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おにぎり考

皆さんは朝ご飯は食べていますか?一昔前は「時間がないから朝食抜きで…」なんて話をよく耳にしていました。〝忙しいから朝食抜きは仕方がない事〟といった風潮になりつつあった日本。ところが、そんな日本全土を巻き込むこととなったのが〝健康ブーム〟。「○○は身体に良い」「△△で××が治った」「□□で心身ともに健康」などなど、「よくぞこんなに見つけてきたな!」という位の〝健康食材〟と「本当か?」と目を疑うばかりの〝健康器具・健康法〟が目白押しに登場。もちろんそれらを扱ったマスコミは大ウケ。健康を取り扱った番組は高視聴率をあげ、健康を記載した雑誌も大売れ。まさに一億総健康ブームを物語っているような〝健康バブル〟期が到来しました。「健康のためなら死んでもいい」なんていう輩が出る位、熱い熱いブームでした…ではなく「熱い熱いブームなのです」が正しいようですね。なんていってもまだ続いているのですから、この健康ブームは…。で、そんな健康ブームの背景か、よく言われるているのが「朝食を抜くと良くない」ということ。まあ、私が子供の頃は親からもよく言われていましたし、もちろん学校からも言われていたものです。そんな環境で育ったせいでしょうか、一人暮らしを始めてからも、必ず朝食は取っていました。現在〝朝食を抜くと良くない説〟には賛否両論あるらしく、その真偽のほどは定かではありませんが、私的には朝食を取らないとダメみたいですね。単にお腹がすくだけなんですけど(笑)、やはり「腹が減っては戦は出来ぬ」で、落ち着かないんですよね空腹だと。ちなみに、同僚講師も毎日で朝食を取っているようです。

で、その朝食なんですが…私はよくおにぎりを食べます。もちろんコンビニで売っている奴なですが…。私が子供の頃は、恥ずかしながらコンビニなどというものは存在しておりませんでした。でもスーパーなんかのお弁当売り場では、プラスチックの容器に2~3個位おにぎりが入っている弁当はよく目にしたものです。バラ売りではなく、あくまでもパック売り。それが私の子供の頃の〝売られているおにぎり〟でした。その後、チラホラと現在売られているような〝一個売りおにぎり〟を見かけることはありましたが、まだまだメジャーな食べ物ではなかったような気がします。「なんで、おにぎりをわざわざ買うんだろう?ウチにあるご飯で作ればいいのに…」と感じたのを覚えていますし、私の周りの人もどうやらそんな思いだったようです。さらに1個120円位の値段だったのですが、子供ながらに「高いなぁ」と感じました。「ウチにあるご飯に海苔を巻いて作ればタダなのに」と思ったことも覚えております(まあ正確にはタダじゃないんですけどね)。で、時は経ち、コンビニというものが日本に広まり始めたころ、そのコンビニを象徴するような食べ物として登場したのが〝一個売りおにぎり〟。コンビニともども日本を征服していき、今やおにぎりと言ったら「コンビニで買う一個売りおにぎりがメジャー」となる位にまで大出世しましたからね。

私が初めて、コンビニでおにぎりを見た時なんか、その種類は10種類あるかないか。そんな少ない種類でも日本を征服してしまう位の勢力をもった〝コンビニおにぎり〟。やはり「海苔がパリッとしていること」も、その勢力要因の一つではないでしょうか?以前から売られていた、スーパーのパックおにぎりなんかは、当然、海苔が巻いて売っていましたから、海苔はしなっとなっていました。ところが、コンビニのおにぎりは、ご存じのように食べる時に包装をはずして初めて海苔と御飯が密着。パリッとした海苔で食べることが出来ます。さらに、その大きな勢力要因として外せないないのが…。前述のように以前は10種類あるかないかだった〝具材〟。今やその具材の種類は何十種類だそうで、「エッ!こんなものがおにぎりに入っているの?」なんてビックリしてしまうような具材も多々あります。もちろん、どれもが食欲をそそる美味しそうなものばかり!私がコンビニのおにぎりを知った時に、一番驚いたのが具材がシーチキン(ツナ)のおにぎり。それまでは、私が知っていたおにぎりの具といえば〝かつお節(おかかというやつですね)〟〝梅〟〝昆布〟〝サケ〟〝タラコ〟位でしたからね。「シーチキンなんて洋風(?)なものが、おにぎりの具となれるのか!?」とビックリしたものです。ご存じのようにシーチキンとおにぎりの相性は良く、いまや「おにぎりの具といったらシーチキン」と言われるほどまでに、こちらも大出世したようです。そんな10種類あるかないかだった〝一昔前の具材〟もいまや、その数は何十種類。さらに季節限定や、ご当地おにぎりなんかも存在しており、その数は膨大なものとなっているみたいです。もちろん、具材だけではなく、海苔を直に巻いたおにぎりや、五目御飯・おこわなどを使ったおにぎり、肉類を乗せたり挟んだおにぎりやなんかも登場して、まさに〝おにぎり咲き乱れ〟状態。「どんな味がするんだろう?」と興味をそそり、買って食べてみると「美味しい!」と、つい顔がほころんでしまうことに!で、何気に朝ご飯はコンビニのおにぎりとなってしまうのです。また、うまいことに「新しいものはほぼ食べたし、そろそろ他の物を…」なんて思ったころに、新しいおにぎりが登場する始末で。で、そんなおにぎりを見つけては「食べなければ」と、新たなるおにぎり連鎖が始まるのです(笑)。

確かに色々な具材のおにぎりがあって、そして美味しいことも間違いないのですが、私は何故か〝かつお節〟〝梅〟〝昆布〟〝サケ〟〝タラコ〟といった、昔ながらのおにぎりも大好きなのです。前述のように、奇抜な具材の美味しいおにぎりは最近出てきたもので、歴史は浅いのですが〝かつお節〟〝梅〟〝昆布〟〝サケ〟〝タラコ〟なんかは、昔からの定番おにぎりで、歴史もあります。言い方を変えれば、何度も何度も食べたことがあるおにぎりということになります。なのに、何故か飽きない。飽きないどころか、今でさえもそのおにぎりを選んで食べてしまう。それどころか「美味しいなぁ」とつくづく感じてしまう。何度食べても食べ飽きないと言ったところでしょう。おそらく、前述のような昔からある具材はご飯にとても合う、おにぎりによく合う具材なんでしょうね。確かに最近の凝った具材に比べると、地味で見劣りし過ぎる位シンプルです。でも「モノを極めるとシンプルになる。シンプルなものほど奥は深い」と私は思っています。おそらく、前述の具材も、これに当てはまるのではないでしょうか?シンプルな具材のおにぎりほど極められたおにぎりであり、シンプルな具材のおにぎりほど奥は深いといったところでしょう。そういえば、海苔も具材もない、塩をつけて握っただけの、いわゆる〝塩むすび〟。あれなんか究極にシンプルですもんね。それでもって、そんじょそこらの具材おにぎりには一歩も引けを取らない美味しさ。シンプルすぎるほどシンプルなのに、なんと奥の深いことか!そういえば、昔はおにぎりと言ったら、塩むすびがメインだったそうで。やはり、一番おいしいおにぎりだからこそ、昔の人たちは塩むすびをメインにして、舌鼓をうっていたのかもしれませんね。

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