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『 勉強しているけれど成績が上がらない 』こっちの方が、よっぽど重大なことなんですけどね。

 現在、我が薬進塾には、個別相談や学校見学の方が、毎日のように来塾されています。もちろん、無料体験講座に参加されている方もいらっしゃいます。そんな状況ですから、学生さんの声を聞くことも毎日の話。皆さん、色々なご相談をされていきます。

 そんな中、何気に耳にする機会が多いのが『 勉強はしていたんですけど…成績が上がらなくて 』といった内容。そんな話を聞いていると、よく出てくるのが…

 

 でも、相談したら…『 成績悪いんだから、勉強していないんだろう 』って言われるんですよ。ちゃんとやっているのに…。『 勉強していますよ 』っていうと、『 じゃあ、何で成績悪いんだ 』って言われて…

 

といった内容。

 当人が、成績が悪くともどこ吹く風…といった状況ならいざ知らず、成績が悪くて困っている訳ですから、それ相応のしっかりとした対応をすべきだと思うのですが…。確かに、勉強をしていないから、成績が悪い人はいます。じゃあ、成績が悪いから、勉強をしていないかというと…それは、いささか尚早な話。逆は必ずしも真ならず。ましてや、成績が悪いと困っている人間に対し、そういった対応はいかがなものでしょう?少なくとも、人を指導する立場にある人間が〝成績が悪い → 勉強していない〟と決めつける行為は、無責任な対応のよう思えるのですが…。中には『 成績が悪いのは、あなたが悪いんでしょ 』で済ませられる場合もあるとのこと。こうなってくると、さすがに聞いている話とはいえ、講師という職に付いている私としては、憤りを禁じ得ない状況になってしまいます。

 学習指導の時によく話すのですが、勉強には〝やり方〟というものがあります。ただ闇雲にやればいいというモノではないのです。それを指導するのが、我々講師陣のお仕事…ということになるのですが…。そういった観点からしても『 成績が上がらないのは、勉強していないから 』『 点数が悪いのは勉強していないから 』で済ませてしまうのは、チョット乱暴と言うか…。まあ、手厳しく言わせていただくならば、とてもではないけれど、指導しているとは言えない状況…と言っても、決して過言ではないと思います。〝指導しているとは言えない状況〟な訳ですから、相談をしにいった当人も困ってしまう他ないでしょう。何と言っても、〝成績が上がらないから〟〝点数が悪いから〟指導してもらうために相談しているのに、〝指導しているとは言えない状況〟に導かれてしまうのですから、困ってしまうのも当然の話。もちろん、〝相談さえもできないような状況・環境〟だったりするならば、困ってしまうことも、これ一入。試験に合格したい。だから試験対策を行っている。なのに成績が上がらない。相談したところで『 勉強していないんでしょ? 』『 あなたが悪い 』で済ませられてしまう。ひどい場合は、相談もできない状況・環境の場合もあったりする…。成績を上げたいのに、上げられない。そして、それに対して何のフォローもないどころか、挙句の果てには『 あなたが悪いんでしょ 』と言われてしまう…。まさに、〝負のがんじがらめ〟といったところではないでしょうか?

 先ほどの話に戻りますが、勉強にはやり方と言うモノがあります。ブログはもちろんのこと、当ホームページの色々な所でも書かせていただきましたが、間違ったやり方、すなわち間違った勉強法で勉強しても、それ相応の成果を上げることは出来ません。ですから、『 勉強はしているけれども、成績が上がらない 』といった相談を受けた場合、『 どうやって勉強しているのか? 』の詳細を聞き、そこから判断して正しい勉強ができるよう指導していかなければなりません。もちろん、そのためには指導している人間が『 正しい勉強とは何か? 』『 間違った勉強とは何か? 』を、分かっていることが必須条件となります。それは当然でしょう。〝正しいやり方〟を指導する訳ですから、正しいやり方を知っていなければなりませんし、当然、〝間違ったやり方〟というモノが、どういうものなのかも理解していなければなりません。そして、それをどうすれば正しい勉強へと導くことが出来るかという〝治療法〟も、知っていなければなりません。そういったことができなければ、指導など出来るはずもないということは、言わずもがな。そう、正しい勉強を指導するということは、口で言うほど簡単なことではないのです。

 〝勉強をしていないから、成績が悪い人〟への指導は、ある意味簡単です。勉強させればいいだけの話ですから。もちろん、ある程度の指導は必要ですが、初めは『 自分で勉強させること 』から指導していけばいいのです。そして、成績の推移を見て、また指導…と進めていけばいい話。しかし…『 勉強はしているけれど、成績が悪い 』という人の指導は、なかなか大変なモノがあります。詳細は避けますが(企業秘密です:笑)、まずは『 どうやって勉強しているのか 』を、こと細かに聞いていくことから始まります。もちろん『 聞く 』と一言に言っても、聞く内容は種々雑多。一見すると、勉強には全く関係ないようなことも聞いていきます(実は、それが勉強するということにとって、とても重要な要因となるからです)。もちろん、そういったことを聞けば、すぐに解決策が見つかるというと、そんな簡単なものでもありません。指導する学生さんは十人十色ですから、聞いた内容を分析し、更にそこから色々な指導や方法を考慮しては、指導していかなければならないのです。

 今まで書いてきたことを読んでみると…『 勉強しているのに、成績が上がらないって、なんかとてつもなく大変で厄介な困ったことなんだ 』と、ある意味恐ろしく思われてしまいがちですが…そんなことはありません。実際、先ほどから『勉強しているのに、成績が上がらないのは大変で厄介な恐ろしいこと 』とは書いていませんよね?『 勉強しているけれど成績が上がらないことは、重大なこと 』と書いているのです。重大ではあるのですが…いたずらに恐れる必要もないのです。もちろん、侮るなんてことは言語道断ですが…。

 国家試験に合格するために、日夜勉強しているのに、成績が上がらない…これを重大なことと言わずして何が重大なことでしょう?勉強しているのに成績が上がらないことは、当人にとっても指導する方にとっても、重大な問題なのです。しかし…問題である以上、解決策はあります。その解決策を探しだせばいいだけの話なのです。さらに言わせていただくなら…実は、勉強しているけれど成績が上がらないという人は、ちゃんとした指導をすると、勉強していない人に比べ成績が上がり安いことも事実なのです。勉強していない人に比べ、正しい勉強方法も、案外簡単に身に付けることができるのも事実。やり方が悪いとはいっても、常日頃から勉強はしている訳ですから、勉強していない人に比べれば、成績も上がり安いし、正しい勉強方法が身に付き易いのも、当たり前の話。ですから、本ブログは『 勉強しているけれど成績が上がらないこと 』は、『 にっちもさっちもいかない、大変困ったこと 』というよりも『 成績を上げるためには重大なこと 』といった意味合いで、書かせていただいているのです。まあ、当人にとっては困ったことと言えば困ったことかもしれませんが、だからこそその問題を解決して、より良い勉強法を見つけていくことが大事なのです。

 前述させていただきましたように『 成績が上がらないんですけど… 』という相談に対し『 勉強していないからだろ 』という人がいるようですが…今まで書いてきたように、『 勉強していないから、成績が上がらない 』ことよりも、『 勉強はしているけれど成績が上がらない 』ことの方が、よっぽど試験対策にとっては重大な事なのです。『 成績が上がらないんですけど… 』という相談に対し『 勉強していないからだろ 』と答えられれば、どこか『 そうか、勉強していない私が悪いんだ 』なんて、変な一件落着に導かれそうですが…それはとっても危険なこと。『 あなたが幸せになれないのは、信心が足りないからだ 』なんていう、怪しい新興宗教とさほど変わりないと思ってしまうのは、気のせいでしょうか?

 勉強しているけれど成績が上がらないという状況は、しっかりとした指導により、いくらでも正しい方法に導く、すなわち成績UPに繋げることが出来る、『 あと一歩 』の状況でもあるのです(もちろん、指導により今までの〝誤った勉強法〟を、〝正しい勉強〟に変えることは必至の事ですが…)。だからこそ、試験対策において『 勉強はしているけれど成績が上がらない 』という状況は、今後の成績UPや学力向上においては、非常に重要な状況といえるのです。これから試験対策を行う人は、そこの所をしっかりと認識して、一意専心の思いで試験対策にあたってもらいたいのです。『 勉強しているけれど成績が上がらない 』で止まってしまうのではなく、そこから何かを変えて、成績UPへつなげてもらいたい。何故ならば、『 勉強しているけれど成績が上がらない 』というのは、チョットした方向転換で成績を伸ばすことが出来る状況なのですから。それを真摯に、そして謙虚にとらえて試験対策に励んでもらいたい。そう思っている次第なのです。

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