達が、増えてきている。勉強のやり方どころの話ではない。その、もっと手前の手前。勉強とは?試験対策とは?受講するとは?そういったことから、指導していかなければならなくなったのである。

 もちろん、昔は学習姿勢の指導などしてはいなかった。そのような指導をしていなくとも、学生さん達はそれを身に付けていたからである。まあ、そうであろう。曲がりなりにも、大学を卒業してきているのである。講義を受け、科目試験をクリアし単位を取り、実習を経験し、卒業試験対策に取り組み、そして卒業してきているのである。昔は4年制であったかもしれないが、その4年間の中でしっかりとそれらを経験してきているのである。学習姿勢など身に付いて当然。それが身に付いていなければ、満足に受講することも出来なければ、科目試験をクリアできず、当然、単位も取れない。実習で満足な成果を得ることも出来ないだろう。もちろん、卒業試験対策に取り組むこともできず、卒業だってできないはずである。それらをしっかりと経験してきたからこそ、学習姿勢は身に付いていたのである。その姿勢で国家試験対策に取り組むのだから…それ相応の滑り出しで、試験対策を始めることになる。後はやり方だけ。そう、ここで学習指導の登場となるのである。

 『 昔の学生さんは… 』と書かせていただいているが…では、今の学生さん達は、皆、学習姿勢が出来ていないのだろうか?それは否である。前述させていただいているように『 増えてきている 』のであって、全員ではない。中には目を見張るほどに、しっかりと学習姿勢を身に付けている学生さんもいる。

 実はもう一つ気になることがあるのだが…私が以前勤めていた職場では、薬剤師国家試験対策の他に医師国家試験、歯科医師国家試験、管理栄養士国家試験、それぞれの試験対策を行っていた。実は、そのころから少々、学習姿勢が身に付いていない学生さんが現れ始めたのだが…それは薬剤師国家試験対策の学生さんだけの話であった。つまり、薬剤師国家試験を受験する学生さん達だけが、今一つ、学習姿勢が身に付いていない…そんな状況にあったのだ。それから数年たった現在、医学部や歯学部の先生方と話をする機会があるのだが…正直、医学部でも歯学部でも、学習姿勢が身に付いていない学生さん達は増えてきているようである。しかし…圧倒的に薬学の学生さん達の方が、その数は多いよう思える。

 学習姿勢などと、仰々しく言わせていただいているが…何のことはない、単なる『 試験対策への取り組み方 』である。『 勉強とは? 試験対策とは? 受講するとは? 』ということだけであり、強いて誰かから指導を受ける必要もないと言えば、ないだけの話。仮にも大学を卒業してきている(または6年生まで進級している)訳であるからして、勉強への取り組み方の姿勢など指導が必要などころか、身についていて当然の話なのだ。でも、身に付いていない人が増えている…。これが身に付いていないから…誤った試験対策に流れてしまうことになる。どんな物事であろうと、姿勢ができていなければ取り組むことなど出来ない。同じように、学習姿勢ができていなければ、真っ当に試験対策に取り組むことなど、できるはずもないのである。真っ当に取り組むことができないから…誤った試験対策に流れてしまうことになる。

 いざ国家試験対策を始めようとした時。その姿勢ができていなければ、当然ながら誤った試験対策で取り組むことになってしまうのだが…。残念ながら誤った試験対策で、太刀打ちできるほど薬剤師国家試験は甘いものではない。当然、望んでいた結果とは、異なる結果が出てしまうことになる。そして、ここがまた厄介な所。ある方法でやってみて、望んでいる結果が出なかった場合、どうするだろうか?答えは簡単。違う方法をやってみることになる。しかし、どういう訳か、ここでもまた〝誤った学習〟という『 誤ったモノ 』が横行することになる。では、その〝誤った学習〟とは?そして、何度も書かせていただいている、誤った試験対策とは?それは、次回の講釈にて!

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2019年1月9日 | コメントは受け付けていません。 |

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もちろん、就職先の紹介も行っています!

 『 就職先が… 』『 薬局を探しているんだけど… 』といった塾生さんも、当塾より紹介された薬局さんで、元気に働いています。もちろん、紹介料等は一切かかりませんし、就業年数の制約もありません!卒業後もサポートする。それが、少人数制の薬進塾です!

※ 薬進塾では就職紹介、薬剤師斡旋、求人案内掲示、塾生企業紹介等の〝塾生さんの就職に関する事項に関しましては、薬局・企業さんからは一切費用は頂きません。もちろん、就職後の塾生さんに、制約・ノルマ等を果たすことも一切しておりませんので、ご安心ください。

 

◎    定員(40名)になり次第、講座申し込みは終了させて頂きます。

あらかじめご了承下さい。

               

☆ 学校見学・個別相談 随時受付中 ☆

  フリーダイヤル 0120970894

          急(9)な(7)お(0)願い、薬進塾(894)

  〔 受付時間 〕 月 金曜日(祝祭日除く)  10:00 ~ 17:00

 お問い合わせ から、メールでの受け付けも行っております。

 

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2019年1月4日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:薬進塾

保護中: ✉ 第105回 国家試験対策 塾生さん 伝言板

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2019年1月4日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:未分類

あけまして おめでとうございます

謹んで新春のお慶びを申し上げます

旧年中はひとかたならぬご愛顧を賜誠にありがとうございます
皆さまの益々のご繁栄をお祈り申し上げますとともに
本年も倍旧のお引き立てのほど
ひとえにお願い申し上げます

平成三十一年 元旦

 

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2019年1月1日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ブログ 薬進する日々!!

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