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食べられるのか?食べられないのか?

 以前、落花生についてブログで書かせてもらったことがあるのだが…。先日、いつも行くスーパーで、落花生が思いのほか安く売っていた。「酒のつまみにちょうどいいな」と2袋ほど購入することとなった。で、酒を飲みつつ「落花生でも食べるか」となったのだが…買ってきたのは〝殻つき落花生〟。いわゆる〝殻を割って中のピーナツ(ピーナッツともいう)を取り出して食べるタイプ〟のものだった。ちなみに落花生の実がピーナツとのことで、そう考えると〝殻つき落花生〟はチョット表現におかしいところがあるのだが…まあこのブログでは「殻がついているのが落花生、中の実をピーナツ」としておこう。で、殻をむいてピーナツを食べることと相成ったのだが…気になるのはピーナツに付いている茶色の薄皮。これって食べたっけ?剥いたっけ?子供の頃、実家が飲食業をやっていた。ビール等の酒類を頼むお客さんのために、いくつかのお通しが用意されていたのだが、その中にピーナツも含まれていた。殻はとった状態であったのだが…茶色の薄皮は付いていたのを覚えている。ということは、食べられるということなのか?よく考えてみれば、一般的に食品として売られているのだ。薄皮に危険性のある物質が含まれているはずがない。ということは食べられるのだろうが…何か栄養的なものはあるのか?で、調べてみたところ…とんでもないことが分かった!食べられるどころの話ではない。大変な栄養価のあるものだったのだ。落花生の薄皮にはレスベラトロールというポリフェノールの一種が含まれているとのこと。

 ポリフェノール…下手な健康通や自然食マニアが、垂涎の的としていると言っても過言ではないほどの物質。しかも…ポリフェノールの名前を一躍有名にしたのが赤ワイン。「赤ワインの成分で肥満マウスが長生き」と大々的に報道された話題の抗酸化物質こそがポリフェノールなのだが…なんと、その赤ワインに含まれているポリフェノールこそがレスベラトロールなのである!そのレスベラトールが、あのピーナツの薄皮に含まれていたのでだ!ここは一応〝薬剤師国家試験対策予備校(薬剤師国家試験予備校でもいいが)〟のブログ。科学的に真偽のほどが定かでないことを載せる訳にはいかないので、とりいそぎレスベラトロールについて説明すると…。

 レスベラトロールは、ヒトと同じ哺乳類であるマウスの寿命を延長させるとの成果が発表され、種を超えた寿命延長作用として、大きな注目を集めた物質だそうな。マウスなどの実験動物を用いた研究では寿命延長、抗炎症、抗癌、認知症予防、放射線による障害の抑止(!)、血糖降下、脂肪の合成や蓄積に関わる酵素の抑制などの効果が報告されているとのこと。ヒトにおける試験では、血圧が高めの被験者において、血管拡張反応を改善し、動脈硬化を防ぐことや、脳の血流量を増加させることで認知症を予防する可能性が報告されているそうだ。以上の出典は〝ウィキペディア〟からであるが…たしかに〝ウィキペディア〟には「?」とされる情報がないわけでもない。しかし、今回のレスベラトロールについて色々調べてみる限り、前述のことはある程度確認されているらしいということで掲載させてもらうことにした。明確な真偽のほどは定かではないにせよ、とりあえずピーナツの薄皮には体にいいもの…あの赤ワインのポリフェノールと同じものが含まれていることが分かったのだ。ということは、少なくとも本ブログで問われていることは解消されたのではないか?すなわち「ピーナツの薄皮は食べられる・食べてもいい」ということが…。

 なるほど…「食べられるのか?食べられないのか?食べてもいいのか?」と悩む食品部分に、こんな重要なものが隠されていたとは…。しかし…何気に食べてはいるものの「食べられるのか?食べられないのか?食べてもいいのか?」と思うものは、結構多いのではないか?例えばスイカの種。もちろん1粒1粒出したいのだが、勢いあまって&面倒くさくて、結構食べてしまったりしていないか?マスカット等のブドウの種もそうだ。出したいのだが、出すのは面倒だし、やはり1粒豪快に食べたいもの。よく考えれば、種を一粒一粒出している人なんて見たことがないぞ?ミカンの房なんかは普通に食べたりしているが…房を食べない人も中にはいる。夏ミカンの房の皮なんかは食べない人のほうが多いような気がする。こう見ると…果物・野菜系で多いのだろうか「食べられるのか?食べられないのか?食べてもいいのか?」という疑問は?

 しかし、考えてみれば魚でもなくはない。例えば秋刀魚がいい例だ。外食で秋刀魚を食べるとき、ワタ(内臓)を除いて焼いてある場合と、除かず丸ごと焼いて出す店があったりする。丸ごと焼かれた秋刀魚が出てきた場合でも、ワタ(内臓)を食べる人と食べない人がいる。骨だってそうだ。以前一緒に働いていた講師のT君なんかは、秋刀魚は全て食べていた。つまり、秋刀魚の丸焼きが一本出ると、何も残さずに平らげてしまうのだ。いっておくが、彼は頭も丸ごと食べていた…。私も、メザシは頭から一本丸ごと食べる。しかし、秋刀魚ではチョット難しいであろう。もちろん、栄養価的には頭から一本食べた方が良いのだろうが…。

 なるほど、そこに集約されるのではないか?「食べられるのか?食べられないのか?食べてもいいのか?」ではないのだ。そもそも昔から人間が食しているものだ。「ここの部分は有毒である」といったものなら、それ相応に皆に伝わり、食す事をしないはずである。食べる人もいるが、食べない人もいる。こういう、ある種あいまいな食べ方が出来るということは、食してもなんら害がないことを、ある意味表しているのではないか?もちろん、食べることにより有益な部分が大きい場合もあるだろう。しかし、あえて無理強いするものでもないといったところか?それを選択するのは、あくまでも本人といったところなのだろう。ちなみにスイカの種もブドウの種も、もちろんみかんの房の皮も食べてしまって、さほど問題はないとの事。ブドウの種やミカンの房の皮なんかは、体にいい物質が入っていたりするし、中国ではスイカの種を塩でいって食べる文化があるそうな。何やかんや言っても、食せる部分には、それ相応に体にいいものが含まれているんだなぁ…としみじみ思う次第である。

 とりあえず、ピーナツの茶色の薄皮は、食べられないどころか、非常に有益なものが含まれていることが分かった。それが分かっただけでも、薄皮付きのピーナツをつまみに飲む酒が、一段と美味しくなるような気がするのは…はたして酒飲みの卑しさであろうか?

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