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✨ 卒業生 薬進塾を振り返る。

 薬進塾では、毎年、合格した塾生さんに薬進塾や勉強方法等についてインタビューを行っています。そして、それを〝合格者(ロング)インタビュー〟として、ホームページに掲載しています。早いもので、105回の合格者インタビューが掲載された暁には、5つ目の合格者インタビューということになります。

 そんな合格者インタビューの最初は、97回薬剤師国家試験、つまり6年制初の国家試験での〝旧4年制課程 既卒者 合格ロングインタビュー〟。旧4年制課程卒業で6回目の受験で合格したU君が、最初のインタビューをした塾生さんということになります。240題の国家試験を5回受験したものの、中々結果を出せなかったU君。そして、6回目の国家試験受験。前述のように、97回薬剤師国家試験は6年制初の国家試験。4年制卒業のU君にとっては、そのハードルは決して低いモノでは無かったはずです。そんなハードルの高さに屈することもなく、一年間しっかり勉強してきて掴んだ国家試験合格。初のインタビュー掲載にふさわしい塾生さんであると、今更ながら痛感しています。

※ U君は一年コースで勉強していました。

 そんなU君も、今や薬剤師国家試験免許を活かし、八面六臂の活躍ぶり。教え子の、素晴らしい活躍に、私としても嬉しい限りです。そんなU君から、先日久しぶりに、そして突然電話が来たのですが…U君曰く『 薬進塾で習ったことや、先生から指導されたことが、今働いていて色々役に立っています 』とのこと。そんな言葉を聞いて、私の嬉しさも一入。そうやって話がはずむ中、『 じゃあ薬進塾のことが、どういうふう仕事に活かされているか、チョット書いてみてよ。また掲載するから 』と調子に乗りついでに話してみたところ…『 いいですよ 』と快く引き受けてくれました。本当にありがたい限りです。

 そんな、八面六臂の活躍のU君からの、メッセージです。

 

 『 国家試験は紙の上の試験である 』当時、針ヶ谷先生が6年制最初の試験を控えて、不安になっている学生にかけてくださった言葉である。4年制の試験から6年制の試験になり、問題が大きく変わり自分たちの勉強では通用しないのでは?そんな毎日の不安の中、『 国家試験とは、薬剤師に必要な知識を試験しているのであって、薬剤師として重要な事が変わるわけではない。だから、今まで重要とされていた基本的な事を丸暗記ではなくしっかり理解し、その場で考える事が大事 』だと声をかけてもらった。その言葉を信じて先生の指導の元、理解を深めた結果、国家試験に無事合格出来た。

 国家試験は、幅広く柔軟で深い知識を必要とする。それを全て暗記することは難しい。だからこそ理解を深め、問題を読み解く力が必要である。理解するにあたり、どの部分が大事か?なぜ重要か?それは、現場経験の豊富な先生方がよく分かっている。つまり、手っ取り早く試験で点数を取りたいのなら、丸暗記ではなく、現場経験の豊富な先生方が教えてくれる〝本当に重要な事〟を把握して如何に理解するかが重要だ。確かに、どんなやり方でも国家試験に合格することはできるかもしれない。ただ多くの受験生にとって、国家試験合格はゴールではなく通過点である。先生の指導である基本が大事、意味をしっかり理解して勉強するという事は、国家試験だけではなく薬剤師になってからも大きな意味を持つ。

 私は今、薬剤師として投薬時の説明はもちろん、新人薬剤師、薬学生、登録販売者、患者様等に指導・講義・講演を行っている。その時、(相手の)理解に至るまで順序よく説明・指導することが出来る。相手がどこまで理解出来ているのかも、おおよそ見当がつく。教え方も、噛み砕いてみたり、何かに例えてみたりとか、丸暗記では出来ない事が、出来るようになっている。身に付いた知識は、理解しているので忘れにくいし、それを基に質問にも応えることができる。状況や、相手に合わせて使う言葉も、自分で思ったように変えることができる。つまり、基本から理解を深めるという事は、相手を理解させる力も身につくということだ。これは仕事を行う上で強力な武器になる。そのお陰か、患者様に信頼され様々な相談を受けることができ、私もその都度成長し、世の中へ貢献できていると思う。

 今、薬剤師に求められている業務は、対物業務から対人業務になってきている。国家試験合格の為には、膨大な知識を、身につけなければならない。使ってこその知識。その知識をどうやって身に付けるのか?AIでも出来る『 説明する 』『 話す 』だけではない、『 相手に理解させる力 』へ繋がる勉強法。これからの、長い薬剤師人生に繋がる大事な時間を、この予備校に預けて本当によかった。そう思っている。

 

 『 さすが、苦労して国家試験合格を掴み取っただけのことはある 』と思わず唸ってしまう内容。U君の書いてくれた、この文章には『 人にモノを教えるには何が大切なのか? 』『 教える・指導するとはどういうことなのか? 』そして『 国家試験合格に必要なこととはどういうことなのか? 』『 国家試験の存在とはどういったものなのか? 』それが、しっかりと書かれています。そして…手前味噌ではあるかもしれませんが、私が塾生さんに伝えたこ・伝えたかったことも、しっかりと書かれています。U君が、こんなに立派になって、指導した私としても嬉しい限りです。今後もU君は、自分の目でしっかりと物事をとらえながら、より一層の成長を遂げていくことでしょう。U君が書いてくれた『 世の中へ貢献できていると思う 』という言葉が、如何ほど重たいものなのなのか?そして、それを自分で感じ取ること、思うことが如何に人として大事なことなのか。特に、医療や教育に携わる人間にとっては、それが如何に自分たちの存在の根源として必要なものなのか。U君は、それをしっかりと掴み得ていると思います。そんな教え子を持てたことを、私は嬉しく、そして誇らしく思っている次第なのです。

 

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