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羊飼いなしでは途方に暮れてしまう羊のようになるのはやめましょう。

 以前「個の強さ」というタイトルのブログでも書かせていただきましたが、私の師と呼べる方が、今年に入ってから本を出版されました。ブログの中で、その本の中に書いてある一節を紹介させて頂いたのですが、今回のブログのタイトルも、その本に書いてある一節です。

 「個の強さ」というタイトルのブログでも、関連した内容を少し書かせて頂いたのですが…。最近の学生さんは受け身の方が非常に多くなってきています。大学の先生達と話をしていても、100%と言っていいほど「学生さんが受け身になっている」ということに賛同してくれます。先生達曰く「自分から行動しない」「自分から行動を起こすということが出来ない」、そんな学生さんが増えてきているというのです。もちろん、我が薬進塾は薬剤師国家試験対策予備校。薬学の学生さんが集まって来るわけですから、「受け身の学生さんが多くなってきているなぁ」と感じるのも至極当然の話。そんな話を先生達としていると「だから、こっちから何かしてあげないと、何にもしないんだよ」という話もよく耳にします。「こっちは『大丈夫なのか?』と心配してるんだけど、本人はどこ吹く風で何もしないんだよね」なんていうことを、苦笑いしながら話してくれた先生もいらっしゃいました。さらに「受け身ということもあるんだろうけど…1人じゃなにも出来ない学生さんも多いんだよ。何かあると友達と一緒とか、友達が○○だから…何ていう具合に、友達と一緒という理由で物事を決めてしまう。自分の意志というものが無いのかね」と、困った表情で話してくれた先生も一人や二人ではありません。この発言内容などは「個の強さ」というブログ内で、私が書かせて頂いたのと同じ内容。やはり、皆同じことを感じているんだなと思う次第です。

 全員がそういう学生さんばかりという訳ではありません。「(以前に比べて)多くなっきている」というだけで、皆そうだという訳ではないのです。ですから「受け身ではなく、自分で考え自分で決める」という学生さんも、沢山いらっしゃいます。先日、申し込んだある学生さん。初めは電話で資料請求をしてきたのですが…その後も、何度か電話をかけてこられ、その度に色々と相談を受けていました。そんなある日、また電話がかかってきたのですが、その内容は「半年コースに通おうかと思っていたんですが…一年コースの方がいいんですかね?」といったもの。ホームページに掲載されている「第98回薬剤師国家試験 旧4年制過程 既卒者 合格インタビュー」を読んでいるうちに、一人で色々考えてみたとのこと。で、電話で前述のような内容の話をされたので、取り急ぎガイダンスにくることをお勧めしましたのですが、仕事の関係もあり参加するのはチョット難しいということでした。とりあえず、出席受付にしておきましょうということで、話はいったん終わったのですが…。後日、「仕事を休みにしましたので、ガイダンスに出席します」という電話が。これには、さすがの私もビックリ。ガイダンスは日曜日だったのですが、ガイダンスを勧める内容の話をしたのが火曜日。その学生さん曰く「どうしても話をしたかったので」。もちろん、日曜日のガイダンスには参加されました。ガイダンス終了後、個人面接で話をしていた時に「会社には、長期休めるかどうかの話をしました。私としては1年休職をということで話をしたのですが、どうなるかは上と相談してみないと分からないといわれました」とのこと。話を聞きながらも「久々に熱心な人に会ったな。最近の学生さんには珍しいタイプだ」などと思ったのですが、その後の発言に、さらにビックリ。「休職出来なかったら、会社辞めてきます」。ビックリしつつも、よくよく考えてみれば…。「薬剤師国家試験の講師を始めて早ン十年。講師になった当初は、このような学生さんはいっぱい…というよりは、こんな学生さんばかりだったよなぁ…」と改めて思い出した次第。結局、その学生さんは一年コースに申し込まれたのですが…いまだにこの学生さんからは、これからの受講に関して、もの凄いやる気が感じられるのです。

 勤めていた会社を辞めるということは、それはそれは大きなことです。でも、それ以上に薬剤師の免許が欲しい。だから、自分で会社を辞めることを決めて、薬剤師の免許を取る決意を固める。昔はそんな学生さんばかりだったような気がします(会社を辞めることを推奨しているわけではありませんので、ご注意をば)。そこには受け身の姿勢は微塵も感じられませんでした。誰かの指示を待っている訳でもなく、誰かと同じにするのでもなく、周りを見て判断するのでもない。自分で考えて自分で決め、自分で自分の道を見出す。「自分で決めたこと」に対する確固たる意志を感じることができました。だからこそ、国家試験対策にも熱意というものが感じられましたし、獅子奮迅たる〝やる気〟や〝合格への意気込み〟が感じられました。〝やる気〟や〝意気込み〟というものは、受け身でいては決して手に入れることが出来ないものだと思います。「自分で選ぶ」「自分で決める」当たり前のことですが、実はこれこそが〝やる気〟や〝意気込み〟というものの基になっているのだと思います。

 ブログ冒頭で紹介した、本の中にはこんな一節も書いてあります。

探し、見出す努力をして下さい。

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