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冷やし中華は終わらない!?

 時は9月。ウチの半年コースも始まり、新たな学生さんも入ってきて、塾内の雰囲気もリニューアルといったところ。なのに、まだまだ暑い日は続いているようで。今年の夏は例年通りの暑さだったとのことですが、やはり夏には皆さん涼しい食べ物を好むのは至極当然のこと。今年は全国的に、冷やし中華の売れ行きが好調だったそうで、コンビニやスーパーでは販売予定数を超えたそうです。在庫が無くなった店もあるとのことで、とにかく売れ行きが尋常ではなかったそうです。今年は節電の意識が高かった夏ですから、皆さん〝電気に頼らない涼しさ〟を求めた結果かもしれませんね。まあ景気が今一つ(今九つ位か?)のこのご時世、売れ行き好調というのは悪くない話しのような気もします。

 で〝夏〟〝冷やし中華〟とくれば、お約束のように目にするのが「冷やし中華始めました」の文字。これを見ると「おっ!夏が来たな」と思うのは、お約束中のお約束。誰もがネタにする定番季節アイテムです。と同時に、これまた「何故『冷やし中華始めました』はあるのに『冷やし中華終わりました』は無いんだ?」というのも、お約束中のお約束ネタ。言っている方はドヤ顔で言っているのですが、聞いているこちらとしては「お前もか…」といささか呆れ気味になってしまいます。まあ、寒い中に冷やし中華を食べる人もあまりいないでしょうから。あえて終わりを告げなくても、季節や気候がその終わりを告げてくれるようなものなのでしょう。

 でも果たして終わっているんですかね、冷やし中華?メニューにはしっかり載っていたりしますけど…。確かにメニューの〝冷やし中華〟の文字の下に(7月~9月)なんて書いてあるところもありますが、書いてない店の方が圧倒的に多いような…。実は以前、私がよく行く中華料理屋さんで、冬に冷やし中華を食べている人を見たことがあるのです。で、お店の人に「まだ冷やし中華やってんですか?」と聞いたところ…お店の人曰く「別に出来ない訳じゃないから、冬であっても頼まれれば出すよ。材料は揃ってるんだから。ただ、冷やしたりやたら手間暇かかるからね。だから、忙しい時なんかは断るし、まあ、馴染みのお客さんにしか出さないかな。夏はよく出るから、多少手間暇かかっても採算取れるからやるんだけどね」。つまり、出来ないことはないけれど、手間暇かかるから夏限定にしているとのこと。もちろん、これはこのお店の話だから、全ての中華料理屋さんにコレが当てはまるとは限りません。が、このようなお店が他にもあることは十分考えられます。

 冷やし中華の対極的(?)食べ物といえば〝鍋焼きうどん〟。こちらも、そば・うどん屋さんのメニューでは、その名の下に(冬季限定)とか(11月~2月)なんていう、限定期間が書かれていたりします。まあ、暑い盛りに鍋焼きうどんを食べる人がいるのかといえば…いるのですココに!そう、私は真夏にも関わらず鍋焼きうどんを良く食べていたことがあったのです。以前勤めていた職場のある教室で、お昼をとることになったのですが…持ってきてくれたメニューはお蕎麦屋さんのものでした。で「今日はみんなでここから昼食をとろうということになったのですが、先生は何がいいですか?」と聞かれたのです。メニューを見ながらどれにしようか悩んでいると〝鍋焼きうどん〟の文字が。「そういえばしばらく食べていないし、ボリュームあるよな鍋焼きうどんって…」と思い「じゃあ、鍋焼きうどん」と答えたところ、周りにいた人たちはチョットしたフリーズ状態に。それもそのはず。季節は夏、7月の暑いさなかでしたから。「エッ!鍋焼きうどん食べるんですか?っていうか、やってるんですかね?」となったのですが、私曰く「冬限定とか何月から何月までと書いていないから、大丈夫なんじゃないの」。で、ちょっと困惑気味にその人は電話で注文してくれたのですが…「はい…鍋焼きうどん…大丈夫ですか?…」なんていうやりとりを電話口で行うこと数回。電話を切ると同時に「鍋焼きうどん大丈夫だそうです」との一声が。聞くところによると、一瞬お店の人も躊躇していたそうです。が「大丈夫ですよ」との返答があったとのこと。で、数分後、鍋焼きうどんがやってきたのですが…これがなかなか美味しかったのです。で、そこの教室に行った時は、毎回鍋焼きうどんを食べていました。もちろん夏だろうが、春だろうが季節に関わらず食べていました。

 鍋焼きうどんには「鍋焼きうどん始めました」がありません(あるのかもしれませんが、私はお目にかかったことがありません)。もちろん「鍋焼きうどん終わりました」もありません。逆に考えれば、「始めました」も「終わりました」もありませんから、(特に期間が限定されていない限り)1年中食べられるということになるのではないでしょうか?また「大部分の店は冬期間のみの提供」ですが〝大部分の店〟ですから、年中食べられる店がないわけではないのです。もしかすると、冷やし中華もコレに近いのかもしれませんね。まあ、割合的にいったら冷やし中華の方が〝季節限定度〟は高いのかもしれません。でも、実は冬でも食べられる店は、思いのほかあるんじゃないでしょうか?私が行った中華料理屋さんのように「別に出来ない訳じゃない。手間暇かかるから、忙しい時なんかは断る」なんていう店が多いのでは?もしかすると、こちら側が勝手に「冬だからやっていないだろう」と思いこんでしまっているのでは?前述の鍋焼きうどんのように、店側も食べる人はそういないだろうと思ってはいるものの、作らないわけではないのかもしれませんね。そう考えると「冷やし中華終わりました」をあえて出さないことも理解できます。何と言っても〝終わってはいない〟のですから。やはり、これは調べてみなければ…とは思うのですが、冬に冷やし中華を頼むというのは、いささか勇気がいるような気がするのです。「夏に鍋焼きうどんを頼んだやヤツが何を言っている!」とお叱りを受けてしまいそうですけど(笑)。

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