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💮 主任講師挨拶 2019

おかげさまで10年目!

 新元号も『 令和 』と決まり、平成の世も後1ヵ月となりました。新たな世を迎える訳ですから、『 時代に1つの区切りがついた 』といったところでしょう。

 1つの区切りと書かせていただきましたが…我が薬進塾も、今年で10年目を迎えることになりました。10年と言えば一昔。そう言われている〝10年〟という単位ですから、薬進塾も一区切りついたということができると思います。月並みな意見ではありますが、あっという間の10年でした。薬進塾を始めた当初のことが、今でも昨日のことのように思い出されます。正直なところ『 えっ?もう10年経ったの? 』といった、驚きの方が大きいのが事実です。そして、よくぞここまでやってきたものだと、感涙の思いがあるのも事実です。

 ここまでの道のりは、決して順風満帆、平坦なものではありませんでした。むしろ、向かい風の方が多かった…そんな気がします。薬進塾が始まった平成22年は、薬学4年制が6年制になったことによる〝空白の2年間〟と呼ばれた最初の年。つまり、新卒の方が出ない年。新卒の方が出ない以上、国家試験受験者数も激減した年であります。当然ながら、予備校を利用する人も激減…といった年でした。実際、薬進塾の立ち上げとなった平成22年の塾生さんは、一年コース6名、半年コース4名、短期コース2名の総数12名。1年目とはいえ、あまりにも心細い塾生数でした。もちろん、立ち上げ当初から満杯になるとは思っていませんでしたので、それ相応の心構えはあったのですが、やはり心打ちひしがれる思いであったことは確かです。当然、その後もすぐに塾生さんが増えるということはなく、塾生さんを集めるために、苦心惨憺の状況でした。誹謗中傷を受けたり、嫌がらせをされたことも何度もありました。

 何度、心が折れそうになったことか。しかし、そんな私を支えてくれたのは、何を隠そう塾生さん達でした。少ない人数ながらも、皆、真摯に試験対策に取り組んでいる姿には、本当に勇気づけられたものです。『 ここに来て、初めて理解できました 』『 講義、分かりやすいです 』『 勉強のやり方が分かりました 』そんなことを笑顔で語ってくれる塾生さんを見る度に、『 やはり薬進塾をやってよかった。私の考えは間違っていなかったんだ 』と、何度思ったことか。そして『 薬進塾に来て合格できました 』『 私は薬進塾でなければ合格できなかったと思います 』、そう語ってくれる塾生さん笑顔を見る度、こちらも涙を禁じえないほどの喜びに包まれていました。その笑顔があったからこそ、10年続けてくることができた。そう、強く感じている次第です。

 塾生さんだけではありません。優秀な講師の皆さんも、薬進塾の10年を支えてくれたことは間違いありません。既に講師を辞められた方を含めると、総勢30名近い講師の方々に、薬進塾で教鞭をふるって頂きました。どの先生も、塾生さん思いの素晴らしい講師であったことが、薬進塾の自慢でもあります。その講義を聞いたりプリントを見た時、『 いい講義だなぁ 』『 よくできたプリントだ 』と、講師をしている私自身が見とれてしまう程の、素晴らしい講義・教材。当然のことながら『 どんなに私が勉強したところで、この科目では、この先生には敵わない(かなわない) 』と、思ってしまうほどの腕前であることも確かです。そんな講師陣があったからこそ、10年の道のりを歩むことができた。これも間違いない事実であり、私自身も強くそれを感じています。そして、そんな素晴らしい講師に教えに来てもらっている。塾長である私は、何て幸せ者なのだろうと、心の底から思っています。

 薬進塾を支えてくれたのは、塾生さんや講師陣といった〝薬進塾の中の人たち〟だけではありません。薬局さんも含め、様々な企業の方たちも、薬進塾を支えてくれた恩ある人たちであることは、間違いありません。こんな小さな予備校に、真摯に対応してくれ、さらに外部講義や講演会等も依頼して頂き、それがどんなに心強かったことか。企業の中には、ホームページ作成の手助けをしてくれている方もいらっしゃり、本当に感謝の言葉しか見当たらない次第です。

 もちろん、薬進塾の業務・運営を支えてくれている、税理士事務所の方や社会保険労務士の方、顧問弁護士の方、印刷会社の方、不動産会社や管理会社の方、経営に関する助言をされてくれる方…そういった方々のお力添えがあったことも、10年続けてこられた理由の一つであることは、言うまでもありません。

 そうやって、色々な人たちのお世話になり、色々な人たちに支えられながら歩んできた10年。そんな人たちの後押しがあったからこそ、向かい風の中、10年もやってくることができた。決して、決して薬進塾は単独で歩んできたのではない。そう、心から思っています。

 一つの節目を迎えた時、よく言われる言葉が『 初心忘るべからず 』。薬進塾が誕生した経緯には、学生さん達の声がありました。その声とは『 自分は少人数の所でなければできない 』『 大人数の所のやり方には付いていけない 』。そんな声から薬進塾は生まれました。そして、そういった学生さん達を全員合格させよう。これが、薬進塾立ち上げの礎になっているのです。『 大人数のやり方やシステムに付いていけない人は、薬剤師になれないのか?そんなこと、おかしいのではないか?大人数のやり方でなくとも、少人数のやり方でやれば、合格できる人も必ずいるはず。しっかりと一人ひとりを指導していけば、それで合格できる人もいるはず。そんな人達のための予備校を作ろう 』。これが、少人数制の薬進塾の誕生秘話なのです。

 よく、『 教室は大きくしないのですか? 』とか『 他の地域に○○教室を開講しないのですか? 』といった、ご意見をいただくのですが…。正直な話、薬進塾を今以上大きくする気は、毛頭ありません。他の地域に、教室を増設することも然りです。薬進塾の目的は、学校を大きくすることではありません。教室数を増やすことでもありません。来てくれた塾生さんを全員合格させること。これが薬進塾の目的であり、立ち上げの礎です。塾生の誰を思い出しても、皆、薬剤師になっている。こんな嬉しいことは、他にないのではないでしょうか?そして、それを目指すのが薬進塾の目標なのです。薬進塾講師・職員一同、皆、その想いがあることは確かです。

 初心忘るべからず。10年目を迎える今年。そして令和という新しい時代の幕開けとなる年。そんな節目を迎える年だからこそ、初心忘るべからずの意気込みを持って、更なる躍進を遂げたいと思っています。その初心こそ『 全員合格させる 』の一言に尽きます。10年目という、新たなる道を一歩踏み出した薬進塾。やはり、初心忘るべからずの想いを胸に、塾生さんを全員合格へと導くため、今まで以上に切磋琢磨していきたい。その気持ちを忘れず、令和という新たなる時代への第一歩を踏み出していきたい。そう思っている所存です。

 そして、今後とも講師、企業、関係各社、塾生及びご父兄の皆さまの、薬進塾に対する変わらぬご支援と叱咤激励を賜りますよう、心より宜しくお願い申し上げます。

 薬進塾 主任講師 針ヶ谷 知樹

 

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