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落花生 奇談

先日、所用で久しぶりに従兄と会うこととなった。その従兄は北海道に住んでおり、現在、息子さんと娘さんがいるのだが、なんでも息子さんの方は今年から専門学校に通うらしい。で、その息子さんが卒業旅行も兼ねてか、今年に入ってから東京ディズニーランドに遊びに来たとのこと。ご存じのように東京ディズニーランドと銘打ってはいるものの、所在地は千葉県浦安市舞浜。そこで従兄は息子さんに「落花生を買ってきてくれ」と文書(メールか?)で伝えたのだそうだ。

ブログでも何度か書いたが、私は北海道で出身で現在は千葉県に住んでいる。何を隠そうウチの父親も北海道に長く居たが、出身は千葉県。ということもあってか、北海道にいる頃は千葉県から色々なものが送られてきた。やはり食べ物が多かったのだが、北海道ではあまり味わえない物がよく送られてきたものだ。そんな送られてきたものの中に落花生があった。落花生は千葉県の名産品である。県別の落花生生産量では、千葉県が突出しており、70%以上を千葉県で生産しているとのこと。私も千葉県に住むようになって、あらためて気がついたのだが、千葉には何気に〝落花生屋さん〟が多い。落花生屋さん…落花生をメインに売るお店…。そんなお店があるのか?いや、あるのだ、私も何度も目にしている。それも1店舗、2店舗ではない。落花生を売るだけで成り立つ店が、この世には存在するのだ(まあ、他のものも多少は売っているのだろうが…)。しかも、そんなお店を目にしたのは、現在私が知る限りにおいては、千葉県しかない…。花火大会や祭りの屋台で落花生を売っている状況なぞ、千葉県以外ではついぞ見たことが無い。それほど千葉県は、落花生にこだわっているのだ(断言してしまったが、あくまでも私的見解である)。

で、私が北海道在住の頃、千葉の叔父から落花生が送られてくることが何度かあった。従兄曰く、従兄が遊びに来た時、私の父がその落花生を振る舞ってくれたとのこと。で、その落花生の美味しさに偉く感激したのだそうだ。「落花生なんてピーナッツだろ(ちなみに、落花生は硬いサヤに包まれた状態のもので、ピーナッツはサヤをとって、うす皮をむいた豆のこと)?どれ食べても大した違いはないいんじゃないの?」と思った方。一度、千葉県産の落花生を食べてみることをお勧めする。何と言っても大粒!しかも、適度な硬さで、香ばしくまろやかな味わい!従兄が、感激するのも至極当然であろう。従兄は、子供のころに味わったその落花生の美味しさが忘れられず、我が息子が千葉に行くと聞いたときに、「あの落花生をもう一度食べたい」となり、前述の如く土産としてお願いしたということであった。

ところが、まずその息子さんからの第一報が…「(落花生の文字を見て)これ何て読むんだ?」だったそうで。「なんだ、最近の若いのは落花生も読めないのか?」と、苦笑いしつつも、読み方を教えたとのこと。すると「どこに売っているの?」との返答が来たので「千葉の名産だから。土産を売っている所に行けば、必ず売っているはずだよ」と教えたそうで。「わかった」との返事を聞いて安心した従兄。息子さんが帰ってくる日を〝落花生が食べられる日〟として、心待ちにしていること数日。帰ってきた息子さんに対し「落花生は?」と聞いたところ「売ってなかった」との返事が。「売ってなかった?」とさらに聞いてみると…。「土産を売っている所には必ず置いてあるっていうから…東京ディズニーランドの土産売り場に行ったけど売っていなかった」との返答。唖然とする従兄…。まあ、確かに東京ディズニーランドは千葉県にあるし、東京ディズニーランドの土産売り場も、広い意味では〝千葉県の土産売り場〟になるんだろうが…さすがに、東京ディズニーランドの土産売り場には、落花生は置いてないだろうなぁ…。人にものを頼むというのも、なかなか難しいものである…。

といったブログを書きながら「そういえば〝落花生〟と〝オットセイ〟って似てるな…」と全く関係ないことを考えている私であった(笑)。

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