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赤ウインナーよ永遠に…

 赤ウインナーが好きである。あらびきウインナーよりも、皮なしウインナーよりも、フランクフルトよりも赤ウインナーが好きである(注:魚肉ソーセージは、今回のブログではソーセージ対象外とさせて頂きます:魚肉ソーセージについても、いつの日かブログで書かせて頂くことにはなるとは思いますが)。つまり、色のついていないチョット高級そうなソーセージ類よりも、あの庶民的な赤ウインナーが好きだ、ということである。

 幼い頃は、あの赤ウインナーが食卓にあると大喜びしたものだ。一番記憶に残っているのは、祖母の家に行った時のこと。従姉は皆、学校に行っており、家には私と祖母しかいなかった。祖母は私のためにと、真空パックに入っている赤ウインナーを買ってきてくれ、それを昼食時に炒めて出してくれた。その赤ウインナーは魚肉がメインの赤ウインナーであったが、その美味しさは今も忘れられないものとなっている。

 月日は流れ、私が居酒屋に通うようになった時のこと。現在も通っている居酒屋さんのメニューに〝ウインナーのベーコン巻〟というメニューがあった。何のことはない、赤ウインナーにベーコンを巻いてつまようじに刺し、それを炒めたものであるが、その居酒屋さんに行く度に必ずと言っていいほど、そのメニューを注文していた。

 先ほど『 あらびきウインナーよりも、皮なしウインナーよりも、フランクフルトよりも 』と書かせて頂いたがこれらのウインナーには無い味が、赤ウインナーにはあると思う。あらびきウインナー、皮なしウインナー、フランクフルトの類は、確かに味にそれぞれ違いはあれど、基本的な味の部分は同じように思える。それに比べ赤ウインナーは、それらとは違う独自の味を持っているような気がするのだ。だからこそ、あえて『 赤ウインナーが好き 』と明言させて頂いているのである。

 赤ウインナーが好きという人は意外と多い。いや、嫌いな人を見たことが無い。誰からも愛される味。それが赤ウインナーにはあると思う。俳優、タレントとして御活躍の渡辺徹さん。皆さんご存じのように、奥さんは、やはりタレントで女優の榊原郁恵さん。有名な話であるがおしどり夫婦として有名なこのお二方が、初めてした夫婦喧嘩。その原因が、この赤ウインナー。榊原郁恵さんがウインナーとして使っていたのが、高級なあらびきウインナー。それを、食卓に出していたそうであるが渡辺徹さんが好きなのは赤ウインナー。なのにいつもいつも出てくるウインナーは、あらびきウインナー。それに怒った渡辺徹さんが『 家を出ていく! 』とまで言うほどの夫婦喧嘩になったとのこと。渡辺徹さんが、如何に赤ウインナーが好きなのかが伺えるエピソードだと思う。夫婦喧嘩はともかくとして、渡辺徹さんの気持ちが分からなくもないのは、私だけではないと思う(もちろん、あらびきウインナーが悪いと言っている訳ではないことは、ご理解頂けることと思う)。

 老若男女を問わず好かれている赤ウインナー。昔は〝ウインナーソーセージ〟といえば、赤ウインナーだったが、最近はあまり目にしなくなってきている。もともと赤ウインナーは、昭和の中頃に日本で考案されたものとのこと。そう、赤ウインナーは日本生まれなのだ。その頃は、ソーセージに良質の素材を用いることができず、発色の悪さを隠すため、やむを得ず赤く着色したそうである。もともとは、発色の悪さを隠すために生まれた赤ウインナー。その誕生秘話も驚きであるが、日本で考案された、日本固有の食材であることも驚きである。

 発色の悪さを隠すため、やむを得ず赤く着色したと書かせて頂いたが、この着色に使われているのが赤色102号、赤色3号、コチニール色素等の着色料。特に赤色102号(カナダ、ベルギー、アメリカなどでは食品への使用が禁止されている)や赤色3号(ドイツやポーランド、アメリカでは食品への使用が禁止されている)は、海外ではあまり評判のよろしくない代物。コチニール色素にも諸説紛々あるようだがやはり健康志向の高いご時世において、着色料はあまり居心地のいい状況とは言えないようである。そのせいか、ネット等で調べてみても『 赤ウインナーは身体に』的な考え方が横行しているようである。皆が大好きなのに、今一つ見かけなくなってきている。その背景には、そういった健康志向に関する要因があるのだろう。では、着色料を使用しなければ残念なことに、それでは〝赤ウインナー〟ではなくなってしまう。

 しかしやはり赤ウインナーは人気者なのだろう。最近は、植物由来の色素を使ったり、トマトの赤い色素(リコピン)等を使ったりして、その存続を図っている赤ウインナーがあるそうである。やはり企業側としても、赤ウインナーの人気を認めているのだろう。認めているからこそ、〝赤ウインナーの赤〟を存続させる方法を試行錯誤しているのだと思う。試行錯誤の結果いつの日か、以前のように赤ウインナーが並ぶ日が来るのだろうか?以前よりも、健康的で美味しい赤ウインナーが。そんな日を待ち望みながらも、いつもの居酒屋で『 赤ウインナーのベーコン巻復活しないかなぁ 』と酒を飲みながら、ボンヤリ考えている今日この頃なのである。

 

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