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昨日は合格発表

 二十数年、この仕事を続けていても、やはり合格発表は緊張します。「エッ!?先生でも緊張するんですか?」という人。そりゃあ緊張しますよ。大事な教え子の合否が分かる日なんですから!そりゃあ確かに、国家試験の日も緊張しますよ。でも、それとは違った緊張感があるのは確かです。ある意味、我々のような仕事をしている人間にとっては集大成の日ですからね、合格発表の日は。どんなに「いい講義ですよ」なんて言ったところで、合格してもらわなければ話になりませんから。そんなわけですから、学生さんから「合格しました」「受かりました」なんて声を聞くと嬉しさも一入。「この仕事やっていて良かったな」としみじみ思ってしまうのです。

 昨日も14:00(合格発表開示の時間)を過ぎたかと思ったら早速電話が。電話に出ると、早速、教え子の嬉しい声で「受かりました!」。時間的に見ても、合格発表を見てすぐに電話をかけてくれたんでしょう。大学の先生に教えるよりも先に私たちに連絡をくれたわけで、申し訳ないやら、嬉しいやらで…。「ありがとうございました。先生方のおかげです」の声には、こちらが逆に感謝したい位です。「ああ良かった」なんて喜んでいると、続々と嬉しい電話が…。今回の学生さんの中に、昨年の国家試験までは自分で勉強していた学生さんがいました。今年はウチに来て勉強していたのですが、合格の報告を電話でしてくれて「自分でやっていたら、受からなかったと思います」と言ってくれた時には、ついこちらが涙ぐんでしまう状況に。今回で7回目の受験、やっと合格した学生さんからの「先生のおかげです。ありがとうございました」の電話にも、ただただ嬉しい限りです。もちろん、合格したのにまだ電話がかかってこない学生さんもいるのですが、きっとご両親に報告したり、親戚に報告したりで忙しいのでしょう。私たちは後回しでいいですから、お世話になった方、心配してくれた方にしっかりと報告して下さい。

 今回の国家試験、色々な思いの人がいると思います。合格された方、残念な結果になってしまった方。でも、どんな結果であろうとも、やるべきことは一つです。「次にやるべきこと・次に進むべき道を探すこと」です。人生は千変万化します。立ち止まることはありません。結果は結果として、それを次に進むための糧にしなければならないのです。合格された方もそうでない方も、もう次のステップに足を踏み入れているのです。次のステップに入っている以上「これから何をすべきか」ということを自らの意思で決めなければなりません。いつまでも立ち止まっているわけにはいかないのです。「でも何をすべきか分からない」という人。そういう時こそ原点に戻って下さい。「なぜ薬剤師になろうと思ったのか?」これが薬学にきて薬剤師になろうと思った人の原点です。この原点に戻り、次にやるべきこと・次に進むべき道を探してみるのが、まずは一番先に始めるべきことだと思います。合格に酔いしれるのもいいでしょう。悲しみに暮れている方もいるでしょう。でも、忘れないでください。確実に次のステップに進んでいるということを。それをしっかりと受け止めて、次にやるべきこと・次に進むべき道を探してみてください。

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