イメージ画像

うまい棒 百花繚乱!

  うまい棒といえば誰もが知っている日本の駄菓子。〝株式会社やおきん〟さんが日本で販売している棒状のスナック菓子であり、キングオブ駄菓子といっても過言ではないほどの人気駄菓子である。イヤ、駄菓子という言葉さえもふさわしくないのかもしれない。今や、スナック菓子としては大手製菓会社の商品と肩を並べるほどの知名度を持っている菓子なのだから…。おそらく、今の日本ではうまい棒を知らない人のほうが少ないのではないか?総理大臣の名前は知らずとも、うまい棒は知っている…という人がどれほどいるのだろう?うまい棒の知名度は、総理大臣の知名度さえも上回るのだ。もちろん、うまい棒を知らない人もいるだろう。しかし、恐らくそれは単に自分が駄菓子を好む年齢に、うまい棒が存在しなかったという理由からではないか?ならば、知らずともやむをえないことだ。何らうまい棒の知名度と人気度に疑問を投げかけるものではない。今や、国民的駄菓子…イヤ、失礼、国民的製菓といっても過言ではないほどの人気度を秘めている菓子…それがうまい棒なのではないか?

  私がうまい棒を知ったのは、確か中学生の頃だったと思う。友達と駄菓子屋に行ったときに、初めてうまい棒を見た時に「ふ~ん、こんなお菓子が出来たんだ」と思った覚えがある。諸説紛々あるが、私の地元では、実はうまい棒より先に〝うまか棒〟というお菓子が発売されていた。CMで見た覚えがあるのだから、もしかすると全国区で〝うまか棒〟の方が先立ったのかもしれない。その真偽のほどは定かではないが、少なくとも私の地元では〝うまい棒〟より先に〝うまか棒〟の存在があったのだ。ちなみに、「〝うまか棒〟とうお菓子」と前述したが、正確にはうまか棒は「株式会社明治(旧・明治乳業)さんが販売しているアイスキャンディー」であり、一般に言うところの〝アイス〟である。もちろん、私もうまか棒を食べたことはある。だからこそ、うまい棒を見たときに「なるほど、似たような名前の菓子できたのか…」と思ったものだ。

  私が始めに知ったうまい棒は〝ソース味〟。これが、歴史に名だたるうまい棒の第一弾味になろうとは、そのときは知る由も無かったのだが…。子供ながらに新商品を買って食べた感想は「まあ、こんなもんだろうな」。当時は、駄菓子屋で売られている菓子といえば、いまひとつメジャーじゃないものが多かった時代。そんな時代背景の中、登場したうまい棒は、やはりその時代の駄菓子が背負うべき宿命を背負っていたのかもしれない。しかし…第二段として販売された〝サラミ味〟。これが、我々の間で大ブレークを巻き起こした。確かに考えてみれば、当時のスナック菓子の味付けといえば、前述の〝ソース味〟や〝チーズ味〟〝カレー味〟〝塩味〟位なモノだった様な気がする。少なくとも、現在ほどスナック菓子の味付けの種類は、多くなかったことは間違いないのだ。そんな中で発売された〝サラミ味〟。そう、今までに味わったことの無い〝ニューウェーブな菓子味〟なのだ。私も強烈なセンセーショナルを感じたのを覚えている。かくいう私の友人たちも「うまい棒のサラミ味は美味い」と、サラミ味を買いあさっていたのを覚えている。中学生が買いあさるといっても、所詮1本10円のうまい棒。1人10本も買えば大満足である。かくして私の地元では、一時期、街中の〝うまい棒・サラミ味〟が店頭から姿を消すという事態に陥った。まあ、販売しているのが街に一軒しかない駄菓子屋であり、そこの予想仕入れ数以上の〝うまい棒・サラミ味〟の需要が起こったというだけの話なだけであるが…。

  何故、今回のブログでうまい棒の話なのかというと…。実は今、ウチの学生さんたちの間で〝うまい棒〟が流行っているのである。流行っているというよりは、皆、事あるごとにうまい棒を食べているといった状況。別に、薬進塾のそばに駄菓子屋さんが出来たとか、近くの店でうまい棒フェアをやっているというわけではない。実は、ある学生さんが問屋さんに行ったところ、うまい棒が1袋に30本入って240円という価格で売っていたとのこと。で、買うことになったそうなのだが、いかんせん1袋に入っているのは同じ味。価格が安いということもあり「じゃあ、色々な味を…」と何袋か買うことになったそうなのだが…5袋買ったとしても 30×5=150 で150本。さすがに、うまい棒150本を一人で食べるというわけにはいかず、皆に持ってきてあげた…という経緯。そんな理由で、我が薬進塾では、うまい棒をやたら目にするようになったのだ。もちろん、もらった学生さんたちは大喜び。皆、笑顔でうまい棒を食べることに。そういう私も「1本どうですか?」の問いかけに「じゃあ」と喜びながら、うまい棒をいただくことに。何気に、皆笑顔で食べているところを見ると、やはりうまい棒は人気の菓子なんだな…とつくづく思う次第で。そういう私も、1本頂いた〝うまい棒・サラミ味〟をン十年ぶりで食べながら「懐かしい味だな…やはりうまい」などと、すっかり中学生の頃を堪能した次第で。

  まあ確かに食べ過ぎるのも、いかがなものかとは思う。しかし、息抜きにチョット食べるくらいなら、別に問題は無いであろう。それに、皆どこか「味を堪能している」というより「懐かしさを堪能している」感の方が強いのだ(もちろん、味も堪能しているのであろうが)。国家試験勉強の合間に堪能できる、昔懐かしい味…。ウチの塾で、うまい棒が流行っている一番の理由はそこにあるのではないかと思う。つまり「懐かしさの堪能・皆での懐かしさの共有」。うまい棒流行の理由は、そこにあるのではないか?と思う今日この頃なのである。

 

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

ブログ 薬進する日々!!の新着記事

このページの先頭へ