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本は好きなんですが・・・

 私は本が好きです。両親が忙しかったせいか、幼いころの私には、良く本を与えていたそうです。そんな育ち方をしたせいか、小さいころから〝本〟や〝活字〟には何の抵抗感もなく、接することが出来ました。で、その結果として、今の本好きの自分があるのですが…。好きなのは良いんですが、本といっても当然タダではなく、それどころか、中々いい値段のものもあったりして、結構、月の本代もばかにはならないのです。これといって数えたことはないんですが、最低でも一月に10冊くらいの本は買っているみたいですね。「そんなに本を買ったら、家中、本だらけになるだろ?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、おっしゃる通りで、家中本だらけです(笑)。大きな本棚が3つ。棚には前後2列に並べています。それでも間に合わないので、あっちこっちに積んだり置いたり。講義に関係ある本は学校の方に持ってきて、とりあえず家での本スペースを確保するに至っている感じです。

 あと悲しいかな、私はモノがあまり捨てられない人間のようで。さらに本ときたらまず捨てられない。そりゃあ、雑誌やなんかは結構捨てられますよ。でも、雑誌類じゃない〝本〟は捨てられませんね。というか、私の中では〝本=捨てるものではない〟という定義が出来上がっているのです。実際、本を捨てたことは…覚えていませんね。まず無いからです。裏を返せば、私の所では〝本はたまっていく一方〟ということになります。「そんなにたまって…どうせ使うことなんかないんだろ?」と思うかもしれませんが…実は使うことは多々あるのです。何気に思案していたり、アイデアを探している時、フト手にした本を見てみると…実はそこに何らかのヒントが載っていたり、時にはドンぴしゃりで探し物が見つかったりすることが良くあります。そんな時なんかは「この本、買ってよかった…」なんてしみじみ思ったりもします。講師なんていう仕事をしていると、教える範囲が増えたり、新しい範囲を教えることになったり…なんていうことが良くあります。こんな時も、大学の講義で使っていた本が大そう役に立ったりします。学生の頃は気付かなかったのに、改めて読んでみると実にいい本だったりして。そんな時も、やはり「良い本を手にしたなぁ」なんて思ってしまいます。

 結構、衝動買いもしてしまうんですよね、本は。本の衝動買いって人はあまりいないような気がするんですが…。私は衝動買いしてしまいますね。本屋さんでチョット面白そうな本や、気に入った本を見つけると「おっ良いなこの本」なんて具合にレジへと駆け込んでしまいます。時には平気で2、3冊抱えてレジへ向かったりもします。専門書なんかは結構いい値段がするんですが…自分が関係する科目のチョットいい本なんかを見つけると、笑顔でレジに駆け込んでしまう有様ですから、財布の中身の減りも早いのなんの(笑)。まあ〝財布の中身の減り〟を遅くするには、本屋さんに行かないのが最善の策なんでしょうが、私の趣味は〝本屋さんめぐり〟。時間があったり、とりあえずやることがない時は「本屋さんに行くか…」となってしまうのです。そうですね、少ない時でも3日に一度はいっていますね。で、買ってしまう。これでは財布の中身も乏しくなるのは当然です(笑)。

 そんな本好きですから、電車の中でも読むんですが…。皆さんは、電車の中ではどのようにして本を読んでいますか?私は基本的には、座っている時以外は本を読まないようにしています。立っている時に読むこともありますが、比較的車内がすいている時、周りのスペースに余裕がある時にだけ読むようにしています。で、結構目に付くのが〝満員電車で立ちながら、あたり構わず本を読んでいる人〟。気のせいか、ご年配の男性が多いような気がするんですが…。やはり立ちながら本を読むと、どうしても肘が身体からはみ出してしまう格好になってしまう。つまり、隣の人に肘がぶつかってしまったり、隣の人のスペースにまで、腕が入り込んでしまう形になってしまいます。私は立ちながら本を読むときは、あえて肘を体の内側に持って来るようにして、自分の体の範囲に腕と本が収まるような体勢にします。こうすると、周りの人にも迷惑をかけることがないからです。しかし、周りの迷惑顧みず、思い切り肘を横に突き出したり、腕を隣の人のスペースまで延ばしたり、ゆうゆうと本を読んでいる方が結構います。以前、こんなことがありました。込んでいる電車で空いている吊革につかまろうとした時、その隣の吊革につかまりながら本を読んでいるおじさん(推定50代後半のスーツにネクタイ、眼鏡のサラリーマン風オヤジ)がいたのです。で、空いている吊革ですし、もちろんそこには〝吊革につかまって、人一人が立てるスペース〟が存在していたので、そのスペースに立ち吊革につかまったのですが…。思い切り舌打ちをしたかと思いきや、私を睨みつけブツブツと小声で文句を言うオヤジ。「?」となる私。どうやら、そのオヤジは吊革につかまりながら本を読んでいたようなのですが、その本が私の掴まっている吊革の下に来るようにして呼んでいたのです。思い切り本を体から離して、まあ、2人分のスペースを取りながら本を読んでいたというわけです。私がそのスペースに入って行って吊革につかまったもんだから、本が見えなくなってしまった。で、先ほどの〝威嚇行動〟となったみたいです。う~ん…空いている電車ならまだしも、帰宅ラッシュ時間の満員電車の中で、その行動、すなわち〝二人分のスペースを取りながら、立って本を読む〟という行動はいかがなものなのでしょうか?ましてや、私にとった行動となると…「満員電車であろうが、どうであろうが関係ない。俺が本を読みたいから本を読む。混んでいようが周りがどうであろうが、俺が読みやすいように本を読むんだ。邪魔するんじゃない」というのが根本にある行動だと思います。ここで私は、何とも言えない悲しい気持ちになりました。いい年をしたオヤジが、ましてや孫もいそうな年齢で、着ているものからは、どこぞの会社のお偉い方である雰囲気を醸し出しているのに、こんな無常識というか、非道徳的振る舞いを平然と行うなんて、どうなっているんだろうと…。会社で部下になんて言って指導しているんだろう?家では子供や孫にどういう教育をしているんだろうと、つくづく考えてしまいました。と同時に、何とも悲しい気持ちになってしまったのです。

 まあ、このオヤジとまでとはいかなくとも、似たり寄ったりの方は車内で良く見かけますね。前述のオヤジも含め「ああはなりたくないよなぁ」といった思いがあるから、私は混んでいる車内では立ちながら本を読まないようにしています。でも、これ位ならまだいい方なのかもしれませんね。最近は、車内で立って本を読んでいて、目的地に着きドアが開くと同時に、本を読みながら電車を降りていく方がいらっしゃいますから。もちろん降りてホームを歩きながらも、その目は本にくぎ付けで。そういえば街中でも、本を読みながら歩いている人をよく見かけるようになりました。ここまで来ると、無常識とか、非道徳的振る舞いとか、そういうレベルの問題ではないような気がします。もしかすると昨今は、先ほどのオヤジのような人間の方がよっぽど常識ある人間の方に分類されるのかもしれませんね。

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