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振り回されない強さ。

2019/07/30

 『 現代は情報社会 』というのは、もはや陳腐な言葉になってしまった。パソコンや携帯・スマホといった〝情報を得るための端末〟が身近になったことが大きな要因であるが、誰もがいつでも好きな時に情報を得ることができる時代である。そして、その情報を基に、行動する人は決して少なくはない。

 情報と一口に行っても、良い情報もあれば、悪い情報もある。さらに、一概に悪い情報といっても、二つの場合が考えらえれる。一つは、単に一個人にとって望んでいたモノと違う結果の情報を〝悪い情報〟という場合。例えば、日曜日に海水浴にでも出かけようとしていたのだが…天気予報で調べてみると一日中雨の予報だったりする。この場合、『 一日中雨 』というのは、本人にとっては〝悪い情報〟であろう。

 もう一つの場合の〝悪い情報〟は、人を誤った状況へと誘う(いざなう)〝悪い情報〟、いわゆる流言飛語である。流言飛語とは『 口づてに伝わる、根拠のない情報(デジタル大辞泉) 』とある。根拠の無い情報…早い話、真偽が定かではない情報であるからして、そんな情報を基に行動するならば、痛い目を見ることになってしまっても、当たり前といえば当たり前の話。実際、〝取り返しのつかない痛い目〟にあった人も何人も見てきている。だからこそ、どんなに身近に手に入るようになったとしても、情報というものはしっかりと判断して、扱わなければならない。自ら判断すれば、その情報を有益に用いることができるが、その判断を怠ると…自分自身がその情報に扱われてしまうことになる。つまり、情報に翻弄され、自分自身を見失ってしまう状況となる。

 これも何度かブログで書かせていただいたのだが…ことのほか、自分で判断できない学生さんは多い。『 何でこの参考書を買ったの? 』という問いに対し『 友達がいいって言ったから 』『 皆が持っているから 』といった返答をする学生さんは多い。コレなんかも、ある種、情報に振り回されているいい例であろう。自分で勉強するための参考書くらい、自分で判断できないものだろうか?イヤ、自分で勉強するのに用いる参考書だからこそ、自分で選ばなければならないのである。そこから試験対策は始まると言ってもいい。こういうことを言うと、必ず『 人の意見を参考にすることはいいことだ 』と意見する輩がいるが…『 人の意見を参考にすること 』と、さして考えもしないでそれになびくことは、全く別物である。誤解しないように。

 以前、交流をもった外国の方(&その外国の方と長く暮らしている日本人の友人)が言っていたのだが…日本人は事あるごとに『 皆が言っているから… 』という言葉を口にするが、それは日本人の悪い癖だとのこと。皆が何と言おうが、自分の意見は大切にするものではないか?との意見であったが、私も同感である。さらに『 皆って言っているけど…皆って何人? 』と聞かれて、答えに窮する場面があった。私も常々『 何人なんだろう? 』と思っていたからである。『 皆が言っている 』と水戸黄門の印籠よろしく振りかざす人間がいるが…皆って何人なのか?最近、読んだ本に『 「 皆が… 」と言っている時の皆は、多くても3人 』と書いてあったが、言い得て妙とはこのことである。人数にかこつけて、あたかも正確な情報のように思いこみたいのだろうが(または自分の都合よく事を運びたいのだろうが)、ここにも〝自分自身でしっかりと判断して扱う〟という行為が抜け落ちていることは確かである。

 先ほど『 人の意見を参考にすることはいいことだ 』という一般論を書かせていただいたが…その〝人の意見〟が、誰の意見かも知りたいものである。つまり発信元が、どこの誰であるのかということ。氏名も素性も分かっているのならまだしも、氏名も素性も分からない人間が発信元だったりするから驚きである。そんな、どこの馬の骨とも分からない人間の情報を鵜呑みにするなんていうことは、危険この上ないことではないだろうか?場合によっては、流言飛語だけが勝手に一人歩きしてしまい、〝どこの誰もが発していない言葉〟が、〝どこかの誰かが発した言葉〟として、堂々とまかり通ってしまっている場合もあるので、なおさら気をつけなければならない。そして…身元がはっきりしている人が発しようとも、身元不明の人が発しようとも、その〝参考にした意見〟によって、自分の望んでいる結果が出なかった場合。誰も責任は取ってくれないということを、肝に銘じておく必要がある。

 薬剤師国家試験対策にも、色々な情報が錯綜しているのは事実である。前述の参考書の一件もそうであるが、試験対策そのものにも、流言飛語が飛び交っている。私はブログや講演で、そのことを何度も指摘してきたが、流言飛語の勢いは日ごと増すばかりである。塾生さんの中にも、そんな流言飛語に洗脳されてしまっている方がチラホラいたりするが、その洗脳を解くことは容易ではない。まあ、それでも何とか洗脳を解いて、真っ当な試験対策を指導していくのだが…指導の結果、それ相応の成果が得られる度に、塾生さんが納得してくれたり、喜んでくれたりするのは喜ばしい限りである。まあ、真っ当な試験対策をやっているのだから、胡散臭い情報に振り回された〝試験対策もどき〟では得られなかった成果が出るのも、当たり前と言えば当たり前の話。ことのほか良好な成果が出たり、すぐに成果が出る場合もあったりするが、決して頷けない話ではないのである。もちろん、個人差はあるが…。

 情報には、いい情報もあれば悪い情報もある。良い情報が、自分にとって今一つ心地悪いモノである場合もある。悪い情報が甘い蜜のごときモノである場合もある。しかし、自分が目指すものは何なのか?得たいものは何なのか?それを、ぶれることさえ無く持ち続ければ、必ずや正しい選択ができるはずである。104回薬剤師国家試験の合格率は70.91%であるが…少々厳しい意見を言わせていただくが、29.09%の人のうち、何人が情報に翻弄されてしまった人であろうか?そして『 この情報は正しい情報 』と何年もの間翻弄された結果…薬剤師国家試験自体を諦めることになってしまった人が多いことも事実である。振り回されない強さ。情報を見極める強さ。これも薬剤師国家試験合格にとっては必要なことなのである。

 

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2019年7月30日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ブログ 薬進する日々!!

卒業試験 合格おめでとうございます!

2019/07/22

※ 今回のブログは『 105回対策一年コース 卒業試験合格体験記 』を掲載させていただきたいと思います。

☆ 速報!!

合格体験記を書いてくれたF.Tさんと同じように、学習指導を受けながら卒業試験対策の勉強をしていた、T大学のH.Sさん(女性)の卒業が決定しました!


 今回、卒業試験の合格体験記を書いてくれたのは、105回対策一年コースのF.Tさん(女性)。Tさんの大学は、なかなか卒業試験が厳しいS大学。2月に卒業試験対策も踏まえ、薬進塾に入塾したいと、面談に来てくれたTさん。すぐに入塾してくれたのですが、同時に講座前アプローチの学習指導を申し込んできました。Tさんの勉強に関する状況ことはもちろんのこと、S大学の卒業試験に関する情報も聞きこみ、そこからTさん用の卒試対策を立て、早速、Tさんに学習指導を行いました。

 どんなに、しっかりとした対策を立てたり、学習指導をしても、それに従ってもらわなければ、その効力は発揮されません。Tさんは、立てた対策や学習指導の通りに、しっかりと勉強を続けていました。ちょくちょく、卒業試験対策の進行状況等を訪ねてはいたのですが、その返答からも、対策が良好に進んでいることが分かりました。実際、Tさんの成績は良好そのものでした。

 そんなTさんの〝卒業試験合格体験記〟ですが…やはり、合格していった人ならではの〝良い部分〟がたくさんあります。それを説明する前に、まずはTさんの〝卒業試験合格体験記〟を掲載させていただき、その後に色々とご説明させていただきたいと思います。

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卒業試験 合格体験記

 卒業試験を受ける前の私は、物理・化学・生物の基礎がなく、どの教科もなんとなく過去問の答えを覚えて試験を受けていました。 自分の勉強方法が間違っていると感じたのと、分からない問題をすぐに解決できる環境が欲しいと思い、薬進塾に入りました。すぐに自分用の学習指導を立ててくれました。50分勉強10分休憩でワンセットの勉強方法、過去問の復習ノートの作り方などを教えてくれました。最初は机に向かうことすら大変だったのですが、スケジュール通りに勉強するという行動にも慣れていきました。4月から始まった基礎講座は、どの科目も言葉の意味から教えてくれるので、暗記することが減りました。先生に授業後に質問しても、わかりやすく教えてくださるので、その日のうちに解決できました。 物理や化学の苦手意識が少なくなり、試験本番でも点数が取れることができました。 授業を受けた後は、過去問も理解して解くことが出来たので、基礎講座を受けていて本当に良かったと思っています。これからも気を抜かずに、国家試験に向けて授業と復習を頑張りたいと思います。

S大学 F.Tさん(女性)

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Tさんのココがスゴイ!

1.自分の現状をしっかりと捉える。そこから、対策を講じる。

 『 自分の勉強方法が間違っていると感じた 』これに気が付く人が、なんと少ないことか!というか、気が付く云々というよりも…

① 間違っていることは知っているが、そこは見ないようにスルーする(間違っているやり方の方が楽だから)。

② 勉強方法というモノをさして重く考えず、なんとなく皆がやっているやり方に流されてしまう。

③ 間違っていると感じるも何も、そもそも勉強をどうやっていいのか分からない。

④ 結果がどうであれ、とにかく今やっているやり方にしがみつく。

 という人が何と多いことか!①~④をやっている限り、当然ながら、学力の向上は望めません。Tさんは、そこにあえて目を向け、『 何とかしなければ 』と動いたところがエライと思います。そして、『 自分には、分からない問題をすぐに解決できる環境が必要だ 』と考え、薬進塾を選んだところも良かったと思います。『 自分はこうだから、そういった予備校を… 』と選ぶ人は、ことのほか少ないのが現状です。宣伝や巷に流れている噂だけで、さして考えもせずに予備校を選ぶ人が多い中、しっかりとした目的意識から予備校を選ぶという行為。自分自身の学力やタイプから、予備校を見つけていく。こういったことも、試験対策にとっては非常に重要な事なのです。

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 2.指導通りに勉強をする。その結果、手ごたえを感じることができるようになり、それが自信につながる。

 『 50分勉強10分休憩でワンセットの勉強方法、過去問の復習ノートの作り方などを教えてくれました 』いずれも、〝針ヶ谷式〟の学習方法。復習ノート作りに関しては、ブログや合格体験記でお馴染みかもしれませんが、卒試対策用の過去問勉強の復習ノートは、また別の作成の仕方になります(もちろん、これも書面で渡して、マンツーマンで指導していきます)。しかし、こういったやり方を指導しても、その通りにやらない人が多いのも事実。こちらもプロとしてお金をもらって指導している訳ですから、それ相応の理論がありますし、実績もあるやり方。しかし…どういう訳か、巷に溢れている〝誤った試験対策〟に流れてしまう人は、少なくありません。〝誤った試験対策〟は楽かもしれませんが、成果は出ません。『 成果を出すため 』に、今までとは違う〝正しい試験対策〟を行う訳ですが…初めはやりにくいのも当然の話。実際、Tさんも『 最初は机に向かうことすら大変だったのですが… 』と書いてあります。しかしTさんは、薬進塾を信じて、指導通りにしっかりと試験対策に励んでくれました。その結果…『 スケジュール通りに勉強するという行動にも慣れていきました 』と成果を手にすることができたのです。試験対策において、何気に〝手応え〟というモノは重要なモノ。試験対策における成果とは、何も点数が上がることだけではありません。『 勉強に対する手応え 』も、立派な成果の一つなのです。その成果があるからこそ、『 この方法でいいんだ 』という自信を持って試験対策に臨めるのですから。Tさんは、ちゃんと指導通りに試験対策を進めてくれたからこそ、そういった成果を掴み取ることができたのだと思います

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 3.『 基礎から理解する 』『 言葉の意味から理解する 』ことで、しっかりとした学力が付いた。

 Tさんは基礎講座から出席していました(基礎講座前からも、教室に来ては自習する毎日でした)。ご存じのように、基礎講座は〝国家試験の基礎の基礎〟を講義するカリキュラム。昨今は『 こんなの国家試験に出ない 』『 早く、国家試験の問題を… 』という人が多いのですが…。ブログ等でもハッキリ書かせていただいていますが、基礎ができていないのに国家試験の内容を勉強したり、過去問題を解いても、意味はありません。とどのつまり、意味も分からずただの暗記…となってしまうのが関の山です。こんな人が如何に多いことか!実際、Tさんも『 どの教科もなんとなく過去問の答えを覚えて試験を受けていました 』と書いています。そのTさんが『 どの科目も言葉の意味から教えてくれるので、暗記することが減りました 』と書いているのです。言葉の意味から理解するという、基礎的部分から試験対策を行っていけば、如何に暗記に頼らない国家試験対策ができるかを証明してくれていると思います。もちろん、基礎を理解することにより、国家試験の問題も解けるようになることは言うまでもありません。Tさんの『 授業を受けた後は、過去問も理解して解くことが出来た 』といった言葉からも、それが伺えることと思います。さらに、この言葉からは『 国家試験対策は、とにかく国家試験の問題をやっていればいい 』といった、単純なものでないことも、お分かり頂けることと思います。もちろん、Tさんが『 こんなの国家試験に出ない 』『 早く、国家試験の問題を… 』という誤った考え方に流されず、我々のやり方を信用して、日々試験対策に励んでくれたからこそ、こういった成果を手にすることができたのは、間違いありません。Tさんは『 基礎がいかに重要であるか 』をしっかりと理解しているのです。

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 4.やっぱり質問しなきゃダメですよ。

 どんなに良い講義であろうと、疑問は誰にでも起こります。その疑問をそのままにするという行為は、試験対策にとって大敵といってもいいでしょう。疑問は早めに解消する。次の日に持ち込まない。これは試験対策にとっては必須事項です。では、そのための環境があるのかということ。どんなに質問したくても、質問ができない環境では、試験対策は成り立ちません。そして…やはり大事なのは『 自ら質問に行く 』という姿勢。これがとても大切なのです。昨今は、受け身の学生さんが増えてきているのが現状です。疑問をそのままにしておいても、誰も解決はしてくれません。やはり、自分が率先して質問に行き、疑問を解決するという姿勢が重要になってきます。『 先生に授業後に質問しても、わかりやすく教えてくださるので、その日のうちに解決できました 』というTさんの姿勢は、試験対策においては非常に重要なモノなのです。それがあったからこそ、書いているように『 物理や化学の苦手意識が少なくなり、試験本番でも点数が取れることができました 』という成果を掴み取ることができたのだと思います。分からないことは質問するというTさんの姿勢は、とても重要なことなのです。

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国家試験に向けて授業と復習を頑張りたいと思います

 如何でしたでしょうか?Tさんの〝卒業試験 合格体験記〟の中には、試験対策にとって、非常に重要なことが、たくさんちりばめられていることが、お分かり頂けたことと思います。そして、それはTさん自身が自ら掴み取ったモノ。だからこそ、卒業試験もクリアすることができたのだと思っています。今も講義に出席して、日々色々なモノを掴み取っていることでしょう。Tさんの成績を見る限り、それを十分伺い知ることができるのです。そういった、Tさんの真摯な試験対策を見ることも、我々にとっては嬉しいことなのです。

 最後にTさんは…

これからも気を抜かずに、国家試験に向けて授業と復習を頑張りたいと思います。

 と書いています。そう、卒業試験合格が目標ではないのです!国家試験合格…も、実は目標ではありません。国試合格が最終目標のように言われていますが、私は違うと思っています。だからこそ…

 最終目標は、薬剤師として働くこと!その過程に、卒業試験と国家試験があるだけ。国家試験合格が、最終目標ではありません!一医療人である薬剤師として、現場に出て活躍すること。これが最終目標であることを、しっかりと認識して下さい。

と、日々指導しているのです。


 『 国家試験対策、どうしようかな… 』『 卒業試験が終わったけど、試験対策をどうしよう 』『 やっぱり国家試験を受験しよう 』そういった思いの方。薬進塾は、そんな人達を心よりお待ちしています。そして、そういった人達が、Tさんのように指導に従いながら、確固たる学力を身に付けていって欲しい。そして…最終目標である薬剤師として活躍するという未来を、その手で掴み取ってもらいたい。そう願っている次第です。

 

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2019年7月22日 | コメントは受け付けていません。 |

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できないことを何度もやることを練習という。

2019/07/15

 以前ブログでも書かせていただいたが、私は〝名言・格言〟というものが好きである。そういった類の本も多数所有している。色々と引用させていただくことも多いのだが、今回のタイトルもそんな一つ。ただ、私の不徳致すところから、この文章が誰の発したモノなのか、現在、チョット不明の状態にある。分かり次第、掲載させていただきたいと思っているので、しばしの間ご容赦を。

 出来ないからといった理由で、止めてしまう学生さんは多い。試験対策において、良き結果が出るような方法を色々と指導したり、アドバイスをしたりするのだが…その通りやらない学生さんは増えてきている。こちらも、合格させることで飯を食わせてもらっている商売。決して、伊達や酔狂でやっているわけではない(まあ昨今はこういった講師もチラホラ耳にするが…)。試験対策にとってプラスになるから、それを指導・アドバイスしている訳であるが…それを、やらないとは如何なることか?やらないどころか、以前からやっている〝誤った試験対策(本人は誤っているとは、微塵も思っていないご様子ではあるが)〟に昏倒しているご様子。こちらの指導・アドバイスも何のその。昔からやっている〝誤った試験対策〟を、再び必死にやっているご様子。『 何故、指導・アドバイス通りにやらないの? 』と聞いてみると…『 やっていたんですけど、中々大変で… 』 とのこと。で、以前のやり易い〝誤った試験対策〟に戻って、やっているそうである。

 勉強のやり方を指導している。〝やり方〟を指導している訳だから、すぐに『 やれるようになる(できるようになる) 』訳などない。教えてもらってすぐに出来るようになるなら、誰も苦労はしない。差こそあれ、教えてもらって、それを何度も繰り返す、つまり練習することによって、初めて出来るようになる。何でもかんでも、初めからすぐにできるはずなどない。だから『 何度も繰り返す 』の初めのうちは、当然ながら〝できないこと〟をやり続ける、すなわち『 (できないことを)何度も繰り返す 』ことになる。仕方がない。初めからできないのだから…。初めからできないのだから、初めのうちは出来ないことを何度もやることになる。そして、これが練習である。まあ、そうであろう。出来ることを何度もやることは、あまり練習とは言わない。

 しかし、できないからといって止めてしまうと…いつまで経っても、〝できないまま〟でいることになる。〝できないこと〟を、できるようにするために、〝できないこと〟を何度も繰り返すのだ。〝できないこと〟を何度も繰り返さない以上、できるようになる、すなわち〝できること〟を得られるはずなどない。

 欲しいモノは何なのであろう?『 できるようになること 』なのだろうか?『 楽なこと・安心すること 』なのだろうか?できないことをやることは、苦痛である。誰だって、そう楽しいモノではない。しかし、〝できるようになる〟という結果得るためには、それは致し方ないことである。欲しいモノを得るためには…それが身に付けるモノ(技術や知識等)であるならば、なお更、それ相応のリスクが伴うものである。もちろん、それを〝苦〟と捉えるか〝楽〟と捉えるかは、その人次第ではあるが…。どう捉えようとも、欲しいモノを身に付けようと思うのなら、できないことを何度もやるしかない。それが、練習というものである。ブログタイトルはそういった意味の言葉である。

 『 以前のやり易い〝誤った試験対策〟に戻って… 』と書かせていただいたが…。確かに、馴染みの方法はやり易いだろう。苦労だって伴うはずもない。何といっても『 すでにできている 』のだから。これが、試験対策のやり方として正しいのなら、何の問題もない。それどころか、手放しで喜ぶところである。しかし…誤っているやり方である。こちとら、受からせることを商売としている以上、少なくとも自分が指導している人間が、その誤っているやり方をしているならば、それ相応の指導をしなければいけない。そして実際に指導するのだが…その誤っているやり方に戻ってしまう学生さんは少なくはない。

 何故、誤っている試験対策に戻ってしまうのか?答えは簡単である。前述したように楽だからである。正しいやり方に補正するには苦労が伴う。だから楽なやり方に流れてしまう。まあ、そのやり方に対しても、本人はどこか疑心暗鬼になるのであろう。だからこそ、(疑心暗鬼を払しょくするために)『 ○○さんは、これで合格した 』などという保険を口にするのである。しかし、笑止千万とは、まさにこのこと。私が、学習指導で口酸っぱく言っているのが『 ○○さんと、あなたは違う 』ということ。まあ、普通に考えれば分かることなのだが…。自分がやっている方法が、胡散臭いモノだと、どこか感づいているからこそ、命綱のように『 ○○さんは、これで合格した 』ということに、すがりつくのだろう。しかし…その〝上手く言っている人〟と称される人も、できないことを何度もやったからこそ、それを手に入れることができたのだ、ということは見えているのだろうか?そして…『 うまくいっている人の真似をすれば… 』という考えに、果たして、自分の手を汚さずに、さしたる苦労もなく美味しいモノだけを得ようという、疚しい部分は微塵もないのだろうか?第一、『 苦労なんかしたくない。それに付随する不安も感じたくはない。うまくいっている人の真似をすれば、自分もうまくいくだろう。さして苦労も、不安もなく… 』というのは、あまりにも安易な考え方ではないだろうか?

 手前みそではあるが、私も色々な世界で色々な人たちと交流を持ってきた。そんな中で、それ相応のモノを掴み取ってきた人物には、共通して〝芽の出なかった期間〟がある。芽が出なかったから、何もしていなかったのかというと、決してそうではなく、芽が出ていなかった時の方が真摯に、そして必死に目的とすることに取り組んでいたような気がする。そういった人たちに『 あの時期は練習期間だったのですか? 』と問うたなら…おそらく、発する言葉こそ違えど…皆、その問いの真意に関しては、力強く頷くのではないのだろうか?私はそう思っている。

 

 

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2019年7月15日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ブログ 薬進する日々!!

イヤな人に合わせる必要なんかないですよ!

2019/07/07

 ブログで何度となく書かせていただいていることですが…。イヤな人…まあ〝嫌いな人〟とほぼ同義と思っていただいて構いません。本ブログでは『 イヤな人≒嫌いな人 』として、一括で〝イヤな人〟と表現させて進めさせていただきます。

 イヤな人と付き合う必要もなければ、調子を合わせる必要もありません。これも何度も何度もブログ等で書かせていただきましたが…『 皆と仲良くしなければならない 』『 人を嫌ってはいけない 』なんていうのは、大いに問題ありの危険な言葉ですから、ご注意をば!もちろん、あえて仲悪くする必要はないですよ。攻撃しろという訳でもなければ、何でもかんでも否定しまくれという事でもありません。『 イヤな人だけれども、無理して合わせなきゃ…だって、皆と仲良くしなければいけないのだから… 』 『 人を嫌ってはいけないのだから… 』という考えは、捨てた方がいいと言っているのです。そして、そういう人とは距離を置いた方がいいですよ、と言っているのです。

 無理にイヤな人と付き合ったところで、いいことなんて一つもありませんよ。『 経験者は語る 』です(笑)。『 そんなことはないだろう 』という人が、いるかもしれませんが…無理のある人間関係なんて、いいものが手に入る訳ないじゃないですか?ましてや、相手は自分にとって〝イヤな人〟な訳ですから、手に入らないことも一入ですよ。イヤな人といて、何か雰囲気悪そうだから、気を使ってご機嫌を取ろうとしてあげたのに…そんなこちらの気遣いも何のその。その気遣いに対し、不愉快な言動を返してきたりする。こんな経験、皆さんお持ちではありませんか?だから言ったのです。イヤな人といても、いいものは手に入りませんよと…。

 いいものが手に入らないことはもちろんですが、場合によってはもっと恐ろしい状況を手にしてしまう危険性も…。イヤな人と無理して付き合っていて、心身ともに疲労困憊の日々を送っていると…『 類は類を呼ぶ 』という言葉は皆さんご存知だと思います。そう、そういった人間には、そういった種類の人間が集まってくるということ。つまり、あなたが『 イヤな人だな… 』と思う人と無理に合わせて一緒にいると…そこにさらに、あなたがイヤだと思う人や嫌いなタイプの人が集まってくるという事。私は今まで生きてきて、この『 類は類を呼ぶ 』という言葉が、どれ程、的を得た言葉なのか、しみじみ感じている次第なのです。『 私はこんな人と類(種類が同じであること:精選版 日本国語大辞典より)じゃない 』と思っていても、そしてたとえ無理をしていたとしても…〝イヤな人〟と一緒にいれば、その〝イヤな人〟と類の人が集まってくるのです。どうです?考えるだけでもゾッとしませんか?例えば、本当は付き合いを避けたいイヤなAさんと、無理をして日々一緒にいたとすると…そのAさんと同じような、つまりあなたが好きにはなれないタイプのBさんも寄ってくるということ。その後も、イヤなCさんや好きになれないDさんなんかも、続々と集まってくることになるのです。ちなみに、このAさん、Bさん、Cさん…仲良く一緒につるむかというと、必ずしもそうではないのが厄介な所。つまり、Aさんとあなたが一緒にいる時には寄ってこないけど、Aさんが一緒じゃない時に、近寄ってきたりする…なんていう場合が多々あるのです。イヤなAさんが側にいなく、つかの間の安息を…と思っていると、間髪入れずに、それを狙ったようにBさんが側にやってくる…。これじゃあ、心休まる暇がありません。イヤな人ローテーション…。もちろん、これらの〝イヤな人たち〟が仲良く一緒につるんだ場合は…最悪。自分のイヤな人達に、常に囲まれている状況になる訳ですから。

 試験対策中にこんな状況になってしまったら、試験対策自体が成り立たなくなってしまうことも…。薬剤師の免許を取るがために始めた試験対策なのに、それが成り立たなくなる状況など、とんでもない非常事態と言っても過言ではありません。では、どうすればいいのでしょうか?ここでブログ冒頭での内容が出てくるのです。『 イヤな人だけれども、無理して合わせなきゃ…だって、皆と仲良くしなければいけないのだから… 』といった考えは捨てるということ。あなたには、あなたの目標とやるべきことがあるはずです。それを優先させるのは、当然のことではないでしょうか?そして、それに支障をきたすようなモノが現れたら、それを排除することも、当然のことではないでしょうか?だったら、イヤな人とは付き合いを断てばいい。それだけの話なのです。付き合いを避けた結果、陰口をたたかれたり、嫌がらせをされたりするやもしれません。でも、そういうことをする人だからこそ、自分の中で〝イヤな人〟と認識していたのではないですか?もともと、そういう人だと認識していた訳ですから、改めて驚くこともないじゃないですか?さらに…向こうが嫌ってくれたら万々歳ではありませんか?イヤな人から嫌われるなんて、最高じゃありませんか?もう、これで側に来ることもなければ、関わることもないのです。悠々自適に試験対策に臨むことができるのですから、これを最高と言わずして、何が最高でしょうか?

 イヤな人に無理に合わせて、付き合う必要なんかありませんよ。それが試験対策中、そして試験対策の場なら、なおさらのことです。無理をしなくても、ちゃんとあなたの事を分かってくれる、そしてあなたを応援してくれる人はいるのです。そういった人たちのためにも、やはり試験対策に身を入れるべきではありませんか?以前、ブログで 書かせていただきましたが『 人間関係を断つことも、試験対策の一環 』なのです。自分は今、何を優先すべきかを考えて、そういった『 無理のある付き合い 』は断つべきだと思います。そうしなければ…心労が募る日々を送りながら、気が付くと〝イヤな人〟に周りを取り囲まれているなんていう状況に、なり兼ねません。そういった状況と、悠々自適な試験対策を行うことができる状況、どちらがいいでしょう?まあ、聞くまでもないとは思いますが…。

 

 

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2019年7月7日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ブログ 薬進する日々!!

笑顔と合格の秘訣

2019/07/02

 やっと『 第104回薬剤師国家試験 合格者 ロングインタビュー 』を、完結編として全編掲載することができました。私の遅筆のせいで、インタビューに答えてくれたKさんを始め、当ホームページを閲覧してくれている人達、お待たせしましたことを、心よりお詫びする次第です 。何はともあれ、完成した『 第104回薬剤師国家試験 合格者 ロングインタビュー 』。ぜひ、ご一読ください。

 その『 第104回薬剤師国家試験 合格者 ロングインタビュー 』の中でも書かせてもらったのですが…。インタビューに応えてくれたKさん。試験対策中は、いつも笑顔でいたのが印象的でした。試験対策の日々、誰もが順風満帆という訳にはいきません。Kさんにも辛いことや、大変なこと、途方にくれたことはあったはずです。しかし、私たちの前では、そんな顔を見せることもなく、いつも元気に笑顔でした。そう言えば…『 第103回薬剤師国家試験 合格者 ロングインタビュー 』に応えてくれたY.Tさん、『 第102回薬剤師国家試験 合格者 ロングインタビュー 』に応えてくれたO君、皆さんいつも笑顔でしたね。辛そうな顔をしているのを見たことが無い。もちろんご本人たちには、辛いことや、大変なことがあったはずです。でも、Y.TさんやO君は笑顔でいました。O君に関しては、片道2時間半の通学時間でしたから、最後の方は何気にキツそうだったのですが…。『 大丈夫? 』と聞くと…『 イヤ、キツイですね 』と笑顔で答えてくれていました。キツそうに見えて、実際キツイと言っているのに、顔は笑顔…。ちなみに、Y.Tさんは片道1時間20分程。ウチから駅までは、1時間に一本ほどのバスで通っていたとのこと。こちらも大変だと思うのですが…でも、毎日笑顔でした。

 よく『 大変です 』 『 不安です 』 といった相談を、塾生さんから受けます。これは毎年恒例の事。前述のように、長い試験対策の日々、順風満帆という訳にはいきません。大変なこと、辛いこと、途方に暮れてしまうことはよくある…イヤ、この連続と言っても決して過言ではないと思います。私はン十年講師という仕事をしていますが、順風満帆、余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)で滞ることなくスンナリ合格…なんていった人を見たことがありません。まともに試験対策に取り組んでいるならば、誰もがシビアな試験対策の日々を送っているのです。私が、講師稼業に足を踏み入れたのは、薬剤師国家試験が200題の時。その後、国家試験は240題、345台と変貌を遂げましたが、どの国家試験の時も、皆さん、苦労しながら、そして不安に苛まれ(さいなまれ)ながら試験対策の日々を送っていました。『 200題の国家試験なんて、楽じゃない 』なんて思った方がいらっしゃるかもしれませんが、あの時はあの時でなかなか大変だったのです。決して題数が少ないから、ハードルが低い、受験生は楽勝…などといった、安易なものではないのです。

 大変で、辛くて、途方に暮れてしまう日々…。こんな状況ですから、辛い顔になってしまうのも当たり前と言えば当たり前の話…なのですが、何故か笑顔の人がいる。大変なはずなのに笑顔…。キツいはずなのに笑顔

 辛い顔をしても物事が解決する訳ではありません。厄介なことに、感情やそれから発する思い・行動は、増幅されます。辛い辛いと思っていれば、やはりどんどん辛くなっていってしまいます。余計に辛くなっていってしまう…だからこそ、あえて辛さを顔に出さないようにすることが大事なのです。『 辛いなあ、それが表情に出ているなぁ 』と思うことは、間接的に『 辛い顔をしよう 』と、自分に命じていることになってしまいます。命じている訳ですから、本人がそれを受け入れてしまう、つまり『 辛い状況を容認している 』という状況になります。容認している訳ですから、自分で辛さに拍車をかけていることになってしまいます。ということは…『 とりあえず、顔には出さないようにしよう 』と思えば、辛さの拍車を止めることができるということ。そして…辛さの拍車を止めている間に笑顔でいれば、楽しくいれば、その辛さをすり減らすことができます。辛さをすり減らしていけば…辛いことも、辛いと感じることができなくなります。辛いことはあるけれども、辛いと感じることがない…そうなれば、自然に笑顔も出てくるのではないでしょうか?そう、無理に笑顔を作らなくてもいいのです。前述のように、辛さを顔に出さないようにすることで、表情はニュートラルな状態(?)になっている訳ですから、なおさら笑顔は出やすくなるはずです。一度、笑顔が出てきたら…感情やそれから発する思い・心情は、増幅される訳ですから、更なる笑顔を呼ぶことになるのです。辛いことを、辛いと感じないことによって出てくる笑顔…。Kさんも、Y.Tさんも、O君も、思い出してみれば、そんな笑顔だったような気がします。そんな笑顔だったから、合格した。私はそう思っています。

 『 笑顔になるだけで、それが合格に結びつくなんて、そんなことある訳ない 』と思った人も多いと思います。でも、本当にそうでしょうか?〝笑顔〟が進むと〝笑い〟になりますが…〝笑い〟の効能は医学的に認められています。皆さんも一度は耳にしたことはあると思います。『 笑うことが健康増進につながる 』 『 笑うことで病気が治る 』 『 笑うことは病気の予防になる 』等、その効能には凄いモノがあります。フランスにはは『 Qui rit guérit(笑えば治るよ)』という、ことわざがある位です。もちろん、声に出して笑わずとも、笑顔にも驚くべき医学的効果があることも、たくさんあげられています。肉体的にも精神的にも良いと認められている〝笑顔〟ですから、試験対策において笑顔でいることは、合格への足がかりになることは間違いないと思います。

 実際、合格していった人は、辛そうではあったけど、笑顔でいたような気がします。『 幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ 』と言ったのは、〝幸福論〟の著者であるフランスの哲学者、アランことエミール=オーギュストシャルティエですが…これと同じように考えるならば、少々飛躍した考え方になるかもしれませんが『 合格したから笑顔なのではない、笑顔だから合格したのだ 』と言えるのではないでしょうか?日本の海洋冒険家で、ヨットでの単独世界1周を3度経験している白石康次郎さんは『 笑顔だと最高の判断ができる 』と言っています。やはり、笑顔と成功には密接なつながりがある。私はそう思うのです。

 日本には『 笑う門には福来る 』という諺(ことわざ)があります。アメリカにも『 Fortune comes in by a merry gate.(幸運は陽気な門口に入ってくる) 』という言葉があるそうです。やはり笑顔でいることは、色々な良いモノを呼び寄せるようですね。『 でも、笑顔なんかになれない… 』という人。『 辛いからこそ笑う 』 『 苦しい時こそ笑う 』 とよく言われますが…確かにそれは事実だとは思います。しかし、なかなか、そうはいかないもの。だったら前述したように、取りあえずは、その辛さを顔に出さないようにして、辛さをすり減らしていきましょう。そして、辛いことはあるけれども、辛いと感じることがないようにして、表情をニュートラルな状態に持っていけばいいのです。そのうち、自然と笑顔になりますから。一旦、笑顔が出てきたら、こっちのもの。更なる笑顔を呼ぶことになるのです!くれぐれも、辛くならないように。そして笑顔でいるように。もしかすると…イヤ、これこそが薬剤師国家試験合格の究極の秘訣であることは、間違いないことだと思います。

 

笑顔が人間には必要なのよ。

by マザーテレサ

 

 

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2019年7月2日 | コメントは受け付けていません。 |

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