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人間関係を断つことも、試験対策の一環です。

 私が学習指導の時によく言う言葉。

 今まで色々な予備校に在籍していたが…どこの予備校にいても感じていたのが、一人では何もできない学生さんが何気に多いということ。特に昨今は、増えてきているよう思う。すぐに、つるむ、群れる。そういった、つるむ学生さん達が何を話しているかというと…まず100%と言っていいほど、不平・不満。勉強や試験対策の話で盛り上がっているということが、100%無いのが不思議なところ。もちろん、勉強や試験対策の話で盛り上がっている学生さんもいるが…〝つるむ〟というよりは、懇意にしている学生さん同士、まあ2人位で話をしているといった感じ。結構、熱心に試験対策やら勉強のやり方を話し合ったりしているようなのだが…そんな学生さんも、勉強は一人ひとりでやっている場合が多い。

 すぐにLINEを交換するというのも、信じられない話。初対面の、どこの誰かも分からぬ学生さんとすぐにLINEの交換などしている。で…後ほどトラブルになる場合が多い。別にLINEの悪口を言う訳ではないが…LINEというものは、ある意味〝つるむ〟の極みであるからして、内容が不平・不満だらけだったり、勉強や試験対策とは全くかけ離れたものである場合が、ほとんどのようである。勉強しているのに、関係ない話題でやたらLINEが来る。必死に試験対策に励んでいるのに、その試験対策についての不平・不満が度々来て…試験対策のやる気も削がれてしまう。『 もう、本当に大変で… 』なんて相談に来られるのだが…そのような人間とも分からないうちに、LINEの交換などするから、そんな目に合う。不用心というか、危機意識が低いというか…まあ、相談に来る人間も、不用心なLINE交換をしたのだから、ある意味、自業自得と言えなくもない。

 試験対策に一生懸命な学生さんに限って、LINE交換をしていない場合が多い。中には、いつも一緒にいるのに相手のメールアドレスも知らない、という学生さんも決して少なくはない。ある学生さんは『 別にここで話せばいいし…あえてメールやLINEをする必要はない 』と言っていたが、まさにその通りである。第一…遊びに来ている訳ではないし、友達を作りに来ている訳でもなければ、サークルよろしく皆でワーワーやるために来ているのでもない。合格するために勉強をしに来ているのだ。そう考えれば、前述の学生さんのように、あえてメールやLINEをする必要などないというのも、御尤もな話。もちろん、この学生さんの成績がいいのは言うまでもない。

 一生懸命、試験対策に取り組もうとするのに、不平・不満を垂れ流される。合格しようと必死に勉強しているのに、不平・不満をぼやかれる。勉強したいのに、勉強できない環境に誘われる。そんな相談は、本当に多い。しかし、考えてみれば不思議な話である。不平・不満を垂れ流す方も、勉強できない環境に誘う方も、取りあえずは、薬剤師国家試験の受験生。そう、試験対策に励み、日々勉強して合格を目指さなければならないはず。なのに、何故、あえて自分の足を引っ張るような不平・不満を垂れ流したり、勉強できない環境に身を置こうとするのだろうか?以前、『 努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る 』というブログを書かせていただいたが、その中でこういうことを書かせていただいた。

不平・不満ほど身を落とすもの、そして国家試験合格を阻むものはありません。

何故ならば、不平・不満は言えばいうほど、行動力が削がれていくことになるからです。

そう、不平・不満は確実に、試験対策の足を引っ張る。その証拠に…私は薬剤師国家試験の予備校講師としてン十年のキャリアを持つが、不平・不満たらたらで合格していった人など一人も知らない。逆に、合格していった人達は、皆、不平・不満を口にせず、ただただ、やるべき事をひたすら黙々とやっていた。一人で…。コレも何度も書かせていただいたが、不平・不満なんか言っている暇もないのである。それどころではない、受からなければいけないのだから…合格していった人達は、皆、そういう感じであった。

 一人で、黙々とやっていたと書かせていただいたが…不平・不満を口にする人達は、何故、あえて他人にそれを語るのだろう?合格していった人達にも、もしかすると不平や不満はあったかもしれない。しかし、それを口にすることは無かった。不平・不満を口にすることが、試験対策の足を引っ張ることだと分かっていたのかもしれない。もちろん、そんなこと言っている暇もない…というのが、本音なのかもしれないが…。なぜ、不平・不満を口にする人達は、他人にそれを語るのだろう?不平・不満があるのなら、自分一人でそう感じていればいいだけではないのか?

 ここにも、〝つるむ〟の原理が働いているのだろう。不平・不満というのも、ある意味、自分の主張である(まあ主張と言うほどの高尚なモノではないのだが…)。そして、自分で自分の主張をすることができない。一人で何もできない人間が、自分の主張など出来るはずがないことは、言わずもがな。で、同調する人を探す。または、同調させる。そう、不安と同じように不平・不満も感染させることができるから厄介なのだ。同調してくれる人がいれば…一人では何もできない人間にとっては、こんなに都合のいいことは無い。こうやって、不平・不満仲間が、増大していき…そういう仲間で、つるむことになる。

 しかし…中には同調しない人もいる。イヤ、どちらかと言うと同調しない人の方が圧倒的に多い。当たり前である。試験対策に励み、日々勉強して合格を目指さなければならないのだ。そんな不平・不満を聞いている暇もなければ、同調している場合でもない。とにかく受かるために必死なのだ。なのに…同調してもらいたい方は、何としても同調させたい。自分一人では何もできない。自分一人ではイヤなのだ。何としても同調してもらいたいがため…付きまとっては不平・不満。LINEで不平・不満。さらに、勉強出来ない環境へ誘う。これでは、その対象となった人間は、たまったものではない。こちとら、試験対策に励み、日々勉強して合格を目指さなければならないのに…。で、私の所に『 困りました… 』と、相談に来ることになる。

 そんな相談に来た人に、私が言うのが、ブログタイトルの『 人間関係を断つことも、試験対策の一環だよ 』という言葉。一見、厳しい意見のように思われがちだが…よく考えれば当たり前の意見であることが、お分かり頂けると思う。合格するために勉強しにきているのだ。その足を引っ張る人間との交流を絶つことは、ある意味、当たり前の話ではないだろうか?実は、相談にくる人のほとんどが、優しい学生さんである場合が多い。話を聞いてあげなければならない、LINEもスルーしちゃいけない、誘われて断るのも悪い…何ていうふうに思ってしまう人が、圧倒的に多いのだ。しかし…言い方は悪いが、不平・不満同調者を探している人間にとっては、良いカモである。で、そんな優しさが災いして、餌食となってしまう。

 断ればいいのである。LINEはスルーで構わない。メールも返信する必要は無い。不平・不満を持ちかけられたら、それとなく席を外せばいい。勉強に支障があるものは取り除く。これは、試験対策の必須条件である。それで疎遠になってしまったのなら、所詮、それだけの仲でしかなかったということ。〝それだけの仲〟のために、試験対策を棒に振るなど、勿体ないの極みではないだろうか?それで、一人になってしまったのなら…ラッキーなことこの上ない!試験対策というモノは、そもそも一人でやるものなのだ。そこで初めて、試験対策に本腰が入れられるというもの。誰からもやる気を削がれるようなことを言われず、自分一人で好き勝手に、気ままに行動出来るのだ。試験対策にとって、こんな素晴らしいことは無いのではないだろうか?

 『 チョット人間関係に… 』という人。人間関係を断つことも、試験対策の一環であることを、思い出してほしい。どうも、『 人間関係は、大切にしなければならない 』という考え方が巷には溢れているようだが…正直、それを自分のいいように利用している人がいることは、確かである。第一…確かに人間関係は大切にしなければならないものだが、ではどんな人間との関係も大切にしなければいけないのかというと、そうではないことは言わずもがな。試験対策の足を引っ張られているなと感じたのなら、その人間関係は大切にするような人間関係ではないということ。そんな人間関係はとっとと切ってしまって、しっかりと試験対策に打ち込んでもらいたい。そして合格を勝ち得てもらいたい。そう思っている所存である。

 

 

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