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雨の日は 勉強に向いているのか?

2022/04/28

 最近は雨の日が多い。まあ、雨の日というよりも『 途中から雨が降る日 』『 途中から雨がやむ日 』といった方がいいかもしれないが…まあ、雨とお付き合いすることには変わらないから、雨の日といってもいいだろう。

 『 雨の日は身も心もさわやか 』という人はあまりいないだろう。本当は、晴れの日だろうが、雨の日だろうが、身も心もさわやかというのが、ご機嫌でいられる法則なのだが…。私は、〝ご機嫌でいられる法則〟を人生に取り入れることに日々精進しているのだが…なかなか雨の日の〝ご機嫌対応〟には難しいものがある。まあ最近は、雨の日でもやっとそういった心持に持ってくることもできるようになったが、それとて、まだ意識して『 心持に持ってくること 』をしなければならないわけで、やはり、すんなりとはいかないものである。結局のところ、どうも雨の日は身も心もさわやかとは、なかなか上手くいかないものということになってしまう。

 実は、講義にも天気は何気に影響してくる。まあ、どうしても雨の日は暗くなってしまうから、教室の中も今一つ暗い。晴天だろうが雨の日だろうが、講義は教室の蛍光灯を付けながら行われるのだが…外が暗い分、どうしても蛍光灯の明るさ、白い光が強く感じ取られてしまう。外が暗く、中は煌々と明るい。そして蛍光灯の白色は冷たさというか、無機的な感じを与えることになる。結果、教室の中は少々寒々とした感があり、無機的な雰囲気が強く漂う感がなくもない。そして雨音は聞こえるが、それ以外の音が耳に入ってこないことも確かである。雨が音を消しているのであろう。いつもより、〝街の生活音〟が聞こえてこないのは確かである。よって、晴天の時と比べると、教室の中は静かな場合が多い。

 そういったことは、学生さんたちにも影響しているようである。雨の日の講義は、晴天の日の講義と比べて、学生さんがおとなしいよう思える。反応が薄めというか、動きも少ないような気がする。まあ、雨音と程よい暗さと、無機的な催眠効果が眠気を誘っているのもあるのだろう。雨が音を消しているため、教室の中が静かなことも眠気に拍車をかけているのもあると思う。実際、晴天の時の講義に比べると、雨の日の講義方が眠そうな学生さんが多いような気がするのも確かである。

 講義を行っている方としては、学生さんの反応がない講義は、正直やりにくい。特に薬進塾では、塾生さんの反応を見ながら講義している。塾生さんの反応を見て『 おっ、分かっているな 』とか『 今一つ難しそうだな 』『 スピードが速いかな 』と分析しながら、講義を進めている。そうやって反応を見ながら、色々な調整をして講義を進めていっているのである。場合によっては、その調整が、次回の講義のフォローになったりする場合もある。そうやって、塾生さんの反応を見ながら、講義を組み立ていっているのであるからして、その指針となる塾生さんの反応が無いことには、少々講義がやりにくくなってしまう。だからこそ、塾生さんには大いに反応してもらいたいものなのだが…雨の日が原因ともなれば、これはなかなか難しい。自分の意気込みはあっても、やはり外界の要因にはどうしても左右されてしまうのは、ある意味致し方ない。

 では雨の日は、100%講義に向いていないのかというと、あながちそう言えないこともあるのは確かである。単刀直入に言ってしまえば、雨の日は心なしか、学生さんの集中力が上がっているような気がする。前述のように、確かに眠そうな学生さんもいなくはないが、それ以外の学生さんは集中力が高まっている感がある。反応は確かに少ないものの、いざ反応したときは動きがシャープというか機敏である。線一本引くのにも、パッと動く。それも最小限の動きで、ピシッと決めているよう感じられる。晴天よりも教室内は静かであるが故、集中力も研ぎ澄まされているのだろう。反応がシャープなのも頷けなくはない。もちろん、静かであるが故、講師の話している内容も耳に入りやすいというか、ダイレクトに伝わるのではないだろうか?熱心に聞いている感が、程よく伝わってくるのも確かである。

 こうなると、果たして講義を行っている時は雨が降った方がいいのか、雨が降っていない方がいいのか…。なかなか判断が難しいものもある。雨の日は、学生さんといえども、少々憂鬱気味であることも確かである。私が、国家試験の日に雨が降ることを嫌うのは、そういった理由からである。試験を受ける学生さんが、少々とはいえ憂鬱気味というのは芳しくない。同じように、少々憂鬱気味な状態で講義を受けるということも、芳しくないことは言わずもがな。しかし…集中力が増すとなると、一概に雨の日を否定するのも如何なものだろうか?やはり、講義には集中して臨んでもらいたい。講師としてもその方がやりがいがあるし、学生さんとしても集中した方が、講義から得られるものが大きいからである。果たして、降った方がいいのか?降らない方がいいのか?悩んでしまう所なのだが…こういった事で悩んでしまうのも、もともとは雨が降るせいである。雨さえ降らなければ、こういった事に頭を悩ませることもない。となれば…私としては〝降らない方がいい〟という方に、一票を投じさせていただきたい。そういう気分なのである。

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