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逃げ出すのは簡単。

 誰にでも逃げ出したくなる時はあります。嫌な事があった時。精神的なダメージを受けた時。悔しくて、悔しくてしょうがない時。思い通りに行かない時、行かなかった時。腹立たしい時。プライドが傷ついたとき。悲しみにくれる時…etc。そして、そんな自分を誰かが笑っている、見下していると思った時。なんで自分がこんな目に合うんだと思ってしまう時。そんな自分には、もう道が無いんじゃないかと思ってしまう時。そんな時、人は全てを投げ出して、逃げ出したくなります。そんな経験は誰にでもあるはずです。もちろん私にもあります。

 『 逃げ出す 』ことは芳しいことではありません。『 そんなこと位分かっている 』という人。では、何故『 逃げ出す 』ことは芳しくないことなのでしょう?これに答えられる人は少ないと思います。理由はいくつかありますが、中でも大きいのは…『 逃げ出す 』ということは、自分が決めた何かを捨てることになるからです。自分で何かを決め、何か事を始めた時。当然ながら、それを遂行するという責任が付きまとうことになります。他人に迷惑を云々…ではありません。あくまでも『 事を遂行することを選んだ自分 』に対しての責任です。その責任を放棄すると、信用を無くすことになります。そう、身への頼…自信というものを無くすことになります。逃げ出すことは、自信を無くすことでもあるのです。

 何故、逃げ出したくなるのでしょうか?前述のことから考えると、往々にして〝自分の思い通りに事が進まなくなったとき〟が逃げ出したくなる時ではないでしょうか?『 嫌な事 』というのは、自分の思ってもいなかったことが起こった時に生じます。精神的なダメージを受けるのも、悔しいと思うのも、腹立たしくなる時も同じです。思い通りではなかったために、プライドが傷つくこともあれば、悲しみにくれることもあります。そう、逃げ出したくなるのは『 自分の思っていた道のりを進もうとしたとき、何かが立ちはだかって、思い通り進めない 』ときに起るのです。道を進もうとした時、壁があって進めない。どんなに壁を壊そうとも、びくともしない。己が知る限りの方法を試してみても、己の全力を出してみても、びくともせず壊れない壁。己の力が通じないことに、ただただ絶望し…そして太刀打ちできない壁に向き合っていること、その向こうにある進みたい道に進めないこと…その苦痛から逃れるために、人はその壁の前から逃げ出そうとするのです。

 しかし…そこからなのです。もうダメだと思ったとき。そこからが本当の始まりなのです。逃げ出したくなる気持ちは分かります。でも、逃げ出したら何も手に入りません。これは、確実なことです。壁の前から逃げ出せば、その向こうにある道に進むことが出来ないのは当たり前の話です。では、どうすればいいのか?やはり、壁の向こう側にある道に進みたいのならば、壁を壊さなければなりません。己の全てを出しても壊れなかったことは分かっています。それでも、自分で壊さなければならないのです。今をときめく松岡修三さんの言葉に次のような言葉があります。

 

 100回叩くと壊れる壁があったとする。

 でも、みんな何回叩けば壊れるか分からないから、 90回まで来ていても途中であきらめてしまう。

 

 非常にいい言葉だと思います。叩いてみて下さい。次の一回で壊れるかもしれませんから…。逃げ出してしまえば、壁は壊れず残ったまま、向こうに行くことは出来ません。ただ、ただ叩いてみる。己のできる限りのことをやってみる。やってみてダメでも、やってみる。そうすれば、その壁が壊れる時がやってきます。あと1回、イヤ5回、10回かも…でも叩き続ける限り、その壁の崩壊が迫ってきていることは確かなのです。地べたに這いつくばって、ボロボロになって叩いたっていいじゃないですか?人から笑われようと、『 あれ位の壁… 』と嘲笑されようといいじゃないですか?目的は『 壁の向こうの道へと進む 』ことではないのですか?。それが、第一なのではないですか?初心を思い出して下さい。何故、その道を選択したのかと?そして、何故その道を進もうと思ったのかを?そうすれば『 壁の向こうの道へと進むこと 』だけが第一であって、他の事など目に入らなくなりますから。そして、分かるはずです。笑われようが、バカにされようが、ボロボロになろうが、プライドが傷つこうが、そんなことは関係ない。道を進むことだけが目的なのだと。

 壁に突き当たった時。行きたくない、行きたくないと思っても行くことが重要なのです。やりたくない、やりたくないと思っても、やってみることが大事なのです。それが『 壁を叩く 』という事だからです。だから、逃げ出さずに叩いてみて下さい。ボロボロになってでも叩き続ける姿の方が、スマートに逃げ出すよりも、カッコよく見えると思いますよ(まあ、見栄えではないですけれど…)。そして、叩き続けて壁が崩れた時…一瞬ハッとするはずです。『 壊れた… 』と…。そして、こう思うはずです。『 思っていたよりも、結構簡単に崩れたな… 』と…。さらに、崩れた壁を見て、こう思うはずです。『 手ごわいと思っていたけど…こんなものだったのか 』と…。そして、そういう思いが持てるようになること。それを〝成長〟と呼ぶのです。

 

 逃げ出したいのは戦っているから。(作者不詳)

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