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うつむいてはいけない。

     うつむいてはいけない。いつも頭を高くあげていなさい。

     世の中を真っ正面から見つめなさい。

 

 ヘレンケラーさんの言葉です。おそらく彼女を知らない人はいないと思います。奇跡の人と言われたヘレンケラーさん。彼女の生い立ちを見れば、奇跡の人と言われるのも、至極当然のことだと頷けます。彼女は2歳の時に高熱の病にかかり、聴力、視力、言葉を失い、話すことさえ出来なくなりました。しかし、サリバン先生から「指文字」「言葉」を教えてもらい、話すことができるようになったのはご承知の通り。その後は、著作家としても活動し、マサチューセッツ州盲人委員会の委員にもなりました。さらに、婦人参政権運動、産児制限運動、公民権運動など多くの政治的・人道的な抗議運動等に参加。生涯における彼女の輝かしい活躍は、フランス政府からレジオン・ド=ヌール勲章、アメリカ政府から大統領自由勲章、そして死後、日本政府から勲一等瑞宝章が贈られたことからもお分かり頂ける事と思います。

 聴力、視力、言葉を失い、話すことさえ出来なくなる。そのような状況に陥ったら、人はどうなるのでしょう?おそらく、生きていることに対し、何の価値も見出せなくなってしまうのではないでしょうか?「自分は何のために生きているんだろう?」「何のために生まれてきたのだろう?」と…。そして、その答が見いだせぬまま、自暴自棄になってしまうのではないでしょうか?ヘレンケラーさんも、幼少の頃は自暴自棄になっていたそうです。その自暴自棄の彼女に手を差し伸べたのが、サリバン先生。そして二人の二人三脚により〝聴力、視力、言葉を失い、話すことさえ出来ない状況〟を克服し、前述のような素晴らしい業績を残す事が出来たのです。

 聴力、視力、言葉を失い、話すことさえ出来ない…そういったどん底から這い上がってきたヘレンケラーさん。だからこそ、人生の真理が分かるのではないかと思うのです。そう「うつむいてはいけない」ということ。そして「いつも頭を高くあげていなさい。世の中を真っ正面から見つめなさい」ということ。人は何かよくない事が起きると、うつむいてしまいます。そして、顔を上げなくなってしまいます。私も子供のころ、泣く時はいつも下を向いて泣いていました。頭を上げる事が出来ずに、ずっと下を向きながら泣いていました。泣きながら見ていた、小学校の教室の床は今でも鮮明に覚えています。周りからどんな声が聞こえてこようとも、それが自分とは全く無関係のものと思えてなりませんでした。床だけを見ている、自分だけの世界。周りのいかなることも無関係で、取り残されている一人ぼっちの自分。うつむいて下ばかり見ていると、本当に一人になってしまいます。しかし、それは自分自身が外界との接触を絶っているからに他なりません。そう、自分自身で一人ぼっちのさみしい世界を作り出し、自ら一人ぼっちになってしまっているのです。だからこそ、ヘレンケラーさんは言っているのではないでしょうか?そこから抜け出さなければならないと…。そして、その方法こそが「いつも頭を高くあげていなさい。世の中を真っ正面から見つめなさい」ということなのではないでしょうか?

 一人ぼっちの世界では、自分自身が考えた事だけが先行されます。例えそれが事実でなく、単なる自分自身の思い込みであろうとも…。えてしてそういう時は、悲観的なネガティブな思い込みや、弱気な偏見が自分自身の中で優先されてしまいます。私が小学校の時、泣いている時もそうでした。悲観的でネガティブで弱気なモノに支配されていました。そして、自暴自棄になることも何度もありました。ヘレンケラーさんも、このような体験をしてきたのではないでしょうか(もちろん私が泣いている状況とは雲泥の差であることは間違いありませんが…)?ヘレンケラーさんも、見えない・聞こえない・話せないという外界との接触を取ることが出来ない、一人の世界を経験しています。だからこそ、悲観的でネガティブで弱気なモノに支配され、幼少は自暴自棄になっていたのではないでしょうか?そこから這い上がったヘレンケラーさんだからこそ、そこから抜け出す方法を知っていると思うのです。その方法こそが、冒頭のヘレンケラーさんの言葉だと思うのです。

 先日は、第99回薬剤師国家試験でした。この国家試験を受験したことによって、受験生の皆さんは色々な想いを持たれたことと思います。もしその想いによって、悲観的でネガティブで弱気なモノに支配されてしまっている人がいるならば、冒頭のヘレンケラーさんの言葉を思い出してみて欲しいのです。ヘレンケラーさんは、他にもたくさんの素晴らしい言葉を残しています。これも是非、読んでみて欲しいと思うのです。

 

・ 何か素晴らしいことを達成するための努力というものは、

    決して無駄にならないことを覚えていなさい。

 

・ 顔をいつも太陽のほうにむけていて。影なんて見ていることはないわ。

 

・ ひとつの幸せのドアが閉じる時、もうひとつのドアが開く。

 しかし、よく私たちは閉じたドアばかりに目を奪われ、

 開いたドアに気付かない。

 

・ あきらめずにいれば、あなたが望む、

 どんなことだってできるものです。

 

・ 元気を出しなさい。今日の失敗ではなく、

 明日訪れるかもしれない成功について考えるのです。

 

・ 世の中はつらいことでいっぱいですが、

 それに打ち勝つことも満ち溢れています。

 

・ はじめはとても難しいことも、続けていけば簡単になります。

 

・ あなたは困難な仕事を自分に課しましたが、

 あきらめずにがんばれば、うまく行くのです。

 そして、成功への障害を克服することが喜びとなるでしょう。

 

・ 自分でこんな人間だと思ってしまえば、

 それだけの人間にしかなれないのです。

 

・ 人生はどちらかです。勇気をもって挑むか、棒にふるか。

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