💖 第107回薬剤師国家試験 合格者 ロングインタビュー 前編
今回合格インタビューに答えてくれたのは、国家試験6回目の受験で合格したM.Wさん(女性)。何年か大手予備校に通ってはみたものの、思い通りの結果が出なかったとのこと。薬剤師はいったん諦めて、医療系ではない仕事に就くことに。持ち前の明るさと、人懐っこさで仕事の成績は上々だったそうです。しかし、昨今のコロナ騒動を受け、仕事も今一つ不安定に。『 やはり、薬剤師の方が仕事が安定している。そして…やっぱり薬剤師になりたい! 』と一念発起して、薬進塾の門を叩くことになったそうです。
Wさんのいい所は、いつも笑顔を絶やさないこと。『 この塾生さんは怒ったり、嫌な気分になったりすることはないのだろうか? 』と何度か思ったこともあるほど、笑顔でした。インタビューでも話してくれたのですが…実はWさん自身はメンタル面は弱いとのこと。どうも、薬進塾に来ていたことが楽しかったらしく、それで笑顔になっていたそうです。
Wさんは、笑顔も印象的でしたが、質問に関しても印象的でした。とにかく質問に来る。質問に来ない日は、1日もなかったといっても過言ではないでしょう。Wさんといってまず思い浮かぶのが、先生たちに質問している姿。それ位質問に来ていたわけですから、成績も好調。国家試験受験回数やブランクをものともせず、好成績をキープしていたことも印象的です。
そんなWさんが、今回、合格インタビューに答えてくれたのですが…なるほど、好成績をキープしていたことも納得。試験対策に取り組む姿勢が、しっかりと出来上がっていることが手に取るようにわかります。『 これでは成績が良好なのも、ある意味当たり前 』といった内容が所々に出てきます。そんなWさんのインタビューを少しでも早く読んでもらいたい。そういった想いから、まずはインタビュー前半部を掲載させていただきたいと思います。何はともあれ、Wさんのインタビューから、〝成績良好の秘訣〟そして〝国家試験合格の秘訣〟を読み取ってください!
【 針 】:針ヶ谷講師
【 Wさん 】:T大学卒 M.Wさん(女性)
まずは、合格おめでとうございます。
【 針 】
まずは合格おめでとうございます。
【 Wさん 】
ありがとうございます。
【 針 】
家の人も喜んでたでしょ?
【 Wさん 】
喜んでました。
【 針 】
お父さん喜んでた?
【 Wさん 】
お父さん、喜んでました(笑)。
【 針 】
姪っ子や甥っ子も喜んでた?
【 Wさん 】
『 薬剤師ってなんだろう 』って言ってたので…ちゃんと説明したら、『 僕の家の近くで働いて 』って言ってました。
【 針 】
嬉しいね。
【 Wさん 】
嬉しい。『 そこに会いに行くよ 』って言われました
【 針 】
そういう嬉しさもあるんだな、合格すると。皆が喜んでくれる。この前も言ったけど6回目なんだよね?
【 Wさん 】
そうです。ブランクもあったし、仕事しながら受けたってのが2年間あったので。
【 針 】
うん、うん。2年間仕事しながらってのは…その間、勉強してた?
【 Wさん 】
まあ、自分なりにはしてましたけど…仕事しながらだったので、朝とか夜とか時間を探して、ちょっとって感じですかね。
【 針 】
まあ実質、そこも試験対策とはいえる状況じゃないマラ、ブランクなんだよね。実際問題、働いてる人って、帰って来てからやったり、休みにやるってなるんだけれど…やっぱり疲れてるから実際。勉強ってならないし。休みってさ、分かると思うけど…働いてる人にとっての休日って、大事なんだよな。
【 Wさん 】
たしかに。
【 針 】
そこを勉強ってのは、なかなか難しいんだよ。
以前の受験と薬進塾に来てからの受験
【 針 】
『 前受けたのと、今回受けたのってなんか違うな 』って感じたのある?自分で。
【 Wさん 】
えっと、国家試験当日でいうと、気持ちの面が全くもって違いました。
【 針 】
え?どういう風に?
【 Wさん 】
今回…えっと、私すごく緊張したり、すぐワッてなっちゃうタイプで…雰囲気とかでドキドキしちゃうタイプで…。
【 針 】
結構飲まれる方?
【 Wさん 】
飲まれます。で、今までの国家試験では解いてるうちに『 ヤバい、出来ない 』と思って…全部ネガティブになってしまって、涙流しながら受けたこともあったし…。まだ国試最中なのに、『 どうしよう、次どうしよう、こんなの私が何回も勉強しても受からないかも… 』って…そう、国試中に思っちゃて…。
【 針 】
ウチ来る前ね。
【 Wさん 】
はい。それは仕事をしててだったし…。『 自分ひとりで勉強していくんじゃ、絶対にもう受からない 』し、『 過去に大手の予備校行ったけど、またそこに戻ったとしても、この国家試験は…私じゃあ大手さんに行っても受からないな 』って思えて。去年の国試の帰り、電車の中で携帯でいろいろ検索して、薬進塾を発見して、家に帰ってすぐ親に話して…『 来年また受けたい 』っていうのと『 その時に行く予備校は、もう大手じゃなくて薬進塾に行きたいよ 』って伝えたんです。
【 針 】
ちゃんと考えて、探しているのが偉いよね。
【 Wさん 】
それで通うことになったんですけれど…。今年の国家試験は、ホント、ホントビックリするぐらい緊張、全くもってって言うくらいしなくて(笑)。なんか自分でもビックリで。多少はドキドキあったけど、始まったらそれどころじゃなかったし。淡々と解いてってって感じで。先生の指導通り休み時間はイヤホンとかして、耳栓?とかしてシャットダウンして…パラパラ見たり、トイレとか行って。そんな感じで最後まで、2日間乗り切りました。
【 針 】
そういう指導…本番の時の過ごし方っていうか、そういうの指導しているのはウチ位だから(笑)。何人かの学生さんから聞くんだけれど…受けてる最中に『 どうしよう、どうしよう 』って泣いちゃいながら受けるって学生さん、いるみたいだね。覚えてるかな?学習指導等で『 自分を乗せるのも重要 』って言ったの。覚えてる?
【 Wさん 】
ああ、もう(笑)。覚えてます。
【 針 】
俺が、国家試験受けた時は、1問出来るごとにガッツポーズしてったってやつ。『 出来ない出来ない 』って思ってると、どんどん出来なくなっちゃうんだよね。『 なるべく思わないように 』って言うんだけど、やっぱりやることやってないと、そこは難しい部分なんだよね。
【 Wさん 】
そうですね。
【 針 】
『 (試験は)感情を込めないで解いてくれ 』って言ったじゃない。『 できる・できない、得意・不得意なしで解く 』っての。感情こめると揺らいじゃうから。そういう指導も、効果あったと思うよ。
【 Wさん 】
そうですね。あとは日々のテストが大きかった。考える問題が多かったから、考えることに慣れてたし、難しい問題見ても『 わ~っ! 』てなんない。
【 針 】
うちのテスト難しいよね。
【 Wさん 】
それで慣れてたのかなって思います(笑)。
【 針 】
学習指導で指導したけど、パッと見て答えが出る問題なんてさ、数%で…ほとんどの問題は、読んでも一発でわからないはずなんだよ。だから考えて解くんだよ。何度も言ったけど、『 分んなかったら考えて解く 』。それが正しい問題の解き方なんだよね。ウチの復習テストは、ほとんどの先生が、一癖二癖あるんで(笑)…皆、考えさせるように問題作ってるから、考えないと引っかかる問題ばっかでしょ?そういう問題で『 考えて解く 』って慣れている。パッとみて『 何だこれ 』って問題、ウチでは多いからね。たぶんそういうのもあったんだと思う。
【 Wさん 】
あと『時間内で終わらせなきゃ』っていうのも、日々のテストでやってたし。それは大きかった。独学でやってる時は、テストってないから、そういった練習ができない。あと、皆がいる環境でのテストっていうのも無かったから、良かったです。
【 針 】
自分ひとりでやってるのと、皆がいる中でやるってのは違うからね。皆がいる中で試験を受けるっていうのも、練習しないとね。そこが、自己学習の自宅浪人のネックではある。試験でいうのなら、普段から『 時間の使い方も練習だよ 』って言ってたけど、時間の使い方も練習しなきゃならない。時間の使い方も練習っていうのなら、20分のテストも1時間のテストも同じなんだよね、使い方を練習するうえでは。ウチは、復習テストで題数多い先生いるから、そのたびに自分で時間を調節していかないといけない。
【 Wさん 】
それは良い練習でした。わかんなかったら飛ばす勇気ついたし。
【 針 】
俺の物化なんか20分で40題、計算問題も入っててさ。皆初め解けないけど最後解くようになるもん。ちゃんと。学力だけじゃない練習、時間使い方や解き方の練習もやっておくと、本番慌てないんだよ。
【 Wさん 】
やっぱそれですね。
他の予備校との違い。
【 針 】
他の予備校行ってたじゃん。他とウチでは何が1番違う?
【 Wさん 】
もう、授業の内容のレベル。今まで行ってた予備校は、糖尿病なら糖尿病について簡単に教わる。本に書いてあることを教わるって感じなんですけど…ここの先生たちは、基礎の基礎から教えてくれるから。そこが大違いだと思う。
【 針 】
基礎だと…どこらへんからやっていたの?
【 Wさん 】
例えば先生の講義だと、原子、電子、そのレベルから教えてくださったと思うんですけど、大手だとそうではなかったし…。ホントに本に書いてあることを読んで、『 線引いてね 』みたいな感じなので、意味がわからなくて…ひたすら原子ってものを、言葉で覚えてって感じで丸暗記になってたんですけど…。ここでは1から理解するってことが出来たから、国試でも変化球が来ても対応出来たんだと思う。
【 針 】
内容から理解してるからね。
【 Wさん 】
たぶんそうなんです。初めて薬進塾に来て勉強する事が辛くなかった。
【 針 】
結構、みんなそれ言うよ。
【 Wさん 】
私、大手に何回か通ったんですけど、途中で行かなくなった事あったし…。
【 針 】
それはなぜ?
【 Wさん 】
あの、テスト貼りだされて。メンタルやられちゃって…。メンタル弱いんで。
【 針 】
テスト結果の張り出しって、名前出して?
【 Wさん 】
名前じゃなくて学籍番号。
【 針 】
そんなの、すぐ分かっちゃうじゃん(笑)。
【 Wさん 】
みんなに もう覚えられてて嫌だった。テスト、テスト、テストって感じだったし…。
【 針 】
それもね、良くないんだよ。テストって意味があってやるもんだから。ただ、やらせればいいってもんじゃない。テストって、やりっぱなしが1番良くないわけ。やった後に、間違いや解らなかったところを埋めてかないといけない。当然、そのための時間も必要なわけよ。講義と講義のテストの復習しないといけないのに、さらにテストとなると、学生さんアップアップで出来なくなるよ。
【 Wさん 】
そうです。
【 針 】
しかも、結果、貼りだされて。
【 Wさん 】
貼りだされて、メンタルやられちゃった時もあるし。行ってはいたけど、気持ちが乗らなかった。辛くて、辛くて…。でも、薬進塾に来たこの1年間て、大変だったけど楽しかったし。毎日違う先生来るのも楽しかった(笑)。
【 針 】
日替わり弁当みたいなもんだもんね(笑)。
【 Wさん 】
確かに確かに(笑)。この1年間は、逆算して勉強して大変だったけれども、やりがいも感じてた。そういうのは、そばにいた親が一番感じてるんですよね。この1年、良く笑ってたんですよ私。
【 針 】
大事なことだ。
【 Wさん 】
親の前でもよく笑ってて。親は過去のこと、よくわかってるじゃないですか、そばにいたから。こんなに笑って勉強してる私を見れたのは、初めてだと思う。今までは、泣いて予備校から帰ってきたりしてたので。そこが1番の違い。
【 針 】
俺がよく『 (Wさんは)そういう風に見えないよ 』って言ってたのは、ここにきてる時しか知らないから。途中くらいから、『この子いけるな(受かるな)』って思ったのは、笑顔絶やさなかったところ。受かってる子は、みんなそう。どんなに辛そうでも笑顔なんだよ。Wさんは、そんな笑顔しか知らないから『そんなことあるのかな』って思っちゃう。
【 Wさん 】
いやいや、体にはでっちゃってて。よく風邪ひいたし、咳出たり、胃が痛かったり。そんな辛い状況でも、ここには来たいと思ってた。なんだかんだ笑ってた。先生たちと喋ってると紛れる?のか頑張れてたんですよね。
【 針 】
よくあるのが、ご家族が合格後挨拶に来た時、『 前と違ってすごい勉強してました 』とか『 前と違って楽しそうに学校のこと話してくれるんです 』とか言ってくれること。前と変わったことを話してくれるんだけど、前を知らないから、そうなのかなって思っちゃう。
【 Wさん 】
一番そばにいる人ですもんね。
【 針 】
(薬進塾の帰りに、お母さんと)車の中で、ずっと話してたんでしょ?
【 Wさん 】
話してました。
【 針 】
お母さん、うちの先生のこと皆知ってんのかな?
【 Wさん 】
知ってます。名前言えばわかると思う(笑)。
辛いのは…
【 針 】
でも、意味もわからず覚えろじゃあ、辛くなるのも当たり前だよ。本1冊でも辛いのに…色々な科目で本何冊もあってさ…どれもなんだか分からないけど覚えろじゃ、拷問に近いわな。成績貼りだすってのもね。
【 Wさん 】
それが一番嫌でした。先生たちによる生徒差別もあった。
【 針 】
質問に行っても、気に入った生徒にしか答えないとか、よく耳にするよね。あった?
【 Wさん 】
私は無かったんですけど、見てて分かりました。
【 針 】
ウチは質問行くと、先生方ワーワー楽しく答えてくれるけど、他所だと『 なんで、そんなこと聞きに来るんだ 』、って言われたり、何回も質問行くと『 お前ばっかの相手はしてられない 』とか嫌がられるとかあるんだよね。
【 Wさん 】
質問待ちしてる大人数の前での質問なので、周りに内容聞かれてるのも嫌で。『 このレベル聞いてんのお前 』って思われるのも嫌でっていうのもあったし、先生にもそう思われてるのかなって…態度に出る先生も居たので質問には行きにくかった。
【 針 】
質問って講師室じゃないの?
【 Wさん 】
カウンターとか、職員室前のランチ食べるようなところ?そういったスペースでの質問でした。
【 針 】
なんで講師室じゃないの?
【 Wさん 】
わかんないです。
【 針 】
皆に聞こえちゃうじゃん。嫌じゃん。
【 Wさん 】
だからそれが嫌でした。だから、だんだん行けなくなった。周りに聞こえるのが一番恥ずかしかった。
【 針 】
質問もさあ、結構プライベートな部分が多いんだよ。うちはマンツーマンだから、そういう人もいるんだからって、配慮して質問受け付けないと、
【 Wさん 】
人数が多いから噂もすぐ広まるし、『 あいつ、あんなこと聞いてた 』って噂される。
【 針 】
そんなことあるの!?
【 Wさん 】
ありますよ!!噂とか嫌だった。でも、薬進塾は噂とかないし、質問しやすかった。
【 針 】
少人数制だと無いんだよ、変な噂とか…。質問しやすいと思うよ。それに、学生さんって『 こんなこと質問するの? 』なんて言われると、来れなくなる。何聞いたっていいはずだけど。俺なんて前、漢字教えていたことあるよ。
【 Wさん 】
えー!?
【 針 】
いいんだよ、それで。結構成績いい学生さんに限って『 こんなこと知らない 』っていうの、あるんだよ。でも言えないんだよ、そういうこと言われるから。いいじゃん、何質問したって。『 こんなことも解んないのか 』って言うけれど、こんなことも解んないから予備校来てんだし。
【 Wさん 】
ホントですよ。
【 針 】
〝こんなこと分かんない人〟に教えるのが、俺たちの仕事だから、『 こんなことも解んないのか 』って言う人が不思議。ウチの先生たちなんて、質問してないことまで教えてくれるじゃない。
【 Wさん 】
たしかに。
【 針 】
ウチの先生方、話し好きだから(笑)。
【 Wさん 】
楽しかった(笑)。
【 針 】
マンツーマンで指導してると、その学生さんが見えてくるからね。『ここがわかってないな』とか。マンツーマン指導で、皆が立て続けに同じこと質問してきたりすると『ここのところの教え方変えなきゃな』とか、先生側もプリント作る時の参考になるんだよ。ホントは凄い嬉しいことなんだけどね。
薬進塾の講師 その1
【 Wさん 】
休み時間のたびに先生のところ行ってました。独占レベルで行ってました(笑)。
【 針 】
良いことだと思うよ。はじめの方から割と良い質問してたと思う。下手な質問とかってあって、『何言ってんだ?』って質問あるけど、質問することで上手くなっていくし…。今年に関しても言えることは、質問用紙いっぱい書いてたのH君、Wさんで、どっちも受かったでしょ?質問来てる人が受かるんだよね。成績今一つの人に、個人面談で言うのは『 質問来てないよね 』、『 もっと質問したほうが良いよ 』ってのが一番初めの指導になる。来てない人とかいるじゃん、見てて。Wさんが、質問よく来てたのは嬉しかったね。
【 Wさん 】
質問しやすい環境でした。
【 針 】
そこも、前の予備校と違う?
【 Wさん 】
はい。先生たちの受け入れ態勢が全然違いましたね。
【 針 】
受け入れ態勢?
【 Wさん 】
はい。質問行った時の、嫌な反応は一切なかったし。貝和先生の〝いらっしゃいませ~感〟が好き(笑)。S先生から、わざと『 嫌だ 』とか言われるのも好きだった(笑)。
【 針 】
そうやってね、塾生さんに『え~っ』とか言わせて、気軽に接するようなきっかけ作っているんだよ。
【 Wさん 】
そうなんです。仲良いんです、入り込みやすいというか(笑)。
【 針 】
T先生(有機化学担当講師)なんて質問の時の方がわかりやすい(笑)。
【 Wさん 】
ちょっと質問しただけで、『 (時間無いから)また来まーす 』って言って、あとで行ったら、もうなんか原子模型に付箋つけて、私にわかるように説明する準備とかしてくれてて、ちょっと感動しました。
【 針 】
T先生まじめだから(笑)。M先生(病態・薬物治療Ⅳ担当講師)、紹介してくれたんだよ。
【 Wさん 】
M先生良かったですよ。朝会った時『 おはよう。調子どう? 』って聞いてくれる。よかった。あっちから話しかけてくれるって嬉しくて。
【 針 】
先生から話しかけるとうれしい?
【 Wさん 】
嬉しい。嬉しい。嬉しい。
【 針 】
M先生(病態・薬物治療Ⅱ担当講師)とかは、普通に気軽に話しかけてくれるよね。
【 Wさん 】
『 ジュース買って下さい 』とか言っちゃって(笑)。『 君だけだと不公平なので全員分な 』って、全員分買ってくれました。
【 針 】
人としても面白い先生たちだからね(笑)。他所と違ってベテランだから、そういうところ上手いと思うよ。学生さん対応。ウチはねどの先生も1年契約なんだ。1年見てて『 この先生はチョット… 』っていう先生は、ご遠慮願ってるけど…そんな中、今残ってる先生たちは長い先生たちだから、面倒見もいいし、楽しいと思うよ。他所の先生は若い先生多いから。
【 Wさん 】
前の予備校、『 ついこの間、隣で勉強してた子が次の年通ったら先生だった 』ってパターンあったので。
【 針 】
よく聞くよね。
【 Wさん 】
ちょっと衝撃を受けますよね。
【 針 】
どうやって、講師選んでんのかな?手をあげたら、皆、講師になれちゃうのかな?
【 Wさん 】
そうみたいですよ、今。
【 針 】
結局、どこも講師が足りないから、手をあげたらなれちゃう。でもね、それも色々問題あるんだよ。俺は予備校行ってて、『 講師にならないか? 』って声掛けられて講師になったんだけど…。その時、つまり講師を選ぶときに、まず俺の成績を見るわけね。偏っていないで、全体的にとれてるかって。もちろん、出席率、遅刻してないかも調べられる。さらに、俺の周りの友達とかに聞くの。『 彼どんな感じ? 』って…。それをクリアして初めて声掛けられる。誰でも、手をあげてなれるってもんじゃなかった。実際、『 講師になりたいんです 』って申し出たんだけれど、講師になれなかったっていう人はいたし…。選んでたんだよね、講師を…。
【 Wさん 】
前の予備校の先生から、前に聞いたことがあるのは…そこでは『 推薦するにあたって先生たちがまず選ぶ、成績見て…。で、推薦をして… 』って言ってました。友達が(講師に)なったんですけど、その子は全然出席率良くはなかったです。
【 針 】
手をあげたら、なれるってどうなんだろう。以前いた予備校で、俺が新人研修やってたのね。今は新人研修、しっかりやってないみたいだから…。
【 Wさん 】
そうなんですか…。
【 針 】
ある大学の先生が言ってたけど…新人に模擬授業を、講師の前でやらせて、その時に皆でボロクソに言うらしいの、わざと。そうやってプライドをへし折って云々、言っているらしいんだけれど…人を何だと思っているんだろうね?その大学の先生『 流石ですよね 』なんて言っていたけれど、世間ではそれをパワハラって呼んでんだよ。それは間違い、100%。講師を育てるうえで、100%間違い。そんな連中が講師やっているから、学生さんにも同じようにパワハラまがいのことするんだよ。俺が新人講師の研修やってた時、言ってたのは『 新人は下手で当たり前 』っていうこと。模擬授業で何を言うかっていうと…例えば、たいていの人って『 黒板に書いてください 』って言うと自分の目線の所から書き始めるんだよ。でも、ウチら講師って、手を伸ばして上から書かないとだめなんだよね。そういうのを教えてやんなきゃだめなんだよ。
【 Wさん 】
なるほど。
【 針 】
『 講師って、黒板の上から書かなきゃだめだよ 』とか、『 黒板に書いた内容、自分の体で隠しちゃだめだから、動かなきゃいけないよ 』とか、そういうのを教えるのが正しい研修で、模擬授業なんだよ。ボロクソに言ってプライドへし折って…それは単なるパワハラだよ。人権侵害かな。それじゃあ、育つもんも育たないよ。いい講師がいなくなるわけだ…。研修という名のイジメだね、俺に言わせれば…。まあ、ボロクソ言っている人達も、どれほどの腕前かと思っちゃう…講師としての腕前がね…。しょせん、研修という名を使った〝弱い者イジメ〟でしょ?そんなことやっている人が、いい講義できるとは思わないよ。弱い者いじめは、学生さんたちにも波及していると思うからね。
薬進塾の講師と講義
【 針 】
ウチの講師は慣れてる先生方だから、講義も聴きやすいと思うよ。俺なんかも講師室にいて聞こえてくるんだけど…『 上手いなあ 』と思ったりして。楽しそうだし(笑)。
【 Wさん 】
確かに、楽しかった。
【 針 】
皆ねえ、ウチの講義は楽しいって言うんだよ。なんで楽しいのかな?
【 Wさん 】
喋り方が上手、眠くならない。聞き逃したくないって思える。
【 針 】
新人講師の研修の時言ってたのが、『 ポイントはリズムを変えること 』なのね。『 変化をつけること 』が講義を進める上でのポイント。先生によっては声の強弱で変化つけるし、声のトーンで変化つけたり、しゃべりの間で変化をつける先生もいる。講義って、変化があると飽きてこないんだよ。
【 Wさん 】
そうですね。前の予備校では、良くないんですけど居眠りしがちだった(笑)。
【 針 】
それは変化がないから、単調だから。
【 Wさん 】
他の人よりは寝てなかったと思う(笑)。
【 針 】
時たま、ガチ寝が居るからなあ。『 お前、ガチ寝してどうするんだよ 』って(笑)。
【 Wさん 】
『 お前何しに来てんだよ 』って思いました(笑)。
【 針 】
ウチの講義は全然違ったでしょ?
【 Wさん 】
違いました。黒板に書いてばっかりじゃない先生とか…。S先生(病態・薬物治療Ⅰ担当講師)とかって、黒板に書かないじゃないですか。だけど最強のプリントがあるので。
【 針 】
しかも、マシンガンのように当てていく(笑)。
【 Wさん 】
あれは、最初はきつかったけど…最後の方は慣れていって『 何でも来い 』って思いました。
【 針 】
以前、時間割の関係で1週間に2回S先生の講義が入ったことがあって…。時間割配ったら、塾生さん、ざわついちゃって(笑)。結局、何日か後に変更になって1回になったんだけど…配布した時は、結構塾生さん、ザワザワってなったな。
【 Wさん 】
余裕で1時間30分延長とかありましたもんね(笑)。
【 針 】
T先生(分子生物学担当講師)とかも、結構延長するしね。なんかね、本人は『 まだ大丈夫そうだから、ここも触れておいた方が… 』みたいな感じらしい(笑)。講義は面白いっていう人多いみたい。
【 Wさん 】
大学の先生の授業なのに、こんなに面白いんだって思いました。正直。
【 針 】
結局、大学で教えてることって学問だから、間違ったこと言えないし、怪しいこと言えないけど…。ウチでやることって学問じゃなくて、国家試験受かるためのスキルだから…。やっていること違うから…。
【 Wさん 】
先生たちは教え方を変えてるってことですか。
【 針 】
もちろん、もちろん。やること違うだもん。目的が違うでしょ?学問教えてるんじゃなくて、言い方悪いけど〝国家試験受かるためのテクニック〟教えてるんだから。よく俺が言ったじゃん、『 学術的には多少問題あるけど、これで覚えといて良いから 』って。アレだよ。まさにアレ。
【 Wさん 】
そうやって言って下さると安心でした。
【 針 】
『 皆、これで覚えといて良いよ 』ってのが、まさにそれだよね。時たまいるんだよ、『 先生、これに書いてあること違うんじゃないですか? 』って…。『 イヤイヤ確かにそうだけど、そうやってたら、君解んなくなるから、薬剤師国家試験対策ではこれでいいよ 』って。
【 Wさん 】
I先生(機能形態・薬理学Ⅰ担当講師)とか、よくテクニック教えてくれました。
【 針 】
例えば?
【 Wさん 】
『 理論解くときはこういう解き方してね 』とか、『 正しいところ探しちゃだめだよ、間違ったモノ探せ 』とかを、言って下さって。大きかったですね。ただただ、普通に解いちゃってる自分がいたので、今までは。
【 針 】
そのテクニックも、基礎からしっかりやってるから使えるテクニックで…。前にいた学生さんが、勉強もしないでそのテクニックだけ持ってちゃうんだよ。『 イヤイヤそうじゃなくって、やることやった後で、最後にそれやると点数アップするんだよ 』って言ってるのに、やることやらない。昨今はさあ、テクニックばっかりやってる人がいて…『 イヤイヤ、そうじゃねえんだよ 』って…。
【 Wさん 】
確かにI先生は最後に言ってました。最初にそんなことは言われなかった。
【 針 】
初めにそれ言っちゃうと、皆そっち行っちゃうんで…。だから俺が言った、〝分からない問題にぶつかった時の、選択肢の選び方〟。ああいうテクニックって、それなんだよね。最後の最後に使えるっていうやつ。ホントにチョットのことかもしれないけれど、塾生さんは『 やりやすい 』って言ってくれる。でも、やることやった後の、本当に最後の技というか…テクニックなんだよね。
基礎から理解していく講義
【 針 】
ウチの講義楽しかったっていうのは、基礎から解かったからだと思うよ。
【 Wさん 】
あー、確かにそれは言えるかもしれないです。
【 針 】
それは、大きいと思うよ。学習指導通り、毎日復習していたんでしょ?
【 Wさん 】
していました。ホントに後れを取るのが嫌で、毎日復習して…。『 絶対授業から遅れたくない、1回でも遅れたら着いていけなくなる 』って…。そうならないように、毎日復習してたし。最初の方、週2日休みだったけど1日は勉強してたし、そういうのが大きかったと思います。最後までついていけたのは…。あっ、結構自分の自信になってるのは、S先生の質問に友達が当てられてるところで、自分も心の中で答えたりするじゃないですか。結構、答えられたから、それがまあ自信でしたね。
【 針 】
それは、やるべきことやってるから。それで、力付いたからだよ。
【 Wさん 】
そうですね。復習を疎かにして定着させてなかったら、あの質問には答えれていないし…。即答で答えないといけないから、ある程度頭の中を整理できてないと答えられないし…。毎日復習して、指導通り、隙間があれば他の科目も見てっていうのはやってたので、最後までついていけた。先生たちに、ついていけたって思います。だから、楽しかったんだと思う。遅れちゃうと自信失くすと思うし、過去の自分はそうだった。
【 針 】
ついていけなかった?
【 Wさん 】
そうですね。講義聞いていても〝何言ってんだろう?〟って…。先生が基礎から教えてくれる…例えば原子っていうのが、どういうものかって教えてくれたから、楽しく理解できたってのがある。だから復習も、ある程度授業で理解…8割くらい理解できてたから、それを復習するのがイヤじゃなかった。
【 針 】
解んないこと『 復習しろ 』って言われてもね。
【 Wさん 】
辛いですよ、それは独学みたいなもんですよ。
【 針 】
『 なにやってんだかな 』って思っちゃうもんね。
【 Wさん 】
そう。
【 針 】
勉強するうえでの姿勢。試験対策の姿勢って、結構大事なんだよ。それが、Wさんの話を聞いててあるんだよね。あの『 遅れないように、ついていこう 』とか『 そのためのどうするか 』とか、『 ちょっとでも遅れたら、自分はついて行くの難しくなるから、遅れないために、こうやっていこう、頑張っていこう 』みたいな。そういう姿勢ってすごい大事なんだな。そういう姿勢があると、それが1本芯になって試験対策って進められていくんだよな。そういうのがないと、ダラダラになっちゃうんだよなね。
【 Wさん 】
『 今日いっかな 』が1回でてきちゃうと、たぶんホントに、私も自分に甘いので、『 いっかな、いっかな 』ってなっちゃう。分かってるから、それは無い様にって…。
【 針 】
学習指導とかでスケジュール立てたけれど、その通りやってたんでしょ?
【 Wさん 】
はい。もともと自分、スケジュール立てないで、なんとなくでやってて…。作っても、それ通りにはいかないし…『 それはいいけど、何をやろっかなー 』で時間経っちゃったりだったんですけど…。スケジュールの指導されて、凄くやりやすかったし、時間決めてたのでメリハリがあって…。休みの日はガッツリ遊んだりとかしてました。夏休みとか。
【 針 】
ぜんぜん良いと思います。
【 Wさん 】
でも、やる時はやってましたし。そう、それが良かったですね。
【 針 】
何回か言ったけれど、受験生だからって、遊んでいけないわけじゃないんだよ。やることさえやってれば、遊んで構わない。でね、『 自己管理って重要だ 』って話したと思うけど、そういうのがちゃんと出来てたんだよ。
こんなに勉強したことがない!
【 針 】
大学時代も前の予備校でも、こんなに勉強したことあった?自分一人で。
【 Wさん 】
ないです。
【 針 】
ウチ来ると皆言うんだよ、『 こんなに勉強したこと無かった、自分一人で… 』って
【 Wさん 】
なかったし、ダラダラ時間ばっかかかって、やった気になってみたいな。でも、やったことを聞かれたり、質問されても答えられないレベル?意味のない、要はただやったって感じで…。今年は、ホント違くて。やってて疑問がでてきたり、理解していくと、余計質問したりとか、自分から動いていた。あと年末こんなに勉強したのは初めてでした。
【 針 】
皆、言うよそれ(笑)。大晦日と元旦は、ゆっくりしていいよって言うんだけれど、皆、勉強する(笑)。
【 Wさん 】
あれを聞いてて、確かにホントに30、31日は先生も言った通り、『 いつもの半分くらいでもいいよー 』って言って下さったので半分はやって…で、さらにもうちょっとやろうって感じで。さすがに夜、いつも通りの時間に寝ました。夜、ホントに普通にやってましたよ、勉強。でも、気持ちよくなっちゃってて『 私凄いじゃん、年末やっちゃってんの 』みたいな。1月1日も昼間っから普通に勉強して。でも、家族との食事とかあったので、ちゃんと皆と顔合わせてっていうこともやって…もう2日から通常モードで。
【 針 】
皆言うよ。『 大晦日に勉強してる俺、正月に勉強してる俺…なんか凄い 』みたいな(笑)。
【 Wさん 】
結構、あの年末に自分の気持ちを鬼にして、誘惑に負けないで勉強出来るかって大きいですよね。
【 針 】
自信になるよね。以前、『 生まれて初めて紅白見なかった…勉強していて 』って奴いたな(笑)。
薬進塾の講師 その2
【 針 】
授業で8割理解して…だから復習もしやすかったと思う。授業解んなかったら、復習に何やっていいかわかんないからね。ウチの先生方15人いたけど、どの先生も腕の良い先生だから。『 この先生は! 』『 凄い 』『 面白い 』っていうことで、思い出される先生とか、印象に強く残ってる先生とかっている?
【 Wさん 】
みんな良かったけど、もちろん針ヶ谷先生。まず針ヶ谷先生。
【 針 】
嬉しいけど、何故?
【 Wさん 】
私、『 針ヶ谷先生は神だ 』って、ずっと家で言い続けてて。
【 針 】
神かあ(笑)。良かったよ、仏様じゃなくて(笑)。
【 Wさん 】
ホントに喋り方とかも…まず、こんな講義聞いたことないと思って。
【 針 】
あー、それはホント皆言ってくれる。嬉しいっすね。
【 Wさん 】
わかりやすい。あと例えてくださるじゃないですか。そういうのが分かりやすかったし、聞きこんじゃう感じ?聞きいっちゃう感じ?でしたね。先生の1コマってあっという間で…。たぶんNo1かな?私の中で。人生の中で一番解りやすい先生だった。
【 針 】
ありがとうございます。そう言ってもらえて励みになります。
【 Wさん 】
これは私だけじゃないって思ってます。
【 針 】
より精進して、もっと良い講義を心がけます。
【 Wさん 】
ホント、針ヶ谷先生に出会えたから、受かったとしか思わない。ホント、講義だけじゃなく、日々のメンタルケアをしてくださってたと思うので、ホントに救われた。
【 針 】
講師が、講義だけやればいいっていう時代は終わったんだよね。っていうか、もともと考え違いしているっていうか…。講師ってのは、講義もできて、さらに一人ひとりの色々な面もフォローしていくっていうのが、仕事なんだよね。『 教えていればいい 』っていう時代じゃないっていうか…もともと、講師ってそういう仕事じゃないんだけどね。昨今は、そこらへんが間違っている。ウチの先生方は、そういう所しっかりしているけれどね。
【 Wさん 】
そうですね。あとは、I先生。
【 針 】
なんでI先生?
【 Wさん 】
なんなんでしょう…ひたすら書くじゃないですか。最初、初めて受けた日のことまだ覚えてるんですけど…。『 絶対ついていけない、この先生 』って思ってたんです。でも、最後はぜんぜんついていけた。なんかこう、解りやすいし面白い。んー、なんか面白いんですよね。
【 針 】
うん、面白いとは思うよ。
【 Wさん 】
人間的にたぶん好きなんでしょうね。馬鹿みたいにゴロがあったわけじゃないんですけど、たぶん先生の中で大事って所はゴロを教えて下さって。そのゴロも記憶に残りやすいゴロで…。
【 針 】
自分で作ってるんだろうな。
【 Wさん 】
あー、ホントに聞いたことのないゴロで。
【 針 】
俺もそうだしI先生もそうだと思うけど…自分で勉強してると、『 ここはこう教えよう 』って見えてくるんだよね。自分で勉強してると『 何でこうなるんだ? 』っていうのが出てくる。それを調べて噛み砕いていく。そして『 なるほどな 』って自分で理解するから、『 ここはこう教えよう 』って解りやすく説明できるようになるんだよね。そこいくとI先生なんか勉強してるから、解りやすいんだと思うよ。ゴロもそういった感じで出てくるのが、本当なんだけれどね。
【 Wさん 】
そうだと思います。
【 針 】
講義で印象に残ってる先生いる?講義でも普段の対応でも、印象に残ってる先生って誰かな?
【 Wさん 】
M先生(病態・薬物治療Ⅱ担当講師)。楽しい先生ですよね。
【 針 】
どういうふうに?
【 Wさん 】
んー、楽しく喋ってくれる?だから、こっちも授業聞いて楽しくなるし…。
【 針 】
そこが授業の1番のポイントなんだよ。教えている方が楽しくないと、聞いている方も楽しくないからね・
【 Wさん 】
なんかもうホントに、その通り。で、最後の方とかM先生との距離が近くなって…。私も周りともね、なんか馴染んできたので…。なんかこう、M先生がチョット違うこと言っていると、アイコンタクト取って、『 ここ違うよ 』とか、よくやってたんですけど(笑)…そういうことも、やり易いっていうか…。なんか、M先生が間違えてしまった時とかも、素直に謝ってくれたりして…。『 ごめん、ごめん 』とか、笑顔で『 実は、わざとやったんだよ 』とか…そういうの、すっごい良かったし。
【 針 】
いい意味で、緊張感ないってことでしょ?
【 Wさん 】
そう。なので私自身もM先生にそう話せたりとか、M先生が『 最後なんか質問あるー? 』って、教室の中、歩き回ってくれるんですけど、やっぱ質問しやすかった。でも、自分が質問してるのって、教室で質問してるから、皆に聞こえてると思うんです。でも、それは『 まあ、皆が解ってないことかなー 』って思ったし、ホントに質問しやすかったし、声もかけやすかったし…。授業は、ガチガチじゃなかった。良い意味で。
【 針 】
M先生も学生さん好きだから。
【 Wさん 】
うん。あっという間に昼休みが終わる、喋り込んじゃって…(笑)。
【 針 】
休み時間は『 じゃあ、ちょっと吸ってくるかな 』って、出ていくし?
【 Wさん 】
そう、急にいなくなる(笑)。
【 針 】
で、『 先生質問来てますよ 』みたいに呼びに行く(笑)。『 あっ、そう 』って戻ってくる。ウチはそういう意味で緊張もしない…良い意味でね。良い意味で緊張感なく出来るところが、良いところなのかなって思う。そういう予備校にしたかった。だから、教室のドア開けたら、すぐ先生が居るっていう環境。皆で、この場を共有しているって状況にしたかったの。そして、その成果がうまく出てくれているのかなって、Wさんの話を聞いてて思うし、良かったのかなって。改めて思うよ。
如何でしたでしょうか?読んでいるだけで、Wさんの笑顔が伝わってくるような、そんな感じがしませんでしたか?インタビューで答えてくれていたように、Wさんは薬進塾に来ることが、ちっとも苦痛ではなかったそうです。授業も、とても楽しかったとのこと。これが、6回目の国家試験を受験する人の言葉でしょうか?ブランクがあって、国家試験に臨む人の言葉でしょうか?普通は考えられませんよね?でも実際、最後の講義の日にWさんは『 もうここに来なくなるかと思うと、寂しいような… 』と話していました。これが、薬進塾の試験対策なのです。キツイ、ツライ、大変だけではない試験対策。それが薬進塾にはあるのです。そのことは、Wさんのインタビューからも十分伺えることと思います。
今、後半は編集中です。近日中に掲載できると思いますので、楽しみにしておいてください!
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