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まずはさておき…お疲れ様でした!

 国家試験お疲れ様でした。とにもかくにも国家試験は終了。〝国家試験受験〟という一つのことを成し遂げた訳ですから、成し遂げた自分を褒めてあげて下さい。自分で自分を褒めるということも、それはそれは大事なことなんですよ。特に、何か一仕事終えた後に自分を褒めることは、大切なことなのです。自分を褒めることによって「やり遂げた」ことを認識し、自分の中に一つの区切りをつけることが出来るのですから。これをするかしないかで、今後の進み方は大きく違うものになってしまうのです。

 進むためには、一歩踏み出さなければなりません。一歩踏み出すためには、スタートラインが必要です。スタートラインとは何でしょう?「競走で、出発点に引かれた線。また、物事の出発点(大辞泉)」とあります。ラインというわけですから、当然〝線〟が存在します。往々にして、線は区別するために用いられます。人生におけるスタートラインという線は「今までとこれからを区別するための線」です。今までから脱して、新たなる第一歩を踏み出すための線、それがスタートラインなのです。もちろん「人生におけるスタートラインという線」は一本ではありません。人は何かを遂げる度に、そして新たなる何かを目指す度に、このスタートラインという線を引くことになります。そして、このスタートラインという線を引くのは、誰であろう自分自身なのです。自分自身が、新たなる第一歩を踏み出すために、自分自身で引く線。これが「人生におけるスタートラインという線」になります。これがなければ、第一歩は踏み出せません。恐らく何事をも成し遂げることは出来ないでしょう。単に惰性的な、今までの延長の繰り返し。メリハリもなく、単に時間に沿って流れるだけとなってしまいます。今までとは決別して、新たなる気持ちで、新たなる事に取り組むための第一歩には、今までとを区切るための線であるスタートラインが必要なのです。成し遂げた自分を褒めるということは、このスタートラインを引くためのものでもあるのです。

 「今までとは決別する」ということを言うと「今までのことは今までの経験として、大事にしなければ云々…」という人がいますが、それは早とちりと言うもの。ここで謂う所の「今までとは決別する」という意味は、過去を疎かにするという意味ではありません。過去に得たことは過去に得たこととして大切にし、それを持って新たなる道を進むという意味です。何気に人というのは過去を引きずってしまう生き物。「今までとは決別する」という意味には、悪しき過去に引きずられないという意味も含まれているのです。スタートラインに立った以上、後ろを振り返る必要はありません。振り返らず、過去の思いは胸の内に秘めておくのがいいと思います。そして、第一歩を踏み出すのです。「振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない」といったのは、日本の詩人、劇作家、歌人、演出家、映画監督、小説家、作詞家、脚本家、随筆家、俳人、評論家、俳優、写真家など、多彩なる肩書きを持つ寺山修二氏。寺山氏が、生涯、どれほど多くのスタートラインに立ったであろうかは、その肩書きの多さからも伺えることと思います。だからこそ、前述のような言葉が発せられるのでしょう。「振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない」と…。

 薬剤師国家試験が終わった今、受験された方は新たな一歩を踏み出す時期に来ました。もちろん、長い長い受験生活でしたから、休憩も必要。しばらくはゆっくりと休んで下さい。リフレッシュすることも、これまた大事なことです。試験が終わった学生さんに「ここしばらくは、何をすればいいですかね?」なんていうこともよく聞かれます。その度に私は「〝寝る〟だとか〝食う〟だとか、頭を使わない本能的なことをするのがいいよ」と言います。あまり頭を使わないこと、つまり「本能的なこと」がいいと思いますよ。ぶらっと旅に出たり、別に目的もなく道に従ってどこかに行ったりなんていうのも〝本能の行動〟と言えるんじゃないでしょうか。リフレッシュとは「元気を回復すること。また、生き生きとよみがえらせること(大辞泉)」です。新たなる第一歩を踏み出すためには、元気だって必要です。試験を終えた今、それを成し遂げた自分を褒め、新たなるスタートラインを引き、そして第一歩を踏み出すための元気を養う。これが、今の時期には一番いい過ごし方だと思いますよ。

 まずはともあれ、国家試験お疲れさまでした!

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