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地下鉄考

 出張が続き、ブログの掲載がすっかり遅れてしまいました。「掲載が遅れた」というと、なんだか「ホームページを担当している人が、ブログを載せるのが遅れた」と聞こえてしまいますので、誤解のないように言っておきますが、正しくは「書いて、提出するのが遅れた」であって、もちろんそれは私の不徳の致すところ。まあ出張と申しましても、そんな大げさなものではなく、ほとんどが都内を動き回るだけのもの(もちろん他県に宿泊のものもありましたが)。で都内の移動なのですが、何気に「あそこから、あそこに行くには、どの電車が…」なんて、つい思い悩んでしまう場面がしばしば。〝地図帳〟というか〝ガイドマップ〟というか、そんなものを片手に試行錯誤なんてことも、良くありました。そんな訳ですから〝地図&ガイドマップ〟は、私の鞄の常備品となっております。

 常備品ではあるガイドマップですが、最近はチョット出番は少なくなりました。皆さんもご存じのように、今やネットを利用して、目的地までの道のりを調べる時代。私も例外なく、パソコンやら携帯やらで目的地までの道のりや時間を調べてから、移動しております。昔なんかは〝ぴあMAP〟で「ここから、ここまでが○分で…ここで乗り換えて、チョット歩いて…で○○に乗って〇分で…」なんて、いちいち予測(?)を立てながら、目的地までの時間やルートを導き出していましたからね。そう考えると、ずいぶん便利になったものです。出発地と目的地、到着時間を入れるだけで〝最短時間〟〝最少乗り換え数〟〝最安値〟等のルートを、それぞれ探し出してくれるんですから。以前では考えもしなかったルートが出されると「オッ、そんな行き方があったのか!」なんて感動することもしばしば。ガイドマップ上では、一見、近くないように思える路線の組み合わせなのですが、実際はそれを利用した方が速かったり、近かったり、楽だったりするのには、驚きの一言。今まで発見していなかった〝良きモノ〟を発見したような、何とも言えないウキウキ機嫌となってしまいます。

 で、改めて思うのです…都内を移動する際、ある場所からある場所に移動する時、思いのほか何種類もの行き方というか、ルートパターンがあるということを…。調べてみると、都内だけで13種類の地下鉄があるそうですからね。そりゃあ、組み合わせ的にも色々なルートパターンが存在することになるでしょう。13種類…。いつもは格段気にもせずに利用していた地下鉄ですが、改めて〝13種類〟と聞かされると、ビックリですよね。我が薬進塾に来る際に利用可能な地下鉄も、何気に3路線ありますから。都内を利用する際に、格段不便を感じることもなく、目的地まで移動できるのは、そういった理由があったからなんでしょう。

 私が実家からこちらに来て、ビックリしたことの一つに、この〝都内の交通網〟がありました。こんな一都市の中に、なんでこんなに多くの移動手段というか、鉄道網があるのだろう(まあ一都市といっても首都ですけどね東京は)。もちろん、JRも含めてそう感じたのですが、やはり地下鉄の多さには驚愕の思いでした。私の地元には地下鉄なんぞはありませんでしたからね。まあ最寄りの都市には、地下鉄はあったんですが…もちろん1種類だけの路線でした(その後、もう2種類ほど増えましたが)。おまけに、通常の地下鉄とは違い、鉄車輪ではなく〝ゴムタイヤ〟の地下鉄でしたね。ちなみに現在もこの地下鉄、ゴムタイヤ方式らしいのですが…

 ①加速・減速性能に優れている。

 ②急勾配における登攀(とうはん:よじ登ること)性に優れている

 ③乗り心地が良く、保線の必要が少ない

 ④騒音が少ない。

などの特性があるとのこと。なるほど…実家に帰る際に、その地下鉄に乗る機会が良くあるのですが、確かに車内は、都内の地下鉄より静かですね。動き出しや止まる時もスムーズというか、あまり揺れ的なものや衝撃を感じません。子供の頃は、そんな地下鉄にしか乗ったことがありませんでしたから、そんな地下鉄がノーマルだと思っていました。まさか、あの地下鉄だけの特性だけなんて思わなかったですね。

 さらに、子供の頃、そんな地下鉄を乗るのに一番驚いたのが〝自動改札〟だったこと。今でこそ当たり前のような自動改札ですが、子供の頃は衝撃というかカルチャーショックでした。乗車券(まあ切符ですね)を入れると、無人の改札機のドア(フラップドアというらしいです)が〝バン〟と開くのですから。さらに衝撃に追い打ちをかけたのが、乗車券を入れなかったり、正規の乗車券を入れないと、やはりとドアが〝バン〟と閉まってしまうこと。子供ながらに「ちゃんと不正が分かるようになっているんだな」と感動したものです。ましてや違反をしようものなら、ドアが違反者を締め出す訳ですから、なんか漫画に出てくるような、未来的モノを感じたりもしました。調べてみると、磁気乗車券を使用した自動改札機を本格的に全面採用したのは、この地下鉄が日本で初めてだそうで。なるほど未来的に感じたはずです。確かに子供の頃「何で地下鉄の切符はこんなに薄くて、裏が黒いんだろう」と思ったことがあります。昔は切符は厚紙で、白かった(というか紙色)でしたから。裏が黒かったのは、今でこそ周知の事実となってしまいましたが〝磁気〟の関係だったんですね。実はこの自動改札機、前述のように〝日本で初めて磁気乗車券を使用した自動改札機〟なんですが…乗車券を〝裏〟にして入れると、ドアが閉まってしまうのです!ですから、友達と話しながらこの自動改札を通ろうとして、乗車券を裏にして入れてしまい、ドアが閉まってしまったことが何度もあります。もちろん都内の方の地下鉄の自動改札では〝裏〟にいれても、しっかりと読みとって認識してくれます(もちろんJRの自動改札もです)。「さすがに今は改良されただろう」と思い、その地下鉄を調べてみたところ…現在使用されている自動改札機も最新型を含め、切符・カード・定期券を裏にして入れることが出来ないそうで、裏にして入れた場合は「表にして入れ直してください」といった類の内容が表示され、扉が閉まるそうで。ん~…せっかく一昔前は〝未来的〟だったんだから、現在の〝裏入れ不可システム〟も〝現在から見て未来的〟にしてくれればいいのに…。まあ、逆に〝レトロチック〟でいいのかもしれませんけど。確かに、いまだにその地下鉄に乗る時は「表にして入れなくちゃ」なんて、ある種緊張感を持ちながら、自動改札を使用しますから。都内で地下鉄に乗る時は、そんなこと考えずにスイスイと通ってしまいますからねぇ、格段何も考えもせずに。ですから〝自動改札を通る時の緊張感〟…これはこれで何となく楽しいものなのかもしれません。地下鉄にも地域性というのがあるのでしょうが、この緊張感を感じると「帰ってきたな」としみじみ思ったりもしますんで、やはりこれはこれでいいものなのかもしれませんね(笑)。

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