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道を選ぶということは…

きみはかんちがいしてるんだ。

道を選ぶということは、必ずしも歩きやすい安全な道を選ぶってことじゃないんだぞ。

 

 まさに珠玉の名言!誰もが知っている、日本生まれの世界的有名人が発した言葉です。では、この珠玉の名言、発したのは誰かというと…ドラえもんなのです。香港、台湾、中国、韓国、ベトナム、マレーシア、シンガポール、タイ王国、インドネシア、キプロス、イタリア、スペイン、フランスで本が出版され、世界をまたにかけて活躍している日本生まれの有名人です。そんな大物(?)だけあって、発する言葉も大したものです。

 格言・名言と言われるものの特徴に「色々な意味合いに取ることが出来る」ということがあります。表現している内容は、文章的には単に一つの内容でしかありませんが、色々な解釈が出来るというものです。文章としての表現は、あくまでも表面的なものでしかありませんが、その言葉の意味合いとしては、もの凄い深みを持っている。それが格言・名言と言われるものの〝隠し味〟だと思います。では、このドラえもんの言葉、国家試験対策的に解釈をしてみますと…。

 この言葉の本筋の部分である「必ずしも、歩きやすい安全な道を選ぶってことじゃないんだぞ」。長いこと講師をやっていますが、国家試験対策において、何気に〝歩きやすい安全な道を選ぶ学生さん〟が多いのです。気のせいか、最近増えてきているような気もします。なにも、わざわざ「歩きにくい危険な道を歩け」とは言いません。でも、物事を習得するには、もちろんそれが学力の習得であっても、それ相応の労力を費やさなければならないのです。「歩きにくい険しい道を選ばなければならない場合もある」ということです。インスタント(本来の意味は「すぐにできること」「手間のかからないこと」)で手に入るものは、あくまでもインスタントで手に入るだけの価値しか持たないものなのです。労力を惜しむということは、裏を返せば「手を抜くこと」。それ相応の成果を得るためには、やはりそれ相応の労力を費やさねばなりません。もちろん「やり易いやり方」や「便利な方法」といったアイテムを利用することは悪いことではありません。しかし残念ながら、全てをそれで持っていくことが出来るかというと、そんなこと…出来なくはありません。出来なくはありませんが、非常に時間をかけなければならないものとなってしまいます。簡単なエネルギー効率で考えてみましょう。山を登る時、急斜面を登ると短時間で頂上に到達することは出来ますが、疲労は大きなものとなります。楽な緩斜面を登って行けば、時間がかかることになります。もしこれを「短時間で楽に登る方法はありませんか?」と聞かれれば、誰もが「そんな方法はないよ」と答えるのではないでしょうか?物事や学力を習得するのにも、これと同じことが言えるのです。

 ドラえもんのこの言葉には「その先には何が待ち構えているのか?」も、示唆されていると思います。「目標に到達するための方法を選ぶということにおいて、歩きやすい安全な道を選ぶということは、必ずしも正しい選択であるとは言えない」つまり「歩きやすい安全な道を選ぶことは、目標に到達出来ない場合が往々にしてある」ということを示唆しているようにも思えるのです。あくまでも、私なりの解釈ですが…。ドラえもんは四次元ポケットから、色々と便利な未来のアイテム(秘密道具といわれているヤツです)を出してくれます。色々なアクシデントに対応できる秘密道具を使って、一件落着を目論むのですが…一件落着するどころか、思いもよらぬ展開を招き、ドタバタの喜劇的結果になってしまうことが多いようです。やはり、どんなに便利な未来の道具があろうとも、物事を解決するためには、それ相応の労力を自分自身が費やさなければならないようですね。どうやら、ドラえもんが誕生した未来でも、人は労力を費やして何かを成し遂げていっているみたいです。今も昔も、そして未来も、これは変わらぬ事実のようです。アイテムはあくまでもアイテム。それを使う人の労力が伴って、初めてその効力を発揮するものなのです。これを読んでいる方の中には、国家試験対策で大変な方もいらっしゃると思いますが、合格のためにはその労力がどうしても必要だということを忘れずに、試験対策に励んで下さい。

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