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バカか、こいつは?

 先週に引き続き、いきなり下品で無礼な言葉を使ってしまったことを、まずお詫びしなければならない。気分を害された方には、ただ、ただお詫びする次第である。

 ましてや先日のブログで『 私はバカという言葉を使わないようにしている 』と書かせて頂き、さらに『 どうせ使うのなら、例え苦笑いであっても笑顔で、そして愛を感じられる〝バカ〟の方が断然いい 』とまで書かせて頂いた。なのに…いきなり、このタイトル。ましてや、前回のブログを真っ向から否定してしまうよう思える、このタイトル。一体、如何なものなのか?

 言い訳ではないが…前回のブログでは、こう書かせて頂いた。

よって、私は『 バカ 』という言葉を使わないようにしている。もちろん、全く使わない訳ではない。しかし、前述のように〝できない人間〟〝知らない人間〟を指さし、バカと言うことはしない。

 使わないようにしている。そう、全く使わないと言っている訳ではない(そのことも、あらかじめ断ってあるのが、お見受けいただけることと思う)。バカという言葉を、使う場合もあるということ。しかし、〝できない人間〟〝知らない人間〟を指さし、バカと言うことはしない…ということである。

 実は、ここ最近、そのバカという言葉を使う…まあ使うといっても、口にしたわけではないが…そのバカという言葉を、ありありと思ってしまう状況に、二度ほど遭遇した。しかも、どちらも同じ行動をとっている人間に対して…。

 先日、とあるコーヒーショップに行った時の事。注文をするのに並んでいたのだが…。最後尾だった私の後ろに、男性が並ぶことに。まあ、季節外れの猛暑日とあって、Tシャツ・短パン。如何にも『 スポーツやってきました 』状態のいでたちで、リュックを背負い、耳にはイヤフォンが差し込まれていた。最近よく見かけるタイプの人間ではあるが…。で、私がお目当てのコーヒーを注文して、商品が出されるのを待っていると…当然ながら、後ろの〝スポーツいでたち男性〟の注文の番となる。で、その男性、注文をしたのだが…店員さん、注文された商品に対して、何かを聞き返してきた。まあ、商品に対する至って普通の内容だったと思う。奇抜な内容なら、こちらも覚えているだろう。大体、何か商品を注文した際に、店員さんが話しかけてくることなぞ取り立てて特別な行動ではないのだからして、こちらもさして気にしてはいなかった…というのが本音ではあるのだが…。で、その店員さんが件の男性に話しかけたところ、その男性『 えっ? 』と聞き返した。店員さんが、再度同じ内容を話すと『 ああ… 』と答えていたのだが…ここで思ったのだ『 バカか、こいつは? 』と…。

 それよりも、一週間ほど前の事。浅草橋のコンビニでの話。コンビニのレジに並んでいた私であったが、私の前に並んでいたのは若い女性。そして、耳にはイヤフォンが…。その女性の番となったので、レジに行き商品をレジ台に出して、いざ、お会計となったのだが…。そこでも店員さんが、何か女性に話しかけてきた。これも覚えてはいないが、コンビニで物を買う時の差し障りない内容だったと思う。すると…その女性、店員さんに向かって『 えっ?何ですか? 』と聞きなおしていた。そして、やはりここで思ったのである。『 バカか、こいつは? 』と…。

 イヤフォンをしているということは、当然、曲か何かを聞いているということだろう。まあ、聞いていようがいまいが『 耳を塞いでいる 』ことには変わらない。コーヒーショップやコンビニで物を買う場合において、当然ながら店員側が話しかけてくることはあるだろうし、それは十分予想されることでもある。それが分かっていて、コーヒーショップも利用すれば、コンビニも利用しているのではないか?

 では、何故、耳をふさぐ?『 曲を聞いているのだ。耳をふさいでいる訳ではない 』という輩がいるかもしれないが、目的がどうであれ、行動が『 耳をふさいでいる 』ことになっているのは、紛れもない事実である。耳をふさいでいれば、外界の音が聞こえないのは当たり前の話。前述のように、コーヒーショップやコンビニを利用すれば、店員さんが話しかけてくるのは、百も承知のはず。なのに、耳をふさいでいる…。耳をふさいでいれば、店員さんの話が聞こえないのも、当たり前のこと。なのに…店員さんが話してくることを百も承知で耳をふさぎ、店員さんが話しかけてきた内容が聞き取れないから『 えっ? 』『 何ですか? 』と聞き返す。この行動を見て『 バカか、こいつは? 』と思うのは、至極当然の考え方ではないだろうか?

 何度も言わせていただくが、耳をふさげば聞こえないのは当たり前の話。ましてや、曲など聞いていれば、聞こえないのも一入である。こういうことを言うと『 イヤ、聞こえますよ 』という輩がいるが…〝聞こえている〟と〝耳を傾ける〟では、行動として全く違うものである。〝耳を傾ける〟とは『 注意して聞く。熱心に聞く(デジタル大辞泉より) 』とある。店員さんが、こちらに何か問いかけてきているのだ。注意して聞くのが当たり前の話ではないだろうか?イヤ、店員さんに限らず、人が話しかけて来た時は、注意して聞くのは当たり前のことではないだろうか?

 〝聞こえる〟には、色々な意味があるが『 音や声が耳で感じられる(大辞林より) 』とある。〝感じられる〟と〝注意して聞く〟とでは雲泥の差がある。ましてや曲など聞いていた日には、『 (曲の)音と(店員さんの)声が耳で感じられる 』状態になるのだから、とてもではないけれど、店員さんの言っている事に耳を傾けることなど出来るはずがない。

 なのに、聞き返す。自ら耳をふさぎ、曲を流して、耳を傾けられない状況にしておきながら、聞き返す…。全くもって理解できない行動ではないだろうか?店員さんの声に応えている所を見ると、全くもって話をしたくない、聞きたくないという状況ではなさそうである。となると…『 耳をふさいで聞こえない状況にしていますけど、私にとって必要なことは教えて下さい 』ということになる。ますます、理解できない…。第一、店員さんから自分に必要な情報を得るつもりならば…店内に入った時点で、イヤフォンを耳から外せばいいだけの話ではないだろうか?

 第一…話すということは『 互いに言葉をかわす 』ということである。相手が話をしているのに、耳をふさいでいるということは、失礼ではないだろうか?『 相手の話に耳を傾ける 』ということは、相手を尊重することである。相手が話しているのに、耳をふさいでいるなど、尊重も何もあったものではない。たとえ客と言えども、店員さんを尊重することは大切な事ではないだろうか?

 店に入れば、店員さんと話をすることになる。イヤ、店員さん以外の人と話をしなければならないことも十分ある。『 相手の話に耳を傾ける 』ということは、相手を尊重することだから、話が出来る体制を作っておくことは、当然ながら必要な事である。そして、店員さんの話に耳を傾け、応答しなければならない。そういったことのために、難しいことをしろと言っているのではない。店内に入ったら、イヤフォンを外せばいいだけの話。ただ、それだけの事である。それすら分からないのだろうか?そして…イヤフォンをしていれば、話が聞こえないことが分からないのだろうか?こういったこと…さして難しいことではないと思うのだが、こういったことが分からない人間を見ると、つい思ってしまうのだ。『 バカか?こいつは 』と…。私だってこういう言葉は使いたくはないし、どうせ使うなら前回ブログで書かせていただいたように、例え苦笑いであっても笑顔で、そして愛を感じられる〝バカ〟の方が断然いいと思っているのだが…。やはり、こういった輩を見てしまうと、『 バカか?こいつは 』と思ってしまう、今日この頃なのである。そして…そういう人に遭遇する機会が日に日に増えてきているなぁ…というのも、憂える私の思いなのである。

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