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サワー考

 私が酒好きで、居酒屋によく行くことは、当ブログご愛読の方は勝手知ったること。ちなみに、私は酒好きであるが、酒を飲む場所にもこだわりがある。そのことは、以前のブログ〝居酒屋考〟で書かせて頂いた。その中では、あまり詳しく触れなかったのだが、私は基本的に〝居酒屋〟や〝焼き鳥屋〟で飲むのが好きである。小料理屋や日本料理のお店となると、今一つしっくりいかない。おそらく、ちょっと(中には凄く)高めの値段設定や高級感ある雰囲気が合わないのだろう。庶民的…というよりも、気取らず・気遣わず酒を飲めるところが、やはり落ち着くのである。蕎麦屋や寿司屋で飲むというのも、なぜか落ち着かない。こちらは『 酒を飲む 』というより『 ご飯を食べる 』という認識の方が強くあるため、今一つ落ち着かないのだと思う。やはり、腰を据えて酒を飲むなら、『 酒を飲むことだけに特化した所 』の方が、落ち着いて飲むことが出来るよう思える。ちなみに…そういった理由から、横にお姉さんが付くお店も正直苦手である。そのお姉さんがキレイであろうが、可愛くあろうが、所詮は初めて会ったばかりの他人。そんな人が横に座っているというのが落ち着かないのである。まあ、初めて会ったばかりの他人と楽しく会話してお酒を飲める人を、私は尊敬してしまうのだが…尊敬と同時に『 何故そんなことができる? 』という疑問も生じてしまうことになる。

 閑話休題。居酒屋で私が頼む飲み物は、最初に中ジョッキ。その後は、ずーっとサワーである。まあ、ほとんどがレモンサワーであるが…。このレモンサワーというのも、店によって違うから注意が必要である。レモンサワーは酸味があってサッパリしている。だから、食べ物との相性がいい。ところが…お店によってはレモンサワーでも、かなり甘味が強いものがあったりする。すると、私的には今一つ料理との相性が悪くなってしまう感がある。口の中が甘ったるくなってしまい、料理の味が今一つ生きてこないよう思えるのだ。だから、料理がおいしい居酒屋でも、レモンサワーが甘いと…自然、そのお店へは足が遠のくことになってしまう。『 他のお酒を飲めばいいんじゃないの? 』と言う方がいらっしゃるかもしれないが、確かに私もそう考えて、焼酎のお湯割りやら、チューハイを注文しては見るのだが…やはり、今一つしっくりいかない。気のせいか、レモンサワーが甘いお店は、他のお酒も今一つ…といったところが多いよう思える。

 実際、レモンサワーがおいしいお店では、レモンサワー以外のモノも頼むことは多い。やはり、スダチサワーやシークワーサーサワーなどの柑橘系類が多い。最近はクエン酸サワーがお気に入りである。このクエン酸サワー、名前の通りクエン酸がベースとなっているのだが、以前から何かとよく注文していた品である。『 以前から何かとよく注文していた 』と書かせて頂いたが、過去形となっている。つまり『 最近はあまり注文していない 』ということなのだが、その理由は…クエン酸サワーを置いている店が少ないのである。もしかすると、このブログを読んでいる方の中には、クエン酸サワーが初耳の方もいらっしゃるかもしれない。そう、あまり聞きなれないというか、サワーとしてはまだまだ市民権(?)を得ていないサワーといえよう。その市民権が得られない大きな理由の一つが『 置いてある店が少ない 』ことだと思う。

 一般的な居酒屋においてあるサワーの種類は、5~6種類位ではないだろうか。ちょっとしたチェーン店だと20種類近く置いてあるお店もあるが、どちらかというと〝サワー〟というよりは〝ジュースにアルコールがチョコット入った飲み物〟といった程度のもの。私が好むタイプの居酒屋だと、5種類くらいしか置いていないお店がほとんどである。〝○○サワー&○○ハイ〟で、合計5~6種類といったところだろうか。ちなみに、〝○○サワー〟〝○○ハイ〟の違いであるが…諸説あるが、一般的に『 炭酸が入っている焼酎ベースのお酒がサワー、炭酸が入っていない焼酎ベースのお酒がハイ 』とされている。まあ、厳密な線引きはないようだ。私も大変お世話になっているが、東京・目黒の老舗飲料メーカー博水社さん。焼酎を割るための〝ハイサワー(炭酸入り)〟という商品を販売している。私も愛飲させてもらっているのだが…この商品など〝ハイ+サワー〟である。謳い文句に『 おいしいサワーやチューハイが作れる 』とある。老舗飲料メーカー博水社さんが、炭酸が入っていても〝ハイ〟と言っているのだ。炭酸ありきで〝ハイ〟か〝サワー〟かの線引きが出来ないということである。まあ、名称の線引きよりも『 美味しいかどうか? 』が酒飲みにとっては重要なことである。おそらく博水社さんも『 そんな細かい線引きは横に置いておいて、美味しいお酒を飲みましょうよ 』と言っているのだと思う。あくまでも私の個人的見解ではあるが…酒飲みとはそういうモノである。美味しい酒が飲めればそれでいいのである。理屈よりも美味い酒が飲めるかどうか?これが酒飲みの根底にある理論である。

 サワー一つとっても、こんなに色々なことが書けるのである。イヤ、私としてはまだまだ書き足りないくらいだ。おそらく、後日、またサワーのことについて書くことになるであろう。サワー一つとっても、やはり奥深いものがある。サワーを見ながら、そんなことを考えて一杯やっている昨今なのである。

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