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残念だけど…熱いエールを送ります!

 今回のブログの内容は書こうか、書くまいか悩んだのです。「書かれた方が困惑されてしまうような状況に陥ったらどうしよう?」という思いがあったからです。もちろん陰口を書く訳ではありませんし、悪いことを書く訳でもなければ、社会的に問題があるようなことを書く訳でもありません。なんら疾しいことはないのです。そこで、一つの事実に対する〝私の正直な気持ち〟として書こうと思いました。

 先日、ある講師が薬剤師国家試験対策予備校を辞めました。ある講師といっても、薬進塾の講師ではありません。では、私が以前いた予備校の講師かというと、そうではありません。何かの機会で、どこかで一緒に教鞭を執ったことがある講師かというと、それも違います。私とは一度も同じ職場に勤めたことはなく、講習会等で一緒に教鞭を執ったこともありません。もちろん講義を受けたことも、見たこともありません。そんな講師の方から「辞めました」の電話を、先日頂いたのです。

 実はその講師の方は、私の教え子から紹介された講師なのです。「何故、紹介されたか?」に至る経緯を話すと長くなってしまいますので、省略いたしますが、とにかく教え子から「良い先生ですよ」と紹介されたのが、今回電話をかけてこられた講師の方だったのです。取り急ぎ、教え子を通して連絡し合い、その数日後に会うことになりました。とりあえず形式的な内容のことを話した後、どちらからともなく講義の話に(まあ、講師が二人集まれば大体は講義の話になりますよね)。講義の話、学生の指導に関する話、勉強の話、講師のあり方の話…熱心に話す彼につられて、私も熱く語っていました。彼の講師歴は、私よりも十年以上も短いのですが、熱く語る彼には講師歴以上のスピリッツがあることを感じました。「なるほど…良い講師だな」としみじみ感じたのを覚えています。私が共感することも一つや二つではなく…いや、ほとんどの部分で彼の考え方ややり方に対して、共感をえていました。どうやら彼の方でも、私の話す内容に共感してくれているようで、力強くうなずいては、相槌を打ってくれていました。私は彼の講義を見たことはありません。でも、彼が良い講義をするということはすぐに分かりました。講義なんか見なくても、その人間と接していれば、その人がどういう講義をするのかなんかは分かりますからね。彼と別れてから「色々な講師がいるものだなぁ。最近は良い講師が少なくなっていると聞いてはいるけど…まだまだ良い講師はいるんだなぁ」と感じたことを覚えています。

 そんな彼から「辞めました」と聞いた時、正直とても悲しい気持ちになりました。個人的な理由で退職された訳ですから、致し方がないといえば、それまでなのですが…。やはり良い講師が辞めることは悲しいことです。ましてや自分と同じ思いを持つ講師がいなくなるとなれば、悲しさも一入です。今、薬進塾で私と一緒に教鞭を執っている講師の方々は、本当に本当に優秀な講師の方ばかりです。こんな優秀な講師だからこそ、思う存分その手腕を発揮してもらって、多くの薬剤師育成に貢献していってもらわなければ、もったいないと思っています。まあ、わたしが心配せずとも、ウチの講師陣は講義も学生さんも大好きですから、自分たちの手腕を存分に発揮した熱い熱い講義をされていらっしゃいますが(笑)。今回辞めることになったその講師も「講師の仕事は好きなんですけどね」と言っていましたから、やはり熱い講義をしていたのでしょう。そんな講師であったからこそ、たとえ教える場は違えど、思う存分その手腕を発揮してもらわなければ、もったいないと思いました。前述のように個人的な理由で退職された訳ですから、わたしがあれやこれや言えることではありません。新たなる道を進むことになった彼には、心からのエールを送りたいと思います。そして、もし何かの機会で教鞭を執ることになったなら、同じ講座で、同じ学生を相手に一緒に教鞭を執って、お互い講義の話について熱く語り合ってみたいなと思っている次第です。

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