イメージ画像

奇妙な出来事

 薬剤師国家試験対策に長く長く携わっていると、色々と奇妙なことに遭遇する。いくつかはブログで書かせてもらったりもしたのだが…。

 例えば『 見知らぬ学生 』というタイトルのブログ。ある大学の先生が『 先生の所に、以前○○という学生がいたでしょ 』と話してくれたのだが…その先生がおっしゃられる○○という学生さん…どんなに頭をひねったところで出てこない…。調べてみても在籍記録が無い…。『 どうやら世の中には、私の見知らぬ、在籍確認のされない…イヤ、在籍さえもしていなかった〝薬進塾の塾生〟が存在しているようである 』で締めくくらせて頂いたのだが…何とも奇妙な話である。

 他にも…『 見知らぬ自分 』というタイトルのブログ。知人から『 この前、Aさんと会ったんですよ 』と言われたのだが…どう考えても、そのAさんを知らない。そして『 (Aさんから)色々先生の事を聞きましたよ 』とのこと。そのAさんとやらは、以前私が勤めていた職場の人間とのこと。で、〝私らしき人〟の事を色々と話したそうなのであるが…私には全く身に覚えなのないことだったり、私じゃない人がやったことが、私がやったことになっていたり…。逆に、私のやった功績が、他の人間の功績になっていたりする。私には全く身に覚えのない事をした〝私〟がいる。最後は…『 見知らぬ自分に一言。あまり派手なことはやらないで欲しい。少なくとも、本家の私がその被害を被ることになりそうなのだから…。イヤ、もう被っていると言っても過言ではないような気がするのは、はたして気のせいだろうか? 』で締めくくらせて頂いた。こちらも何とも奇妙な話。

 今回のブログ内容も、とっても奇妙な話である。ある学生さんの話。その学生さん、ある日、薬進塾に見学・個別相談を申し込んできた。まあ、時期も時期だったので、見学者は必然的に多くなっていた状況。『 大丈夫ですよ 』と伝え、指定した日時に会うことに。で、指定した日時に薬進塾でお会いして、色々と話を聞いて、まずは一段落。そして、他の見学者と同じように『 何でウチ(薬進塾)を知ったの? 』と聞いてみると…。その学生さん、カバンの中から薬進塾のパンフレットを取り出した。いくつかの大学には、薬進塾のパンフレットを設置させて頂いている。そのパンフレットで、薬進塾を知る人も少なくない。私が講習や学習指導に行っている企業さんが、参加者に配布してくれている場合もある。そうやって、どこからか薬進塾のパンフレットを手に入れたのだろう…と思っていたら…。『 先生が、「 お前はココに行け 」って、このパンフレットをくれました 』と笑顔で話してくれた。『 ああ、大学の先生の紹介か… 』と思い、『 どこの何先生の紹介? 』と聞くと『 ○○の◇◇先生 』。○○には、某薬剤師国家試験予備校の名前が入る。◇◇は、もう忘れてしまったが、よくある名字が入ると思ってもらいたい。で、改めてこの文章を読み直して頂きたい。『 どこの何先生の紹介? 』と聞くと『 ○○の◇◇先生 』…。つまり、他の予備校の教師が、薬進塾のパンフレットを学生さん手渡してくれ、さらに『 お前はココに行け 』と言ったことになる。

 その学生さん曰く…国家試験が残念な結果になったので、今後の指導を乞うために、通っていた某予備校に行ったとのこと。そこで自分の担当だった講師に、国家試験が残念な結果になった旨伝えると…『 なんで落ちたんだ!何やっているんだ! 』と、少々キツめに言われたそうである。それを聞いた時点で『 ? 』となる私。それは、そうであろう。その学生さんとて、好き好んで残念な結果となったわけではない。イヤ、むしろ不本意な結果である。それを『 なんで落ちたんだ! 』と言われても、答える術などないだろう。ましてや『 何やっているんだ! 』と言われたところで…イヤイヤ、何か悪さをして『 何やっているんだ! 』と言われるのなら仕方がない。しかし、その学生さんは何も悪いことはしていない。その学生さんに聞いてみたところ、遅刻・欠席はほとんどなく、普段の成績も良好だったそうである。逆に、そういった学生さんが残念な結果になったのならば、『 自分たちの指導はどうであったのか? 』と目を向けるのが、我々講師の仕事ではないだろうか?つまり『 何やっているんだ! 』は、指導不行き届きであったかもしれない、自分たちに向けられる言葉であるよう思うのだが…。

 で、そんな今一つ不可解な指導(?)を受けていると…。その講師、おもむろに自分の机の引き出しを開けるや否や、そこからパンフレットを取り出したそうだ。そう、薬進塾のパンフレットを…。何故だ?何故、薬進塾のパンフレットが、他の予備校の、ましてや一個人の講師の引き出しに入っているのだ?どう考えても、不思議である。正直な話、大学に設置したパンフレットを、捨てられたり、見えない所に置かれたり…といったことはよくあった。捨てる場合は…おそらく、まとめてどこかに捨てるのであろう。となると…自分の予備校に持ってきて、捨てようと考えていたが…機を逃して、引き出しに仕舞いっぱなしとなった…。イヤイヤ、これは、いささか無理のある考え方であろう。捨てるのなら、まとめてごみ箱に捨てて終わりである。いったん、自分の引き出しにしまっておいて…というのは、少々無理のある考え方である。とりあえず、学生さんに『 何でウチのパンフレットが◇◇先生の引き出しに入っていたの? 』と聞いてはみたものの、その学生さんも『 分かりません 』とのこと。まあ、分からないだろうな…。っていうか、その学生さんも、さぞかし面食らっただろう。今後の進路を相談に行ったら、他の予備校のパンフレットを渡されたのだから…。

 しかも、それだけではない…。パンフレットを渡された後、『 お前はココに行け! 』と言われているのだ。この学生さんも面食らっただろうが、その話を聞いた私は、その数倍面食らったことはお分かり頂けると思う。今後の進路を相談に行ったら、薬進塾のパンフレットを渡され、さらに『 お前はココに行け! 』と指導されたのだから…。頭の中に『 ? 』が無数に駆け巡っていたのだが…そんな頭の中に一筋の光が。何のことはない。私の知り合いの講師が、薬進塾を紹介してくれただけではないだろうか?それなら、これまでの話も分からなくはない。こちとら、薬剤師国家試験予備校講師歴ン十年。予備校の垣根無く、知っている講師は少なくはないし、懇意にしている講師も少なからずいる。そんな講師の一人が薬進塾を紹介してくれた…。なんだ、大したことではないではないか。謎が解けた気分で『 その予備校のなんていう講師だっけ? 』と聞いたところ『 ◇◇先生です 』…知らない。知らないぞ、そんな講師(ちなみに、この後、念のためHP等でお顔を拝見させて頂いたが、全く知らない講師であった)。全く私とは接点が無い講師…。もちろん、その講師は薬進塾とも全く接点はない。以前勤めていたこともなければ、現在勤務している講師陣とも接点はない…。そんな講師の職場の机の中から、薬進塾のパンフレットが飛び出し、さらに『 ここに行け 』と指導(?)される…。これほど不可解なことも、ないのではないだろうか?

 確かに、他の予備校が学生さんを紹介してくれることが、無いわけではない。かくいう私も、何度か経験したことはある。しかし、それは提携等の関係があった場合で、さらに講座の期間や教室の場所の関係で、その予備校に通うのが難しい場合という、特殊な条件下での話。提携もしていなければ、ましてや講座の期間や場所に関しては、しっかり被っている。そんな中で、見知らぬ予備校の講師が、己の机の引き出しから薬進塾のパンフレットを出し、『 ここに行け 』と指導(?)しているのだ。

 あまりよろしくない考えかもしれないが、『 問題のある学生さんだから、手を焼くのが面倒くさくて、コチラに回したのか? 』とも考えたのだが……取り立てて問題のある学生さんという感じではない。こちらも、ン十年と講師をしているのだ。ある程度、接触しただけで、問題がある人物かどうかくらいは、判断できる。確かに個性的かもしれないが、別にそれほど問題にすることでもない。第一、薬剤師国家試験予備校には、個性豊かな学生さんなどヤマのようにいる。その予備校が、その個性をどう捉えていたのか、どう対応していたのかは定かではないが…どうやら、この考え方も不発のような気がしなくもない。

 では、一体、何でこの学生さんを紹介してきたのだろう?他の予備校の講師が、パンフレットまで手渡して。しかも、そのパンフレットは、その講師の机の引き出しに入っていたのだ。奇妙な話である。まあ、こちらとしては、学生さんを一人紹介してくれた訳だから感謝しなければならないし、ましてや入塾を決めてくれ、晴れて塾生さんとなった訳であるから、感謝も一入である。これが大学の先生や、企業の方であるのなら、お礼の一つも言わなければならないのだろうが…今回の場合は、どうしたものだろう?薬剤師国家試験にン十年と籍を置かせて頂いている私であるが、一体どう対応すべきなのか見当もつかない。まあ、事の真相が掴めてからお礼しても遅くはないと思うのだが…どうも事の真相は、永遠に掴めないような気がしないでもない…。世の中には、知らない方がいい事実というものが少なからず、そして確実に存在する。だったら、今回の騒動も、迷宮入りとした方がいいのかもしれない。おおよそ、世に存在する迷宮入りの事件というものは不可解で、奇妙なことが多かったりする。今回の奇妙な出来事も、そんな一つなのではないのだろうか?私は、そういうことにしようと思っている。

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

ブログ 薬進する日々!!の新着記事

このページの先頭へ