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花火、盆踊りがないのは悲しい…。

 私は夏が好きです。ついでに言うと、春も秋も冬も好きです。まあ一年中好きというよりも「その季節季節が好きと」いったところですかね。夏は確かに暑いですけど、何とも言えない開放感がありますよね。その〝夏だから許される開放感〟が好きなのです。逆に冬は「暖かい家の中でゆっくりと過ごす緩やかな時間の流れ」が好きです。まあ、冬は食べるものも必然的に温かいモノになりますからね。あまり早くは食べることはできません。ゆっくりと時間をかけて食べる訳ですから、やはり時間の流れは緩やかになるというもの。一方、夏は結構早く食べるものが多いような。そうめんや冷麦、ざる蕎麦なんかは「ズズ~ッ」と何気に早く食べるもの。アイスクリームやかき氷なんかは、時間をかけて食べていたら溶けちゃいますからね。冷やし中華やスイカなんかだと時間が経つと温くなっちゃいますしね。やはり夏の風物詩といえる食べ物は「短時間でスパッ」という感じのものが多いのです。味も酸味がかったモノが多いですし、あっさり味のものが多いですから、やはり「スパッとサッパリ」とした感じになるのだと思います。

 で、夏の風物詩の話が出ましたが…夏の風物詩といえば「花火」「盆踊り」「夏祭り」ですね、私的には!いずれも大好きです。何となくわくわくしますし、夏の開放感をさらに彩ってくれるような感じがしますから。「盆踊り」や「夏祭り」は、それ自体も好きですが、やはりセットで付いてくる〝屋台〟!これが何とも心躍らさせてくれるのです。あの屋台で作られ、売られている食べ物の数々!何故にああも美味しそうに見えるのでしょうか?イヤ、実際美味しいし!まあ、祭りや盆踊りのウキウキ状況ですから、美味しさも一入といった感じになるのでしょう。理由はどうあれ美味しいのは確か!あの夏の風物詩と言える〝屋台食(?)〟をつまみに、暑いさなか飲むビールに、何とも言えない贅沢さを、そして〝夏〟を感じてしまうのです!ちなみに花火を見る時には、わたしはアルコールは一切飲みません。トイレに行きたくなるからです。トイレに行って見られない花火があるのは、私としては許しがたいこと!1つの花火も見逃したくないのです。まあ、アルコールを飲まずとも、花火をゆっくり見ているだけで、私は十分満足なのです。

 で、今年もそろそろ「花火」「盆踊り」「夏祭り」季節だなと、楽しみにしていたんですが…。なんと花火大会が中止に…。私の住んでいる街で行われる花火大会は、それはそれは大きなもので、さらにウチのベランダから見られることもあって、毎年毎年楽しみにしているのです。それが今年は中止…。ガッカリしていると、近所の掲示板には「盆踊り大会中止」の文字が…。こうなるとガッカリを通り越してチョットした怒りが…。中止の理由は…花火大会の方は「被災地の被害状況が甚大なこと」。盆踊りの中止内容も似たようなものでした。言っていることは分からなくもないんですが…。確かに、東日本大震災の被害は甚大なものです。多くの行方不明者がいること、未だ避難地域で不便な生活を強いられている被災者の方々がいることは事実であり、由々しき問題であると思っています。1日も早い復興を望むとともに、前述のような悲しき事実は一刻も早く解決されるべきだとも思っています。でも、そのことと花火大会中止を結びつけるのは、あまりにも強引な気がします。東京都葛飾区は、東日本大震災の影響で自粛ムードが広がる中、地域活性化とチャリティーを目的にし、被災地へのエールにしたいと、今年も〝葛飾納涼花火大会〟を実施するそうです。他にも「確かに東日本大震災の被害は甚大だ。でも、被災地へのエールにしよう」として、多くのイベントが実施されています。「応援する」とはそういうことではないでしょうか?東京三大花火大会の一つである隅田川花火大会は、1732年に発生した大飢饉とコレラの死者を弔うため、両国の川開きに花火を催したのが始まりとされているそうです。花火をあげることによって亡くなった方を弔おうというのが始まりだったのです。盆踊りも元々は仏教行事で、精霊を迎える、亡くなった方を供養するための行事です。少なくとも、亡くなった方や悲しんでいる遺族そっちのけで、単に騒いでいる行事ではないのです。「亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りする」。その思いを伝えるために、そして自らその思いを心に刻み込むために行っているのだと思います。被災者の方々のことを思う気持ちは、それはそれは大事なことだと思います。ただ単に〝中止する〟だけが「被災者の方々を思ってのこと」になるのでしょうか?今年で4回目を迎える、横浜のみなとみらい大盆踊りは、東日本大震災復興の思いを込め、売上の一部を義援金として寄付するということです。こういう活動の方が、よっぽど被災者の方々を思い、応援する行為だと思うのですが…。

 今回の東日本大震災でお亡くなりになられた方、深い悲しみに暮れている方、不安な毎日を送っている方、そういった方々には心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧・復興を心よりお祈りいたします。花火大会を行うことや、盆踊りを行うことは、そういう気持ちがないと見なされることなのでしょうか?むしろ葛飾納涼花火大会のように「被災地へのエールにしよう」とか、横浜のみなとみらい大盆踊りのように「売上の一部を義援金として寄付する」として、風物詩と呼ばれる行事を行うことの方が、とても意義あることのように思えます。「東日本大震災があったから、今まで行っていた行事を止めます」ではなく「東日本大震災があったから、今年は被災地へのエールとしてこの行事を行おう」とか「東日本大震災があったから、今年はこの行事を通して義援金を集めよう」とした方が良いと思います。それぞれの行事を通して、助け合いながら人と人との輪を強固なものにしていく。それが季節行事というものの本来の姿なのではないかと思うのです。

 

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