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笑顔と合格の秘訣

2019/07/02

 やっと『 第104回薬剤師国家試験 合格者 ロングインタビュー 』を、完結編として全編掲載することができました。私の遅筆のせいで、インタビューに答えてくれたKさんを始め、当ホームページを閲覧してくれている人達、お待たせしましたことを、心よりお詫びする次第です 。何はともあれ、完成した『 第104回薬剤師国家試験 合格者 ロングインタビュー 』。ぜひ、ご一読ください。

 その『 第104回薬剤師国家試験 合格者 ロングインタビュー 』の中でも書かせてもらったのですが…。インタビューに応えてくれたKさん。試験対策中は、いつも笑顔でいたのが印象的でした。試験対策の日々、誰もが順風満帆という訳にはいきません。Kさんにも辛いことや、大変なこと、途方にくれたことはあったはずです。しかし、私たちの前では、そんな顔を見せることもなく、いつも元気に笑顔でした。そう言えば…『 第103回薬剤師国家試験 合格者 ロングインタビュー 』に応えてくれたY.Tさん、『 第102回薬剤師国家試験 合格者 ロングインタビュー 』に応えてくれたO君、皆さんいつも笑顔でしたね。辛そうな顔をしているのを見たことが無い。もちろんご本人たちには、辛いことや、大変なことがあったはずです。でも、Y.TさんやO君は笑顔でいました。O君に関しては、片道2時間半の通学時間でしたから、最後の方は何気にキツそうだったのですが…。『 大丈夫? 』と聞くと…『 イヤ、キツイですね 』と笑顔で答えてくれていました。キツそうに見えて、実際キツイと言っているのに、顔は笑顔…。ちなみに、Y.Tさんは片道1時間20分程。ウチから駅までは、1時間に一本ほどのバスで通っていたとのこと。こちらも大変だと思うのですが…でも、毎日笑顔でした。

 よく『 大変です 』 『 不安です 』 といった相談を、塾生さんから受けます。これは毎年恒例の事。前述のように、長い試験対策の日々、順風満帆という訳にはいきません。大変なこと、辛いこと、途方に暮れてしまうことはよくある…イヤ、この連続と言っても決して過言ではないと思います。私はン十年講師という仕事をしていますが、順風満帆、余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)で滞ることなくスンナリ合格…なんていった人を見たことがありません。まともに試験対策に取り組んでいるならば、誰もがシビアな試験対策の日々を送っているのです。私が、講師稼業に足を踏み入れたのは、薬剤師国家試験が200題の時。その後、国家試験は240題、345台と変貌を遂げましたが、どの国家試験の時も、皆さん、苦労しながら、そして不安に苛まれ(さいなまれ)ながら試験対策の日々を送っていました。『 200題の国家試験なんて、楽じゃない 』なんて思った方がいらっしゃるかもしれませんが、あの時はあの時でなかなか大変だったのです。決して題数が少ないから、ハードルが低い、受験生は楽勝…などといった、安易なものではないのです。

 大変で、辛くて、途方に暮れてしまう日々…。こんな状況ですから、辛い顔になってしまうのも当たり前と言えば当たり前の話…なのですが、何故か笑顔の人がいる。大変なはずなのに笑顔…。キツいはずなのに笑顔

 辛い顔をしても物事が解決する訳ではありません。厄介なことに、感情やそれから発する思い・行動は、増幅されます。辛い辛いと思っていれば、やはりどんどん辛くなっていってしまいます。余計に辛くなっていってしまう…だからこそ、あえて辛さを顔に出さないようにすることが大事なのです。『 辛いなあ、それが表情に出ているなぁ 』と思うことは、間接的に『 辛い顔をしよう 』と、自分に命じていることになってしまいます。命じている訳ですから、本人がそれを受け入れてしまう、つまり『 辛い状況を容認している 』という状況になります。容認している訳ですから、自分で辛さに拍車をかけていることになってしまいます。ということは…『 とりあえず、顔には出さないようにしよう 』と思えば、辛さの拍車を止めることができるということ。そして…辛さの拍車を止めている間に笑顔でいれば、楽しくいれば、その辛さをすり減らすことができます。辛さをすり減らしていけば…辛いことも、辛いと感じることができなくなります。辛いことはあるけれども、辛いと感じることがない…そうなれば、自然に笑顔も出てくるのではないでしょうか?そう、無理に笑顔を作らなくてもいいのです。前述のように、辛さを顔に出さないようにすることで、表情はニュートラルな状態(?)になっている訳ですから、なおさら笑顔は出やすくなるはずです。一度、笑顔が出てきたら…感情やそれから発する思い・心情は、増幅される訳ですから、更なる笑顔を呼ぶことになるのです。辛いことを、辛いと感じないことによって出てくる笑顔…。Kさんも、Y.Tさんも、O君も、思い出してみれば、そんな笑顔だったような気がします。そんな笑顔だったから、合格した。私はそう思っています。

 『 笑顔になるだけで、それが合格に結びつくなんて、そんなことある訳ない 』と思った人も多いと思います。でも、本当にそうでしょうか?〝笑顔〟が進むと〝笑い〟になりますが…〝笑い〟の効能は医学的に認められています。皆さんも一度は耳にしたことはあると思います。『 笑うことが健康増進につながる 』 『 笑うことで病気が治る 』 『 笑うことは病気の予防になる 』等、その効能には凄いモノがあります。フランスにはは『 Qui rit guérit(笑えば治るよ)』という、ことわざがある位です。もちろん、声に出して笑わずとも、笑顔にも驚くべき医学的効果があることも、たくさんあげられています。肉体的にも精神的にも良いと認められている〝笑顔〟ですから、試験対策において笑顔でいることは、合格への足がかりになることは間違いないと思います。

 実際、合格していった人は、辛そうではあったけど、笑顔でいたような気がします。『 幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ 』と言ったのは、〝幸福論〟の著者であるフランスの哲学者、アランことエミール=オーギュストシャルティエですが…これと同じように考えるならば、少々飛躍した考え方になるかもしれませんが『 合格したから笑顔なのではない、笑顔だから合格したのだ 』と言えるのではないでしょうか?日本の海洋冒険家で、ヨットでの単独世界1周を3度経験している白石康次郎さんは『 笑顔だと最高の判断ができる 』と言っています。やはり、笑顔と成功には密接なつながりがある。私はそう思うのです。

 日本には『 笑う門には福来る 』という諺(ことわざ)があります。アメリカにも『 Fortune comes in by a merry gate.(幸運は陽気な門口に入ってくる) 』という言葉があるそうです。やはり笑顔でいることは、色々な良いモノを呼び寄せるようですね。『 でも、笑顔なんかになれない… 』という人。『 辛いからこそ笑う 』 『 苦しい時こそ笑う 』 とよく言われますが…確かにそれは事実だとは思います。しかし、なかなか、そうはいかないもの。だったら前述したように、取りあえずは、その辛さを顔に出さないようにして、辛さをすり減らしていきましょう。そして、辛いことはあるけれども、辛いと感じることがないようにして、表情をニュートラルな状態に持っていけばいいのです。そのうち、自然と笑顔になりますから。一旦、笑顔が出てきたら、こっちのもの。更なる笑顔を呼ぶことになるのです!くれぐれも、辛くならないように。そして笑顔でいるように。もしかすると…イヤ、これこそが薬剤師国家試験合格の究極の秘訣であることは、間違いないことだと思います。

 

笑顔が人間には必要なのよ。

by マザーテレサ

 

 

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