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成功の最大の秘訣は、他人や状況に振り回されない人間になることだ。

2019/02/13

 アルベルト・シュバイツァー先生のお言葉。シュバイツァー先生は、医療人としてもご活躍されたので、知っている人も多いと思われます。医者としてだけではなく、哲学者、神学者と多部門にわたって、功績を残しておられる先生で、ノーベル平和賞も受賞されています。マザー・テレサやガンジーと並ぶヒューマニストとしても有名な先生。そのシュバイツァー先生のお言葉が、ブログタイトルのお言葉。

 世の中には自分の考えを〝正〟とし、人を巻き込む人間がいます。『 あの人は○○だ… 』『 アレは□□だ… 』と…そういう人間は、それを吹聴することにより、如何に自分が正しいか、自分は間違っていないかを、自ら感じたいがため、そんなことをやっています。もちろん、それに同調してくれる仲間を増やすことにより、より一層、『 やはり自分は正しいのだ 』を感じたい…というのも理由の一つ。そう、あくまでも自分のためなのです。吹聴する人は、自分のことだけしか考えていないのです。自分のことしか考えていないで、自分勝手な思い込みを吹聴する…。そんなことに振り回されるなんて、愚かなことだと思いませんか?

 ところが、そんなことに振り回されてしまう人は、何気に多いのです。そんな自己満足の吹聴に振り回されてしまえば、確かに成功は遠いものになってしまうでしょう。なるほど、シュバイツアー先生が言った、他人に振り回されない人間になることが、成功の秘訣というのも頷ける話。もちろん、自分に合わないモノ(人だったり、物だったり、やり方だったり、etc…)を、悪評よろしく周りに吹聴するということは、自分の気にいらないモノに対するあてつけであることも、間違いありません。そんなものを受け取って振り回されるなんて、愚かなことだとは思いませんか?

 試験対策においても、同じことが言えます。他人や状況に振り回されない人間になることが成功の秘訣。学生さん達を見ていると、やけに試験対策においてアレやコレや目移りする学生さんがいますが…そういう学生さんに限って、成績が芳しくないのも事実。それは、そうでしょう。勉強というのは、まず一つのことをしっかりとやることから始まります。一つのこともしっかり出来ないで、『 あっちのやり方の方が… 』『 イヤ、やっぱりこのやり方の方が… 』なんて、目移りしてアレやコレや手を出し、結局、全部が中途半端…。こんな状況では、成績など上がるはずがありません。もちろん、やり方を修正することが必要になる場合はあります。それとて、一つのやり方をしっかりやっているからこそ、初めて軌道修正できるというモノ。『 こういうふうにやるよりも、もう少しこうやった方が… 』と、そのやり方を基に、より良き方向に進んでいくことができるのです。お分かりだとは思いますが『 状況によって、今あるものをより良きものに軌道修正する 』ことと、状況によってアレやコレやと振り回されることは別物です。

 前述の自己満足の吹聴をする人も、他人を振り回す源になりますが…流言飛語(口づてに伝わる、根拠のない情報byデジタル大辞泉)を拡散する人も、他人を振り回す源になることは言わずもがな。流言飛語を拡散する人には2タイプいます。一つは、自ら流言飛語を作っては拡散する人。まあ先の、自己満足の吹聴をする人の『 あの人は○○だ… 』『 アレは□□だ… 』も、立派に〝自らが作りだした流言飛語〟といえるのですが…。前述のように、こういう輩は『 自分の思ったことや考えが正しい 』と思っている輩ですから、『 きっと、今度の国家試験は○○に違いない! 』なんて思った日には、それを事実として平気で拡散することになるのです。ましてや、ネタが国家試験ネタだけに、何気に『 えっ!そうなの! 』と反応してしまう人がいることも事実。反応すればするほど、『 自分の考え・思いに手応えあり! 』と火に油を注ぐことになるから厄介です。そして、そんな反応をしてしまう人こそ、もう一タイプの流言飛語を拡散する人なのです。

 やたら流言飛語に反応してしまう人は、それを自分の所で留めておくことができません。そう、仕入れた流言飛語を人に伝え…まあ、早い話、自らも感染源となってそれを拡散することになるのです。今、感染と書かせていただきましたが…私が教えている範囲でもありますが、感染とは『 微生物が体内に侵入し、定着し、(増殖し)寄生されている状態になる 』こと。流言飛語に反応してしまっている人は、当然ながら『 流言飛語が頭に入って来て、それが頭に定着し、「 その考え正し 」と寄生されている状態になっている 』のですから、まさに感染されていると言えるでしょうね。で、周りにそれを拡散することになる〝感染源〟になっている…つまり、流言飛語を拡散する人になってしまうという訳です。薬剤師国家試験対策においても、毎年のように、こういった人を見かけるのですが…あっちの流言飛語を入手してはピーチクパーチク話したり、そっちの情報を仕入れては、皆に『 こうなるみたいだよ 』と伝えたり…。『 そんなことやってるヒマあるんだったら、勉強しろよ 』と言いたいのですが…。実際、そういう人に限って、やはり成績が芳しくないのが事実です。どうも、そういうことをする人は、伝えることで人の役に立っていると思っている節があるのですが…人のためどころか、人の足を引っ張っている行為であることは間違いありません。

 前述のように、流言飛語とは口づてに伝わる、根拠のない情報のこと。大辞林などでは、ずばり『 デマ 』と書かれています。ということは…〝流言飛語を拡散する人〟というのは〝デマを拡散する人〟ということになります。ご存じのように、デマを拡散するということは悪いこと。本人は良かれと思ってやっているけれど、結局は人の足を引っ張ることになってしまいます。なかには『 デマなんかじゃない!国家試験の確かな情報だ! 』と食い下がらない人がいるかもしれませんが…これも何度も書かせていただいていますが、国家試験の情報は絶対に漏れません。大体、そういうものに飛びつこうとするから、真っ当な試験対策に取り組まなくなるのです。だから、成績が芳しくない。成績が芳しくないから、そういうものに飛びつこうとして、真っ当な試験対策を行わなくなる…悪循環ですね。まあ、そういうものに飛びつきたくなる心理は分からなくありませんが…そういう〝心理的に弱い部分〟につけこんで、流言飛語は飛び交うことになるのです。そして、それを媒介しているのが〝流言飛語を拡散する人〟。決して人のためになっている行動ではない…イヤ、それどころか、人に迷惑をかける行為だということをことを、しっかりと認識してもらいたいと思います。

 試験対策もいよいよ佳境に入ってきました。そろそろ、最後の総仕上げといったところ。まだまだ、諦めてはいけません。イヤ、諦めるどころか、これからが正念場。まだまだ成績は上がります。上げていかなければならないのです。まだまだ出来ます。やるのです!そんな最中に、飛び交う流言飛語。そんなものに振り回されてはいけません。心揺らいではいけません。心揺らぎそうになった時こそ、シュバイツアー先生の『 成功の最大の秘訣は、他人や状況に振り回されない人間になることだ 』という言葉を思い出してください。振り回されずに、やるべき事をやる。1点でも多く取るために行動する。まだまだ伸ばす!それを忘れないでいて欲しい。そう思っている次第です。

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