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第103回薬剤師国家試験 採点除外等問題等

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2018年3月27日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:薬剤師国家試験

💝 第103回 薬剤師国家試験 合格者 体験記! What’s new(0612)!

多分、私は理解しないと進めない人だったのだと思います。

 現役時代は『 何から勉強したら良いのかわからない 』と思っていたことが、国家試験の不合格の一番の原因だったと思います。

 大学の集団授業では、とにかくゴロばかりだったし、みんなで合格しよう!というスタンスに、どうしても納得がいきませんでした。

 先生が、参考書の赤字の部分に対し『 これは大事だからね 』と言っていて、『 見ればわかる!なぜかを教えて! 』と心の中でツッコミを入れていたのを覚えています(笑)。多分、私は理解しないと進めない人だったのだと思います。

 なんとか卒業試験は合格したものの、国家試験は数点足りませんでした。すごく悔しかった!!!来年は余裕で受かろう!という言葉を胸に、基礎講座が始まるまで、ほぼ毎日自習室で勉強していました。今から思えば良いスタートダッシュになったと思っています。

【薬進塾にした理由】

 自分の性格からして、少人数制が合っていると思ったところ、オリジナルプリントであるところが良いなと思ったことです。あと知り合いがいたら、気を遣ってしまいそうだと思ったのも理由にあります。

【薬進塾での1日】

 『 目から鱗とは、こういう授業なのか 』と感心していました。

どんな先生も『 ここ覚えとけば大丈夫 』という先生は一人もいませんでした。何故かをしっかりと教えてくれました。

【心がけていたこと】

 私は、質問することを心がけていました。

 薬進塾は、質問用紙を書いて出せるというところが、他の予備校にはないメリットだったと思います。時間が空いた時に、質問したところを見返したりしていました。自分が疑問に思っていたところは、模試とかに出るような感じがあったので…。

 あとは、毎日の小テストで満点を取るように心がけていました。点数がガクッと下がることがあって、『 自分はここが苦手な分野か 』ということが分かり、そこを重点的にやったりしていました。国家試験間近になると、小テストにも変化が現れ『 あれ?この分野苦手だったけど…わりと高得点だ 』というようなことが何度かあり、すごくモチベーションアップにつながりました。

【国家試験受験のこと】

 国家試験直前で、先生が『 ここでるよ~ 』といった所が、国家試験に出ていたので驚きました。

(試験では)私は、なるべく問題文に色々と書き込むようにしました。(薬進塾のどの先生も、そのようにアドバイスしていたので…)。私が受けた103回は表・グラフを読み解く問題が多かったと思います。今後はゴロだけでは乗り切れないと思いました。毎日の小テストで鍛えられたせいか、試験時はあまり緊張しなかったです。指導通り、周りの受験生の休憩時の会話に流されることなく、自分のペースで臨むようにしました。

【1年間の感想】

 とにかくあっという間でした。

私は、つらいというよりは楽しかったです。国家試験前はハードなスケジュールでしたが…。薬進塾で1年勉強したことは、後にも先にも自分の中で大きな経験となりました。先生やクラスのみんなとも出会えて、本当に良かったと思っています。

これからは薬剤師として頑張っていきたいと思っています。

ありがとうございました。

T大学 A.Sさん(女性)

 

【 薬進塾からのエール 💞

 実はSさん。103回国家試験合格者インタビューをお願いしたY.Tさんのインタビューにも登場したり、私のブログや学習指導の中でも、その言動に関して度々書かせていただいた塾生さんなのです。如何に模範的な塾生さんであったかが、伺えることかと思います。Y.Tさんのインタビューの中でも語られているように、塾生さんの中でも一番まじめだったSさん。受講態度が真面目なのはもちろんのこと、自主学習においても、ひたむきに真面目に取り組んでいる姿は印象的でした。今回の体験記の中でも、〝試験対策における重要ポイント〟が的確に、そしてたくさん書かれていることが、お分かり頂けることと思います。自分なりの信念をしっかりと持ちながら、指導に従いぶれることなく、日々試験対策に取り組む姿勢はまさに模範的。薬剤師とての志も高く、その志が示す通り、今は大学病院の薬剤部で薬剤師として頑張っています。Sさんなら、優秀なしっかりとした薬剤師になること間違いなし!まさに〝太鼓判を押せる薬剤師〟となってくれることと思います!頑張って下さい!

 

『 なぜ? 』 『 どうして? 』ということを教えてもらえるので、覚えただけの知識で答えを導きだすのではなく、考えて問題を解けるようにもなりました。

 私は半年コースで入塾し、勉強を始めました。薬進塾では最初に勉強方法や、生活管理の重要性などを教えてもらいました。通いはじめてからは、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起き、同じ時間に勉強をするように心がけました。最初は大変でしたが1、2ヶ月くらいで慣れ、少し余裕も生まれ、さらに集中して勉強ができるようになりました。

 復習テストは、特に真剣に取り組みました。最初はなかなか成績が上がらず、平均点以下のことがよくあり、マークミスや時間が足りないというようなこともありました。しかし、毎日真剣に取り組んだことで、徐々にミスがなくなり、国家試験でも時間の調整がうまくできました。また、復習テストで間違えた問題や点数の低い科目がある場合は、理解が不十分だと客観的に分かるので、その後の復習にとても役立ちました。

 1日1科目だけをその日に復習し、ノートにまとめるという方法も大変でしたが、ただ書き写すだけの場合とは違って、書きながら記憶したり、理解することができました。この復習ノートが、日々の勉強でとても重要でした。これがきちんとできるようになってから、成績が上がり始めたと思います。

 先生方の講義は分かりやすく、勉強すればするほど異なる科目同士が繋がっていると気付くようになり、そこから更に深く理解ができるようになりました。『 なぜ? 』 『 どうして? 』ということを教えてもらえるので、覚えただけの知識で答えを導きだすのではなく、考えて問題を解けるようにもなりました。

 薬進塾でやってきた『 学ぶ 』ということは、薬剤師として働く時にも役立つと思っています。

 本当にありがとうございました。

薬進塾では、基本的に1日1教科。

C大学卒 Y.Iさん(男性)

 

【 薬進塾からのエール 💞

 I君に関して特に覚えているのが、毎日決まった時間に薬進塾に来ていたということ。講師・職員は、I君が『 おはようございます 』とやってくると『 おっ!そんな時間か… 』と思う位、毎日同じ時間に来ていました。つまりI君は…〝毎日同じ時間にウチを出ている〟→〝毎日同じ時間に起きている〟→〝毎日同じ時間に寝ている〟  ということになります。体験記の中にも書いてありますが、試験対策において生活を管理することは、非常に重要な事。I君は、それを指導した通り、しっかり守っていたことが分かります。復習テストの対応や復習ノート作りに関しても、全て指導通り、しっかりとやってくれていたことも分かります。さらに、受講態度もまじめで、欠席もほとんどありませんでした(ちなみに、遅刻は0でした)。そういう『 言われたことをキチンとやる 』 『 当たり前のことをしっかりやる 』といった人が、最後は合格を掴み取ることが出来るのです。I君は、それをちゃんと実証してくれた塾生さんだと思います。これからも、そのひたむきな真面目さを忘れず、薬剤師という仕事に励んでもらいたいと思っています。

 

僕が特に良かった点として思うのは、薬進塾は少人数なので、生徒1人1人を一個人として認識して接してくれるところでした。

 僕は、現役の頃の勉強量が圧倒的に足りず、勉強のやり方すら分かっていない状態からのスタートでした。薬進塾を選んだのは、勉強を本当の0からやり直したいと思ったからです。実際、薬進塾では、勉強のやり方、勉強時間の長さ、休憩時間、睡眠時間などの細かい所まで指導してもらいました。

 薬進塾の勉強のやり方として、特徴的であり、最も重要なのは復習ノート作りでした。復習ノートは、その日の授業の復習だけではなく、国家試験当日を迎えるまで、知識を頭に留めておくツールとして、かなり重要でした。復習ノートは、がっつり勉強時間がとれる時ではない、ちょっとした空き時間や通学時間にも威力を発揮してくれます。ノートをめくるだけで、勉強した感じはあまりしないのですが、知識を定着させたり、その確認が行えているので、手軽に復習や弱点補強を行うことができました。

 授業では、個性的な先生方による、個性的な授業が行われました。勉強嫌いな自分が、飽きずに授業を受けていたことには驚きでした。単発の知識ではなく、知識を繋げることが重要だと大学などでもよく言われてると思いますが、薬進塾の先生方は、皆そのことを意識して授業して下さるので、知識が繋がる感覚というのを初めて感じることができました。

 薬進塾に入りたての頃は覚えたり、理解する知識の量が多く、大変だったことをよく覚えています。しかし、国家試験が近くなる頃には、自分にとって授業は『 新しいことを頭に入れること 』より、『 知識の確認をすること 』がメインとなっていたので、あまり大変だと感じることはありませんでした。

 1年コースで入塾し、基礎講座で知識の土台を作り、国家試験対策講座で知識を積み重ね、要点復習講座で全体の確認を行う。この流れが無理なく合格できる最短コースだと思います。

 勉強とは直接は関係ないのですが、僕が特に良かったと思う点は、薬進塾は少人数なので、生徒1人1人を一個人として認識して接してくれるところでした。生徒1人1人の顔と名前を一致している状態で話してくれるので、こちらから先生に質問しやすかったり、話しかけやすかったりしたことが、ありがたかったです。

 最後に、当たり前なことですが、諦めないことが重要だとつくづく思いました。本番だけではなく、模試でもそうですが、直前に気になって調べたことが、そのまま試験に出るということも多々ありました。先生も言っていましたが、しっかり勉強をしているとそういう『 勘 』のようなものが冴えることも感じました。

 薬進塾のおかげで、無理なく、自信を持って国家試験を合格することが出来ました。ありがとうございました。

C大学卒 T.Mさん(男性)

 

【 薬進塾からのエール 💞

 実は、ブログ『 第103回薬剤師国家試験は難しかったのか? 』の中に登場したM君が、このT.M君。ついでに、ブログや主任講師挨拶の『 共鳴する試験対策 』の中で、Yさんが『 合格して欲しいです 』と名前を挙げていたうちの一人であるM君も、このT.M君。M君はコツコツと基礎から勉強してく努力型。そんな彼の学習姿勢も、体験記から読み取れることと思います。M君は講義が終わると、居残り自習をすることもなく、すぐに帰路についていました。自宅で一人勉強する方が、好きなタイプなのでしょう。実際、彼の試験結果はいつも良好でしたので、そのやり方でいいと思っていました。学習計画表(学習指導時に作成してもらう勉強の計画表)も、毎回すぐに提出していました。『 早いね 』と言うと『 ええ、もうやり方決まっているんで 』と自信ありげに答えていました。そんな彼を見て『 もう自分の勉強のやり方が分かっているんだな 』と思い、勉強に関しては特に心配する必要はないと実感したことも確かです。そんな期待に応えて、見事、高得点で合格してくれたM君。持ち前の〝コツコツ努力〟で、いい薬剤師になってくれると信じています。

 

 

薬進塾では少人数ならではの講義に関する質問だけではなく、勉強法など、どんなことでも応えてくれる先生方のサポート体制があります。

 私は、薬進塾には12月から通っていました。6年次の12月の卒業試験に落ち、それから丸一年は、全く国家試験対策はしていませんでした。

 薬進塾に通い始めてからは、学習指導で言われた通り、規則正しい生活をして、他の受験生との差を埋める為に、とにかく〝質〟を重視した勉強を心掛けていました。せっかく授業に出たからには、毎日何かを授業でモノにして帰るという意識で臨んでいました。

 その成果を形として確認する為にも、先生から日々言われていた『 自分のノートを作る 』ことは重要だったと思います。最初はまとめるのにも時間がかかりましたが、慣れてくるとどんどん早く出来るようになっていきました。この経験は、きっと薬剤師になってからも活かせる場面があると思います。また、範囲が膨大な国家試験を乗り越える上で、暗記しなくてはいけないもの、考えれば導けるものの区別はつけて、なるべく暗記量を減らすことを意識していました。

 第103回を実際に受けてみても感じたことですが、これからも質を重視した勉強はとても重要になると思います。薬進塾では少人数ならではの講義に関する質問だけではなく、勉強法などどんなことでも応えてくれる先生方のサポート体制があります。体調面や精神的な面でも、大きな支えになってくれることと思います。3ヶ月という短い期間でしたが、薬進塾で学んだことはかけがえのない財産になりました。有難うございました。

N大学卒 T.Sさん(男性)

 

【 薬進塾からのエール 💞

 コース途中から受講してきたS君。体験記にも書いてあるように、自分自身のやり方を考えて、試験対策に取り組んでいました。成績も良好でしたが、それに甘んじることなく、勉強していたことも印象的です。最終講義の後、色々な塾生さん達を激励している私たちを待ち続けながら、最後に『 ありがとうございました 』と、しっかりと頭を下げていったS君の姿は、今も鮮明に頭に焼き付いています。国家試験後に、一番初めに〝喜ばしい結果〟を報告に来てくれたのもS君でした。そして、一番初めに合格体験記を書いてくれたのもS君です。『 これ使って下さい 』と、重たい参考書を手持ちで持ってきてくれたことも印象的です。その心遣いを忘れず、薬剤師として活躍してもらいたいと思っています。

 

☆ これからも、体験記が寄せられ次第、順次UPしていきます。

 乞うご期待!

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2018年3月27日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:トピックス

🚴 講義に付いていけますか?

🌸 やり方を変えてみませんか? 🌸

あなたは〝少人数制〟なら、伸びる人かもしれません!

 

講義に付いていけますか?

 どんなに良い講義であろうと、どんなに良い講師の講義であろうと、付いていけなければ意味はありません。100人いて70人は付いていける。付いていける70人はいいでしょう。では、付いていけない30人は、どうすればいいのでしょう?70人という過半数以上の人達の『付いていける』『 いい講義 』という声に、付いていけない30人の声が書き消されている。それが、昨今の予備校講義の現状のようです。確かに、大勢の学生さんを相手に講義する訳ですから、照準をどこかに当てて講義していかなければなりません。しかし、その照準から外れる人が出るのも、当たり前と言えば当たり前の話。大人数を対象とした講義では『 大勢が良しとしているので良し 』といった流れになってしまうことは、ある意味、致し方ないことなのです。

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付いていける講義でなければ意味はありません。

 分かる人だけが付いていける講義、出来る人だけが付いていける講義は、本当の意味での講義ではないのですが…。もちろん分かる人や出来る人にとっては、良い講義でしょう。では、付いていけない人にとっては…?自分の基礎力はどれくらいなのか?自分の理解度はどれくらいなのか?そういったことを考えないで、講義を選ぶと大変なことになってしまいます。『 皆がいいっていうから、来たけれど…私は付いていけないみたい… 』といった声も、よく聞きます。結局、通うのをやめてしまった…。そういった声は決して少なくありません。皆が付いていけても、私には付いていけない…。これは、付いていけない本人にとっては、深刻な悩みなのです。置いてきぼりにされる講義がどんなに辛いか…この辛さは、置いてきぼりにされた人しか分かりません。

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〝 塾生を置いてきぼりにしない講義 〟が薬進塾にはあります。

 出来る人も付いていける。出来ない人も付いていける。それが薬進塾の講義です。何故、そういった講義が薬進塾にはあるのでしょうか?答は簡単です。熟練した講師が、基礎から理解していく講義を、少人数の塾生さん相手に、オリジナルの教材で講義していくからです。

 人数が少ないということは、講師が個々の塾生さんの学力を把握しているということになります。実際、薬進塾の講師は、自分のテスト結果をチェツクしています。試験結果はもちろんのとこと、日々の質疑応答からも、一人一人の塾生さんの学力を把握しています。そこから講義体系を組み立てたり、フォローを入れたりします。塾生さんを見つめながら、講義を組み立てていく。そう、そこには〝塾生ありきの講義〟があるのです。予備校都合、講師都合の講義ではないのです。『 今、目の前にいる塾生さん達に合わせて講義する 』。通り一遍の講義でおしまい…なんていうことは決してないのです。

 もちろん、講義中も塾生さん達の反応を見ています。一人ひとりの塾生さんの受講反応はもちろんのこと、『 ここのところが分かっていなさそうだ 』『 皆、苦手な範囲のようだ… 』というように、塾生さん全体の受講反応も把握しています。そして『 苦手なようだから、次回の講義では… 』『 理解が浅そうなので、プリントでフォローしといた方が… 』という具合に、講義を組み立てたり、次回教材を作り直したり、フォローのプリントを配布したりするのです。そういった〝きめ細かいサポート〟があるからこそ、皆が講義に付いて来ることが出来るのです。少人数であること、熟練した講師陣であること、そして講義毎に作成されるオリジナルの教材だからこそ成し得る技と言っても、決して過言ではないでしょう。

 基礎から理解していく講義であることも重要です。『これは覚えておいて下さい』『これは大事です』とだけ言われても…何故大事なのか?どういうふうに大事なのか?さらに、ただ覚えろと言われても、その内容が解らないので、何かしっくりしない…。分かっている人、出来る人は、それが理解できているからいいでしょう。しかし、分からない人は、今一つしっくりいかず、意味も分からず覚えることばかり…それでは講義に付いていけなくなってしまうのも、当たり前と言えば当たり前の話です。

 塾生さん全体が見える。そして、塾生さん一人ひとりを見つめる。それに合わせて教材を作る、講義を組み立てる。講義中も全体を、そして一人ひとりの塾生さんを見る。そして、個々の講義に関する疑問・質問に、しっかり答える。勉強のやり方が分からなければ、個別に学習指導する。時には、皆を対象に学習指導する。だから、置いてきぼりにされることはありません。熟練した講師陣だからこそ、そして少人数制だからこそなし得ることなのです。

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講義から予備校を選んでいますか?

 出来る人が付いていける講義に、付いていく自信はありますか?いや自信ではなく、付いていくことができますか?どんなに自信があったところで、付いていけなければ意味はありません。自分は付いていける70人なのか?付いていけない30人なのか?それを考えて予備校を選んでいますか?

 『 いい講義だ 』という評判は、誰の口から出たものなのでしょう?先輩ですか?友達ですか?でも、実際に講義を受けるのは、先輩でもなければ、友達でもありません。あなた自身なのです。講義を受けるあなた自身が付いていけなければ、評判など何の意味もないとは思いませんか?

 以前、違う予備校に通っていたことがある塾生さんに『 (昨年は)何故、その予備校に行ったの? 』と聞いたところ…『 …何でだろう?そういえば、なんであの予備校に行ったんだろう? 』と不思議がっていました。実は、こういう人は少なくありません。周りの雰囲気や評判に流されてしまい、何となく来てしまった…。来てしまった結果…講義に付いていけず…と言う人は、前述のように決して少なくはないのです。やはり、予備校を選ぶときは、『 自分の基礎学力は? 』『 理解度はどれくらいなのか? 』といった観点から、しっかりとした根拠で、自分自身で選ぶことが重要です。何となく選んでしまったり、評判で選んでしまったりすると…『 自分には付いていけなさそうだ… 』と、後から大変なことになってしまうことも…。

 薬進塾には、毎年のように『 何でこの人が? 』と思ってしまう位、成績が良好な塾生さんがいます。そういった塾生さんに『 何故、ウチ(薬進塾)に来たの? 』と尋ねると…『 人数多いのが苦手だから… 』『 質問出来る所じゃないと無理だと思ったんで… 』と答えてくれます。やはり、自分を分析して、そこから派生する明確な理由を持って入塾を決めているのです。自分は、どういうタイプの人間なのか?どういった環境で受講するのがいいタイプなのか?そういったことを、しっかりと見据え、明確な理由を持って行動する人だからこそ、学力がつく。当然、成績も良好な状況となる。そう、考えることが出来ると思います。第103回国家試験合格体験記を書いてくれたA.Sさんも、そんな一人です(ぜひ、体験記をご一読ください)。

 逆に…昨今、『 自分は基礎が出来ていなくて… 』『 学力が低くて… 』といった内容を口にする学生さんは多いのですが、そういった内容を口にする人に限って、自分の学力や理解度から、講義を選ぶということをしていない人が多いのも事実です。『 自分は基礎が出来ていなくて… 』『 学力が低くて… 』といいながら、分かる人、出来る人たちから評判のいい講義を受講する。少々、不思議に思ってしまうのですが…自分の学力や理解度から考えて行動しないと、最後にはそのしわ寄せがきてしまうことになりかねません。

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付いていける講義を選ぶことが大切です。

 どんなに良いと言われている講義であっても、受講する人が付いていけなければ意味はありません。そして、薬進塾には〝誰もが付いていける講義〟があります。薬進塾では、熟練した講師が、少人数の塾生さん相手に、オリジナルの教材で基礎から理解していく講義を行っていくからです。それは、合格体験記や合格インタビューからもうかがい知ることが出来ると思います。もちろん、学習指導を行うことにより、塾生さん一人ひとりに勉強のフォローを入れていることも、『 付いていけること 』の理由の一つです。

 『 大多数の人が付いていけるから、良しとする 』ではなく『 一人ひとりが付いていけてこそ、良しとする 』。出来る人も付いていける。分かる人も付いていける。出来ない人も付いていける。分からない人も付いていける。基礎力が無かったり、理解力が足りない人も付いていける。講義を受ける人が、皆、同じスタートラインに立って、スタートすることが出来る。そして、皆、ゴールすることが出来る。それが薬進塾の講義スタイルでありポリシーなのです。

『 目から鱗とは、こういう授業なのか 』と感心していました。

第103回薬剤師国家試験合格者 T大学卒 A.Sさん(女性)の合格体験記より


少数育成 薬進塾 第104回 薬剤師国家試験対策

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  〔 受付時間 〕 月 金曜日(祝祭日除く)  10:00 ~ 17:00

 お問い合わせ から、メールでの受け付けも行っております。

 

〝薬進塾〟および〝薬進塾のマーク(月にカプセル)〟は、株式会社 薬進塾の登録商標です。

 

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2018年3月27日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:トピックス

共鳴する試験対策。

◎ 今回のブログ内容は〝主任講師挨拶 2018〟の内容を、掲載させて頂きます。

 

 第103回薬剤師国家試験も終わり、そして合格発表も終わりました。以前、ブログでも書かせて頂きましたように、様々な思いの方がいらっしゃることと思います。そして、これも何度もブログで書かせて頂いていることですが…一つの結果が出た以上、次の一歩を踏み出さねばなりません。人は今を生きています。過去に戻ることも出来なければ、その場に留まることも出来ません。『 今を生きる 』とは、現在進行形です。そう、人は生きている限り、その場に留まることはできないのです。

 薬進塾103回対策講座の塾生(もう卒業生ですね)さん達も、合格の発表を嬉しそうに連絡してくれるのですが…もう次の一歩を踏み出して、早速、働いている方も少なくありません。『 都合のいい日に、改めて挨拶に行きます 』と言ってくれる塾生さんも多いのですが、働いている以上、中々自分の思い通りに行動できなくなることも事実。早速、一歩踏み出して、今までとは違う世界での活躍を始めているのだなと思うと、感慨深いものがあります。

 一歩踏み出したのは、103回対策講座の塾生さんだけではありません。薬進塾104回対策講座の塾生さん達も、一歩踏み出していることは事実です。学習指導を依頼して、早速、指導通りに試験対策に励んでいる塾生さんも、一人や二人ではありません。3月から教室を利用して、指導を仰ぎながら自習に来ている塾生さんも数人います。無料体験講座を受講している塾生さんもいれば、学力診断を受けにきている塾生さんもいます。104回対策の塾生さん達も、すでに一歩踏み出し、新しい世界で活躍し始めているのです。

 昨年度、すなわち103回対策講座の塾生さん(女性)で、昨年の3月から講座が始まるまで、毎日薬進塾に来ては自習をしていた方がいらっしゃいます。仮にその塾生さんをYさんとしましょう。Yさんは、ほぼ毎日のように薬進塾にやって来ては、私の立てた学習指導にしたがって、10:00~17:00まで一人で勉強していました(私の学習指導は一人で行うモノです)。3月から一年コースが始まる5月半ばまで、2カ月半に渡って一人で勉強していたのです。用がある時以外は教室から出ることもなく、一人で黙々と勉強していました。そんなYさんを見て『 こりゃあ、受かるな 』と思ったことも事実です。もちろん私の見込み通り、第103回薬剤師国家試験、見事合格してくれ嬉しい限りです。

 Yさんは必死でした。分からなければ、すぐに質問に来ていました。時には、休み時間ごとに、質問に来ていたことも…。分からないことを『 分からない 』とはっきり告げ、苦手な所は『 苦手 』とはっきり伝え、質問する。チョット乱暴な言い方になりますが、〝なりふり構わず質問に来ている〟という感じでした。必死だったのです。なりふりなんか、構っている場合ではない。四の五の言っている場合でもない、何としてでも受からなければ…。それが、Yさんからは、ひしひしと感じられたのです。

 私は講師稼業に長く携わっていますが、薬進塾の塾生さんには一つの特長を感じています。それは〝真剣な塾生さん〟ばかりということ。もっと、ざっくり言わせて頂くなら、必死な人ばかり…皆、必死であるということ。これが、薬進塾生の大きな特長であると思っています。学力のある人も、学力が今一つの人も、皆、必死。何となく『 受かればいいかなぁ… 』なんていう人はいませんし、『 何をしに来ているんだろう? 』と思ってしまうような人もいません。〝国家試験受験サークル〟かの如く、皆で講義を受けて、その後はワイワイ賑やかに…なんていう人もいません。勉強は横に置いておいて、皆で仲良く…なんていうグループもいません。受講することはもちろんのこと、学習指導を受けるのにも真剣。テストも真剣ならば、質問も真剣。周りがどうであれ、とにかく自分のことだけで精一杯必死。そんな塾生さんばかりですから、講師も職員も自ずと真剣になるのです。

 もちろん、真剣さのあまり息も出来ないほどガチガチした雰囲気になる…という訳ではありません。『 真剣になる 』『 必死になる 』ということと、『 緊張で身動きが取れない 』『 余談の一言も許されない 』『 自分のことしか見えていない 』ということは別物だからです。笑顔もあれば、笑い声もある。塾生同士の会話もあれば、職員・講師との日常会話も普通にある。ただ、それに流されない。『 勉強は勉強でしっかりやる 』『 試験対策に真剣に取り組む 』という部分は決して譲らずに、試験対策の日々を送っている。そんな感じを強く受けています。

 不平・不満も、あまり耳にしたことはありません。何故でしょうか?答は簡単です。それどころではないからです。不平・不満など言っている暇もない。それくらい必死なのです。四の五の言っている暇などない。そんなこと言っている暇があるのなら、質問したり、分からないことを調べたり、とにかく勉強…誰もが、そんな感じで必死になって勉強しているような気がします。

 ですから、塾生さん同士のトラブルもありません。これも、薬進塾の特徴の一つだと思います。私はいくつかの予備校に勤務していた経験がありますが、まず、どこに行っても学生さん同士のトラブルはつきものでした。まあ、大勢の人間が集まるということは、様々な人間が集まるということですから、人間関係でのトラブルが起きることも必然と言えば必然の話。仕切っているグループがいたり、講師との一線が引けない学生さんがいたりすれば、特にです。薬進塾は少人数制。さらに、講師陣は皆ベテラン。塾生さんとは一線を引き、どの塾生さんとも同じように接しています。ですから、トラブルが起きることが少ないのも、これまた当たり前と言えば当たり前の話。しかし、それ以外にもトラブルが起こらない理由はあります。それは塾生さんが、皆、必死だから…。トラブルを起こしている暇などない位、些細なことを気にしている暇さえ無い位、必死…だから、トラブルが起きることもないのです。そして…先ほど『 必死になる 』ということと『 自分しか見えていない 』ということは別物、と書かせて頂いたのですが…ここにも大きな理由があります。

 皆、必死に勉強しています。薬剤師国家試験合格に向けて…。『 薬剤師国家試験に合格する 』という思いは、皆、同じなのです。そして、そのために必死になっていることも同じなのです。同じ目的を持つ者が、同じく必死になっている。そう、皆〝自分と同じ人間〟なのです。だからこそ相手、すなわち他の塾生さんも見えてくるのです。言葉には出さずとも『 あの人も合格に向けて必死に勉強しているんだ 』と、ひしひしと感じているのです。自分と同じだから、相手の事が見えてくる。自分と同じ相手だからこそ、相手の事を分かってあげることが出来る。だから試験対策の日々の中でも、ギクシャクしない人間関係が保たれているのです。実際、塾内では塾生さん同士が譲り合っている場面をよく目にします。質問一つする場合でも、普段、あまり会話しないような塾生さん同士が、笑顔で色々と譲り合っている場面もよく見かけます。まあ、塾生さんと言っても、皆いい大人ですから、譲り合いが必要ということも分かっているとは思います。しかし、試験対策の緊張した日々の中、それを忘れずに行動できるということは、なかなかのことなのです。実際、私が以前勤務していた学校では、譲り合いというモノをあまり見かけたこともありませんでしたし、譲り合うどころか、自分中心と振る舞う学生さんが少なくなかったことも事実です。そして…自分中心と振る舞う学生さんが、芳しくない試験結果となっている場合が多いことも、やはり事実。さらに、言わせていただくならば…譲り合っている塾生さんが、いい結果をつかみ取っていることも、これまた事実なのです

 譲り合っている塾生さん達が、どうしていい結果をつかみ取っているのでしょう?答えは簡単です。相手の事を分かって行動してあげる時、そこには余裕が生まれます。この余裕は、自信につながります。チョット乱暴な言い回しをさせて頂くならば『 相手に譲ってあげられるだけの余裕が私にはあるのだ 』と無意識のうちに思うことになる…ということです。相手を気遣うだけの余裕が自分にはある。これを自信と言わずして何が自信でしょうか?そして…相手を気遣ってあげた分、自分はより強く求めなければなりません。自分だって、そんなに余裕があるわけではない。でも、相手を気遣ってあげることも必要…そのギリギリの間では、必死さや真剣さにも、より拍車がかかることは事実なのです。譲るからこそ、拍車がかかる必死さと真剣さ…。これもまた、大きな自信を誘発するアイテムであることは、間違いないのです。

 試験対策においては、自信は欠かすことのできないアイテムです。これなくして、合格をつかみ取ることは至難の業と言えるでしょう。特に103回薬剤師国家試験のような〝翻弄するタイプの試験〟では、自信が大きくモノをいうことになります(詳細は、ブログ〝第103回 薬剤師国家試験は難しかったのか?〟をご参照ください)。自信を持っていれば、チョットやそっとの事では揺らぎません。ですから、どのような形で出題されようとも、揺らがずに問題の本質をつかみ取ることが出来る。これが、譲り合っている塾生さん達が、合格をつかみ取っている要因と言えるでしょう。

 譲り合えば、自信が生まれる…。よく、『 どうすれば自信を持つことが出来るのですか? 』という質問を受けるのですが…実は、自信を持つための方法はたくさんあるのです。どうも、自信を持つためには何か大きなことをやらねば…と思っている方が多いようですが、『 相手の事を考えて行動してあげる 』なんていう小さいことの日々の積み重ねも、自信というモノを持つための一つの方法であったりするのです。

 ちなみに…『 譲り合う 』とか『 相手の事を気遣う 』ということと、『 自分のことを蔑ろにして、相手に何かしてあげる 』『 自分を無理に抑えて、相手の良いようにしてあげる 』ということは、全く別物ですので、ご注意をば!自分大事があってこその、〝譲り合い〟であり〝気遣いである〟ことを忘れてはいけません。そこを勘違いしてしまうと…それこそ〝翻弄されてしまう〟ことになりますので、注意が必要です。

 薬進塾での自習時間には、妙な一体感があります。誰が仕切っている訳でもなければ、誰が見張っている訳でもない。でも、一体感をひしひしと感じることが出来るのです。皆、必死で真剣。そして、そこから生まれる相手を気遣う思い。それが、自然と一体感を生み出すのでしょう。〝合格したいがための必死さ〟 〝合格への思い〟これが共鳴し合っている。そう、共鳴…。共鳴とは『 人々の間の調和の関係 』『 他の人と気持ちを分かち合うこと 』とあります(Weblio 辞書より)。まさに、自習時間での一体感や相手を気遣う行動は、塾生さん同士が共鳴し合っているからこそ生まれるもの…私は、そう思っています。

 前述のYさん。国家試験前日に、こんなメールを私に送ってくれました。

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 周囲の真剣さがすごかったです。Yちゃん、H君、T君もM君もSさんも、みんな合格して欲しいです。もちろん自分が合格しなくてはですが(笑)。

 毎日ヘトヘトだなと感じることもありましたが、針ヶ谷先生がよく言っていたように、自分だけじゃなくてみんなヘトヘトなのに頑張っているんだ!と気持ちを奮い立たせていました。

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これぞ、まさに〝共鳴する試験対策〟ではないでしょうか?共鳴するからこそ、見えてくるものがある。共鳴するからこそ、伝わるものがある。共鳴するからこそ、生まれる一体感がある。そして薬進塾には、そういった共鳴がある…。薬進塾は、塾生さん同士が合格へとむけて、共鳴し合える予備校である。私は、そう自負しています。

 

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2018年3月27日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ブログ 薬進する日々!!

第103回薬剤師国家試験 正答

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2018年3月27日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:薬剤師国家試験

主任講師挨拶 2018

共鳴する試験対策。

 

 第103回薬剤師国家試験も終わり、そして合格発表も終わりました。以前、ブログでも書かせて頂きましたように、様々な思いの方がいらっしゃることと思います。そして、これも何度もブログで書かせて頂いていることですが…一つの結果が出た以上、次の一歩を踏み出さねばなりません。人は今を生きています。過去に戻ることも出来なければ、その場に留まることも出来ません。『 今を生きる 』とは、現在進行形です。そう、人は生きている限り、その場に留まることはできないのです。

 薬進塾103回対策講座の塾生(もう卒業生ですね)さん達も、合格の発表を嬉しそうに連絡してくれるのですが…もう次の一歩を踏み出して、早速、働いている方も少なくありません。『 都合のいい日に、改めて挨拶に行きます 』と言ってくれる塾生さんも多いのですが、働いている以上、中々自分の思い通りに行動できなくなることも事実。早速、一歩踏み出して、今までとは違う世界での活躍を始めているのだなと思うと、感慨深いものがあります。

 一歩踏み出したのは、103回対策講座の塾生さんだけではありません。薬進塾104回対策講座の塾生さん達も、一歩踏み出していることは事実です。学習指導を依頼して、早速、指導通りに試験対策に励んでいる塾生さんも、一人や二人ではありません。3月から教室を利用して、指導を仰ぎながら自習に来ている塾生さんも数人います。無料体験講座を受講している塾生さんもいれば、学力診断を受けにきている塾生さんもいます。104回対策の塾生さん達も、すでに一歩踏み出し、新しい世界で活躍し始めているのです。

 昨年度、すなわち103回対策講座の塾生さん(女性)で、昨年の3月から講座が始まるまで、毎日薬進塾に来ては自習をしていた方がいらっしゃいます。仮にその塾生さんをYさんとしましょう。Yさんは、ほぼ毎日のように薬進塾にやって来ては、私の立てた学習指導にしたがって、10:00~17:00まで一人で勉強していました(私の学習指導は一人で行うモノです)。3月から一年コースが始まる5月半ばまで、2カ月半に渡って一人で勉強していたのです。用がある時以外は教室から出ることもなく、一人で黙々と勉強していました。そんなYさんを見て『 こりゃあ、受かるな 』と思ったことも事実です。もちろん私の見込み通り、第103回薬剤師国家試験、見事合格してくれ嬉しい限りです。

 Yさんは必死でした。分からなければ、すぐに質問に来ていました。時には、休み時間ごとに、質問に来ていたことも…。分からないことを『 分からない 』とはっきり告げ、苦手な所は『 苦手 』とはっきり伝え、質問する。チョット乱暴な言い方になりますが、〝なりふり構わず質問に来ている〟という感じでした。必死だったのです。なりふりなんか、構っている場合ではない。四の五の言っている場合でもない、何としてでも受からなければ…。それが、Yさんからは、ひしひしと感じられたのです。

 私は講師稼業に長く携わっていますが、薬進塾の塾生さんには一つの特長を感じています。それは〝真剣な塾生さん〟ばかりということ。もっと、ざっくり言わせて頂くなら、必死な人ばかり…皆、必死であるということ。これが、薬進塾生の大きな特長であると思っています。学力のある人も、学力が今一つの人も、皆、必死。何となく『 受かればいいかなぁ… 』なんていう人はいませんし、『 何をしに来ているんだろう? 』と思ってしまうような人もいません。〝国家試験受験サークル〟かの如く、皆で講義を受けて、その後はワイワイ賑やかに…なんていう人もいません。勉強は横に置いておいて、皆で仲良く…なんていうグループもいません。受講することはもちろんのこと、学習指導を受けるのにも真剣。テストも真剣ならば、質問も真剣。周りがどうであれ、とにかく自分のことだけで精一杯必死。そんな塾生さんばかりですから、講師も職員も自ずと真剣になるのです。

 もちろん、真剣さのあまり息も出来ないほどガチガチした雰囲気になる…という訳ではありません。『 真剣になる 』『 必死になる 』ということと、『 緊張で身動きが取れない 』『 余談の一言も許されない 』『 自分のことしか見えていない 』ということは別物だからです。笑顔もあれば、笑い声もある。塾生同士の会話もあれば、職員・講師との日常会話も普通にある。ただ、それに流されない。『 勉強は勉強でしっかりやる 』『 試験対策に真剣に取り組む 』という部分は決して譲らずに、試験対策の日々を送っている。そんな感じを強く受けています。

 不平・不満も、あまり耳にしたことはありません。何故でしょうか?答は簡単です。それどころではないからです。不平・不満など言っている暇もない。それくらい必死なのです。四の五の言っている暇などない。そんなこと言っている暇があるのなら、質問したり、分からないことを調べたり、とにかく勉強…誰もが、そんな感じで必死になって勉強しているような気がします。

 ですから、塾生さん同士のトラブルもありません。これも、薬進塾の特徴の一つだと思います。私はいくつかの予備校に勤務していた経験がありますが、まず、どこに行っても学生さん同士のトラブルはつきものでした。まあ、大勢の人間が集まるということは、様々な人間が集まるということですから、人間関係でのトラブルが起きることも必然と言えば必然の話。仕切っているグループがいたり、講師との一線が引けない学生さんがいたりすれば、特にです。薬進塾は少人数制。さらに、講師陣は皆ベテラン。塾生さんとは一線を引き、どの塾生さんとも同じように接しています。ですから、トラブルが起きることが少ないのも、これまた当たり前と言えば当たり前の話。しかし、それ以外にもトラブルが起こらない理由はあります。それは塾生さんが、皆、必死だから…。トラブルを起こしている暇などない位、些細なことを気にしている暇さえ無い位、必死…だから、トラブルが起きることもないのです。そして…先ほど『 必死になる 』ということと『 自分しか見えていない 』ということは別物、と書かせて頂いたのですが…ここにも大きな理由があります。

 皆、必死に勉強しています。薬剤師国家試験合格に向けて…。『 薬剤師国家試験に合格する 』という思いは、皆、同じなのです。そして、そのために必死になっていることも同じなのです。同じ目的を持つ者が、同じく必死になっている。そう、皆〝自分と同じ人間〟なのです。だからこそ相手、すなわち他の塾生さんも見えてくるのです。言葉には出さずとも『 あの人も合格に向けて必死に勉強しているんだ 』と、ひしひしと感じているのです。自分と同じだから、相手の事が見えてくる。自分と同じ相手だからこそ、相手の事を分かってあげることが出来る。だから試験対策の日々の中でも、ギクシャクしない人間関係が保たれているのです。実際、塾内では塾生さん同士が譲り合っている場面をよく目にします。質問一つする場合でも、普段、あまり会話しないような塾生さん同士が、笑顔で色々と譲り合っている場面もよく見かけます。まあ、塾生さんと言っても、皆いい大人ですから、譲り合いが必要ということも分かっているとは思います。しかし、試験対策の緊張した日々の中、それを忘れずに行動できるということは、なかなかのことなのです。実際、私が以前勤務していた学校では、譲り合いというモノをあまり見かけたこともありませんでしたし、譲り合うどころか、自分中心と振る舞う学生さんが少なくなかったことも事実です。そして…自分中心と振る舞う学生さんが、芳しくない試験結果となっている場合が多いことも、やはり事実。さらに、言わせていただくならば…譲り合っている塾生さんが、いい結果をつかみ取っていることも、これまた事実なのです

 譲り合っている塾生さん達が、どうしていい結果をつかみ取っているのでしょう?答えは簡単です。相手の事を分かって行動してあげる時、そこには余裕が生まれます。この余裕は、自信につながります。チョット乱暴な言い回しをさせて頂くならば『 相手に譲ってあげられるだけの余裕が私にはあるのだ 』と無意識のうちに思うことになる…ということです。相手を気遣うだけの余裕が自分にはある。これを自信と言わずして何が自信でしょうか?そして…相手を気遣ってあげた分、自分はより強く求めなければなりません。自分だって、そんなに余裕があるわけではない。でも、相手を気遣ってあげることも必要…そのギリギリの間では、必死さや真剣さにも、より拍車がかかることは事実なのです。譲るからこそ、拍車がかかる必死さと真剣さ…。これもまた、大きな自信を誘発するアイテムであることは、間違いないのです。

 試験対策においては、自信は欠かすことのできないアイテムです。これなくして、合格をつかみ取ることは至難の業と言えるでしょう。特に103回薬剤師国家試験のような〝翻弄するタイプの試験〟では、自信が大きくモノをいうことになります(詳細は、ブログ〝第103回 薬剤師国家試験は難しかったのか?〟をご参照ください)。自信を持っていれば、チョットやそっとの事では揺らぎません。ですから、どのような形で出題されようとも、揺らがずに問題の本質をつかみ取ることが出来る。これが、譲り合っている塾生さん達が、合格をつかみ取っている要因と言えるでしょう。

 譲り合えば、自信が生まれる…。よく、『 どうすれば自信を持つことが出来るのですか? 』という質問を受けるのですが…実は、自信を持つための方法はたくさんあるのです。どうも、自信を持つためには何か大きなことをやらねば…と思っている方が多いようですが、『 相手の事を考えて行動してあげる 』なんていう小さいことの日々の積み重ねも、自信というモノを持つための一つの方法であったりするのです。

 ちなみに…『 譲り合う 』とか『 相手の事を気遣う 』ということと、『 自分のことを蔑ろにして、相手に何かしてあげる 』『 自分を無理に抑えて、相手の良いようにしてあげる 』ということは、全く別物ですので、ご注意をば!自分大事があってこその、〝譲り合い〟であり〝気遣いである〟ことを忘れてはいけません。そこを勘違いしてしまうと…それこそ〝翻弄されてしまう〟ことになりますので、注意が必要です。

 薬進塾での自習時間には、妙な一体感があります。誰が仕切っている訳でもなければ、誰が見張っている訳でもない。でも、一体感をひしひしと感じることが出来るのです。皆、必死で真剣。そして、そこから生まれる相手を気遣う思い。それが、自然と一体感を生み出すのでしょう。〝合格したいがための必死さ〟 〝合格への思い〟これが共鳴し合っている。そう、共鳴…。共鳴とは『 人々の間の調和の関係 』『 他の人と気持ちを分かち合うこと 』とあります(Weblio 辞書より)。まさに、自習時間での一体感や相手を気遣う行動は、塾生さん同士が共鳴し合っているからこそ生まれるもの…私は、そう思っています。

 前述のYさん。国家試験前日に、こんなメールを私に送ってくれました。

i

 周囲の真剣さがすごかったです。Yちゃん、H君、T君もM君もSさんも、みんな合格して欲しいです。もちろん自分が合格しなくてはですが(笑)。

 毎日ヘトヘトだなと感じることもありましたが、針ヶ谷先生がよく言っていたように、自分だけじゃなくてみんなヘトヘトなのに頑張っているんだ!と気持ちを奮い立たせていました。

i

これぞ、まさに〝共鳴する試験対策〟ではないでしょうか?共鳴するからこそ、見えてくるものがある。共鳴するからこそ、伝わるものがある。共鳴するからこそ、生まれる一体感がある。そして薬進塾には、そういった共鳴がある…。薬進塾は、塾生さん同士が合格へとむけて、共鳴し合える予備校である。私は、そう自負しています。

 薬進塾 主任講師 針ヶ谷 知樹

 

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2018年3月27日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:講師

薬剤師になるために費やしてきた全てを合格へと導くために努力すべき。

と、ホーキング博士は言っているのだと思います。

 ホーキング博士に関しましては、改めてここで詳細を解説せずとも、ご存じのお方は多いと思いますが…先日お亡くなりになられました、イギリスの理論物理学者。『 天才の名をほしいままにした天才 』ともいえる人物だと思います。理論物理学において、多大なる功績を残したスゴイ方であるのは、もちろんですが、ホーキング博士の〝もう一つのスゴイところ〟は、一般人が読んでも分かるような著書があること。専門家ではない一般読者に対しても『 いかに分かりやすく理解してもらえるか 』をテーマとして、書かれている書籍が結構あるのです。ここで『 本の売り上げを伸ばすには、それくらい当たり前だろ 』などと思ってはいけません。前述の様に、博士が専門としているのは〝理論物理学〟。原子論や物理化学、放射化学を教えることを生業としている私でも、手も足も出ない領域。それを、一般人が読んでも分かるように解説しているのです。まあ、博士ほどのスゴイ人ならば、一般人相手に教えるのも専門家相手に教えるのも、さして変わらないのかもしれません。イヤ…物理学を知らない一般人に分かるように教えてこそ、本当にその分野を熟知していることになる…そう思っていたのではないでしょうか?実際、ホーキング博士の事を『 一般人を科学の世界へ誘う大使の役割を果たした 』と称している文献も多々ありますし、『 一般人向けに、理論的宇宙論を平易に解説する能力も持ち合わせている 』と評価されていたりもします。『 難しいことを難しく言うのは三流。難しいことを易しく言うのが一流 』というのが、私の持論です。難しいことを難しく言うことは誰にでもできます。しかし、我々のような講師という職業の人間には、それは許されません。難しいことを、如何に分かり易く伝えるのか?それが、講師という人間の務めだと私は思っています。そして、ホーキング博士は〝理論物理学〟という、とんでもない分野を一般人に分かり易く教えることが出来る。しかも、それが好評…。難しいことを、如何に分かり易く伝えるのか…その究極を、ホーキング博士は実際に行っていたのです。そこが、ホーキング博士の〝もう一つのスゴイところ〟だと私は思っています。

 そのホーキング博士は、次のようなことを言っています。

i

We should seek the greatest value of our action.

自らの行動の価値を最大化するため努力すべき。

i

素晴らしい言葉だとは思いませんか?ただ『 努力せよ 』ではないのです。『 結果を得るために努力せよ 』でもないのです。そんなありきたりの言葉は、古今東西、掃いて捨てるほど、誰もが口にしてきた言葉なのです。しかし、ホーキング博士は違います。『 結果を得るため 』でもなければ『 目的を達成するため 』でもない。『 自らの行動の価値を最大化するため 』に努力せよと言っているのです。

 『 自らの行動の価値を最大化するため 』とは、どういうことでしょう?目的遂行のために費やしてきた己のすべての行動…その行動の価値を、MAXのモノとして得るために努力せよ。そういうことだと、私は解釈しています。もの凄く大事なことを言っているとは思いませんか?特に、『 頑張ったから… 』『 努力したから… 』で、その結果を無視して評価を得ようとする〝チョット卑しい風潮〟が定着しそうな昨今の世で、それにあえて警鐘を鳴らすべき、素晴らしき言葉ではないでしょうか?私は、そう思うのです。

 このブログを読まれている方のほとんどが、薬剤師国家試験を受験された経験をお持ちだと思います。もちろん、卒業を控えていたり、在学生である方も多々いらっしゃるでしょう。しかし、『 薬剤師になるために勉強をしてきた・時間を費やしてきた 』ということに関しては、皆同じだと思います。薬剤師になるために大学に入り、国家試験合格に向けて日々費やしてきた。この『 薬剤師になるための自らの行動 』には、大きな価値があると思います。薬剤師になろう。薬剤師という事を生業として生きていこう。そう決めて、それを目指してきた行動だからです。薬剤師になろうと行動してきた全ては、皆、価値あることなのです。薬剤師になるために費やしてきた全て…これ自体が価値あることなのです。

 昨今は、将来を見据えて行動しない人が、増えてきているような気がします。何となくで生きている…。何になるかも、何をやるかもコレといって決めずに、その場その場の雰囲気に流され、取りあえず手の届く範囲のモノだけを手にして生きている…。そういった人が、増えてきているような気がします。そんな中、『 薬剤師になるんだ! 』と決めて大学に入る行動を起こし、入ってからは薬剤師になるための様々なハードルを一つ一つ越えていく。当たり前のことと言えば、当たり前のことかもしれません。しかし、前述のような昨今の風潮と比すれば、〝称賛に値する行動〟であり、やはり、その行動自体〝価値あるもの〟と言えるのではないでしょうか?少なくとも、私はそう思っています。

 その〝行動の価値〟を〝最大限のモノ〟にしなければなりません。苦労して、歯を食いしばって、時には涙して、薬剤師になるためにと行動してきたのです。その〝行動の価値〟を最大化する。この〝最大化する=最大限のモノにする〟ことこそ、〝薬剤師になる〟ことではないでしょうか?『 薬剤師になるためにと行動してきた 』のですから、『 その行動の価値を最大限のモノにする 』ことこそ、薬剤師になることではないでしょうか?薬剤師になるために、少しでも何かを費やしたのなら…その費やした何かには価値があります。その費やしたモノの価値を、最大化するために努力しなければならない。薬剤師になるために行動してきた、その価値を最大化する…すなわち薬剤師国家試験に合格して、晴れて薬剤師になるという〝最大の価値〟を得るために努力しなければならない。単に『 薬剤師になるために努力しなさい 』と言っているのではないのです。今まで費やしてきた行動…その価値を最大化する。そのために努力する。さすが〝天才の名をほしいままにした天才〟と言われるホーキング博士。とても理論的な考え方だとは思いませんか?

 今まで書いてきたように、〝自らの行動の価値〟これこそが『 試験対策に費やした全て 』なのです。今まで薬剤師になろうと費やしてきた全てのことは、皆、価値あることなのです。それを最大化しようではありませんか!そして、そのために努力するのです。そう考えれば、薬剤師国家試験対策も、ちょっと違った観点から見ることが出来るのではないでしょうか?と同時に、試験対策そのものの捉え方も、チョット違ったものになるのではないでしょうか?何事においても、特に対策というモノにおいては、視点を変えること、たくさんの視点を持つことは重要なことなのです。

 ご存知のように、ホーキング博士は21歳の時、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症。余命2年ほどと医師から宣告されました。普通の人なら、心折れてしまうでしょう。しかし、それから50年以上も、たゆまぬ努力と研究を続けていたのです。単なる〝天才〟ではない。〝努力する天才〟イヤ〝努力するからこその天才〟なのです。娘のルーシーさんは『 父は、うらやましいほどの強固な前進する力があります 』と言っています。『 天才だから… 』で止まるのではなく『 天才であっても前進する 』のです。天才であろうがなかろうが前進する、努力する。自らの行動の価値を最大化するために…。

 ホーキング博士は次のようなことも言っています。

i

私が人生で学んだことは、自分が今持っている力を全部使えということです。

i

誰もが分かってはいるけれど、誰もが出来ないことを、誰もが分かり易く伝えている…。そして繊細だけれども、ダイレクトに伝わってくる…。やはり、ホーキング博士はスゴイ人なのです。

 

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2018年3月18日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ブログ 薬進する日々!!

合格の場に身を置くには?

 第103回国家試験の喧騒も、そろそろ収まってきた今日この頃。後は合格発表を待つのみ…といったところでしょうか?そう、ここまで来たからには、もう覚悟を決めて結果を待つのみ。色々な思いの人がいることと思いますが…どんな人も、結果を待つということに関しては同じ状況だと思います。

 昨年度の塾生さん(女性)で、『 まあ合格しているだろう 』という状況の方がいらっしゃいます。本人は一抹の不安を感じてはいるようですが、取りあえず合格ラインはクリアしていますので、『 大丈夫だと思うよ 』と伝えています。私も予備校講師を長く勤めていますが、何点取っていようが…例え合格ラインをクリアしていようが、一抹の不安を拭いきれない方の方が多いのが常。前述の塾生さんも、そんな一人です。まあ、ぶっちゃけた話…こちらも、ダテに長く国家試験対策の講師をしている訳ではありません。ですから、大体は合否が分かる状況にはあるのです。まあ、あくまでも大体ですが…。

 その塾生さん、仮にAさんとしておきましょう。そのAさんに『 何でウチ(薬進塾)に来たの? 』と、以前聞いたことがあります。Aさん曰く『 少人数生だったので…。質問いっぱい出来るかと思ったから。私、ホント出来ないんですよ。基礎的なこと全然分からなくて…。質問いっぱいしなきゃいけないと思うし…。少人数で見てもらわなきゃダメだなと思ったんで… 』とのこと。まあ、ウチにくる塾生さんのほとんどが、こういった意見の方が多いのも事実。Aさんがうちに来るのも納得…と思っていたら、続いてAさんがこんなことを話してくれました。『 あと…友達が多い所だと、絶対遊んじゃうと思うですよ、私。だから、友達のあんまりいない所、自分が一人の所がいいなって… 』。なるほど…確かに、我が薬進塾、人数が多くて騒がしい所でないことは確か(笑)。何と言っても少人数制ですから、自分の友達がたくさんいるという状況にならないことも確か。そんなことを思いつつも、そのAさんに対し『 う~ん、さすがだな… 』と思ったことも事実。

 自分のことを分析するということは、試験対策においてはとても重要なことです。自分の学力は?性格は?タイプは?そういった事を考えて、試験対策に取り組まなければなりません。そういった事も考えずに、試験対策に取り組んだところで…状況に流されて、続かなくなるのは目に見えています。それはそうでしょう。自分のことを分析しないで試験対策を進めるなんていうのは、自分の体力も分かっていないのに、どんな重さかも分からないリュックを背負って登山するのと同じこと。自分自身に無理がかかって、いつかへばってしまうことは必然です。それに比べAさんは…自分の学力の現状や自分のタイプ(質問いっぱいしなきゃいけない等)から、キチンと分析して試験対策を行っていること(まあ、薬進塾に来ることですが…)が伺えると思います。

 そして重要なのは…『 友達が多い所だと、絶対遊んじゃうと思うですよ、私 』といった分析。確かに友達が多い方が安心…というのは分からなくもありません。しかし、自分はそれだと遊んでしまう。友達がいることが、逆にマイナスに作用してしまう…。何気に、そういう場合は多々あります。私も薬剤師国家試験予備校の講師を長く勤めていますが、『 何をしに来ているんだ、この人は… 』と思ってしまうような学生さんを、何人も見てきました。友達同士で仲良く楽しそうにやっているのですが…成績の方も仲良く下位のまま。なのに、楽しそうにワイワイやっている。勉強をしに来ているということなど、すっかりどこかに飛んでしまっている…そんな学生さんを何人も見てきました。もちろん数人で仲良くやって、成績も一緒に向上するといった方もいらっしゃいましたが…そういった方達は、一緒にはいるものの、勉強時は一人ずつ勉強しているといった感じでした。

 友達がプラスに働くこともあれば、マイナスに働いてしまう場合もある。もちろん、それはその人次第です。だからこそ、Aさんは『 私にはマイナスに働いてしまう 』と分析し、一人で試験対策を行っていくということを選んだのだと思います。前述のように、これは、試験対策にとっては、もの凄く重要なこと。昨今は、周りに流されてしまう学生さんが多くいますから、尚更です。Aさんは、自分が流されてしまうタイプだと分析したからこそ、あえて友達とは一線を引いて、一人で試験対策に当たってきた。だからこそ、国家試験で合格出来る点数を掴み取ることが出来た。私は、そう思っています。

 Aさんの場合とは、また違うのですが…。以前いた、ある塾生さんの話。その塾生さんをEさんとしましょう。Eさんが以前、別の予備校に通っていた時のこと。そこで、何人かの学生さん達と仲良くなったそうなのですが…ご飯を食べに行く時も、帰る時もそのグループと一緒…というパターンだったそうです。Eさんが講義後に自習しようとすると…『 ご飯食べに行こう 』と誘われる。自分としては自習したいのだけど…何となく断わり難い雰囲気で…一緒に食事に行ってしまう。そして、何時間もワイワイと話しこんでしまって、その日は勉強が出来ない。Eさんが講義後に自習をしていると…『 帰ろう 』と誘われてしまう。以前『 残って勉強していくから… 』断ったこともあったそうですが…次の日、そのグループとはチョットぎくしゃくした関係に…。また、そうなるのも嫌なので、嫌々ながら勉強を切り上げ一緒に帰ることに…。で、帰りにファーストフード店に立ち寄ろうということになり…また、そこで何時間も時間を過ごすことに…。早い話、『 勉強したいのだけれども、出来ない… 』という状況だったそうです。もちろん、きっぱりと断らない、Eさんが悪いのは確かです。関係がぎくしゃくしようとも、イヤミを言われようとも、例え交際が途絶えようとも、勉強したいのなら勉強する。これは、試験対策にとっては鉄則だからです。ですから、そう出来ないEさんが悪いのは当然の話。しかし…やはり誘う方も誘う方だと思います。自習している人を誘ったり(もちろん、『 ご飯行くけど、どうする? 』位に声をかけるのなら話は別ですが…)、『 残って勉強していくから… 』という人に対し、風当たりを強くする行為は、受験生としては言語道断としか言いようがありません。人の勉強を阻害する行為は、同じ受験生としては、あってはならない行為です。ましてや、自分達も勉強せず(皆でワイワイやっているのですから、当然、その間は勉強していないのはお分かり頂けると思います)に、そういう行為をしているとなると、開いた口がふさがりません。Eさんは、そういうことがあったので、そういうことがない薬進塾に来たとのこと。人に左右されない自分も確かに大切ですが…それが、もし苦手というのなら、Aさんのように、〝そういったことにならないような環境〟に身を置くということも、試験対策にとっては大切なことなのです。

 今回の国家試験を受けた塾生さん(女性)のBさん。合格点をクリアしたとのことで、報告に来てくれたのですが、その時、試験会場でこんなことがあったと話してくれました。Bさんの座席の周りの人、何人かが友人同士(もちろんBさんの友人ではありません)だったようなのですが…休み時間の度に『 全然、ヤマ当たってないよね 』『 こりゃあダメだわ 』『 次は、どこの(予備校の)教室にする? 』等、ワイワイ話していたそうです。うるさいなと思ったそうですが…私からの〝試験前学習指導〟で教わったように、とにかく引っ張られないよう、無視して勉強に集中したいたとのこと(私の学習指導が、活きていたとのことで、嬉しい限りです)。その人たちの行為に対しては、これまた開いた口がふさがらない…といった思い。試験中の休み時間、ましてや周りに勉強している人がいることもお構いなしに、やれヤマが当たった・外れただ、出来た・出来ていないだと話すなど、言語道断も甚だしいこと。ましてや、ダメであること前提で『 次は、どこの(予備校の)教室にする? 』などということを、例え休み時間とは言え、試験中に話すなど非常識にも程があります。周りの人のことを考えれば、そんなことは出来ないはず。さらに…何故、友達同士で『 次、どこに行く? 』と相談し合わなければならないのでしょうか?どこで試験対策を行おうかは、自分一人の問題ではないでしょうか?それを、皆で話して『 どこにする? 』というのは…ましてや試験中…『 呆れてモノも言えない 』というのは、まさにこのこと。私から見る限り、この人達は〝互いに相手の足を引っ張っている状況にある〟と言えるでしょう。どういったお仲間かは存じませんが、試験対策にとっては芳しくない集まりであることは確かです。

 この場合…やはり注目すべき点は『 一人ではなく皆で話していた 』ということでしょう。もし一人だったら…試験中の芳しくない状況において『 なんとかしなきゃ… 』といった危機感が生まれるはずです。よく、『 危機感は、よろしくない 』といった話も耳にしますが…。確かに、行き過ぎた危機感は、よろしくありません。しかし…前述のような事をワイワイ話している危機感の無さは、全く別の話。なあなあで〝皆で仲良く〟とやっているかぎり、いい意味での危機感は生まれません。Bさんの周りにいた人達は、試験の芳しくない状況を友達と話す、ダメだった場合の状況を一緒に考える、そういったことで危機感を紛わせよう、危機感から逃げようとしていたことが伺えます。試験対策において、現実から目をそむけることは、禁忌といってもいいでしょう。この人達は、もしかすると普段から仲間内でワイワイやることによって、現実から目を逸らしていたのではないでしょうか?あくまでも、推測の話ですが…。

 試験対策において、いい方向に進む友人は歓迎です。しかし…しがらみにより思い通りに動けなくなってしまったり、ましてや自分の勉強に障りが出るような悪友は、歓迎できるものではありません。何をしに予備校に来るのか?ましてや、高いお金を払って…。合格するためではないでしょうか?偏(ひとえ)にそう考えた場合…。選ぶ答えは一つしかないのではないでしょうか?友達や偏った情報ではない。自分自身を分析して、自分が勉強していくのにふさわしい環境を選ぶ。これが、合格をつかみ取るための必須条件なのです。友達がどうであろうが、前情報がどうであろうが…自分が納得のいく、そして自分にふさわしいやり方を選ぶ。自分にとってふさわしい場所に身を置く。たとえ一人になろうとも…。それが、国家試験合格を掴み取る一番の手法である。私は、ずっとそう指導しています。

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2018年3月12日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ブログ 薬進する日々!!

第103回 薬剤師国家試験は難しかったのか?

 科目としての難易度、つまり〝学問的内容としての難易度〟は、まずまず高かったと思います(もちろん、講師陣によってまちまちの評価ではありますが…)。まあ、こちらの方は、色々なところから科目ごとの評価が出されていますので、改めてここで書かせていただく必要もないでしょう。折角、当ブログを読みに来て頂いたのですから、他には無い〝学問的内容としてじゃない難易度〟のことを書いた方が、よろしいのかと思います。〝学問的内容としてじゃない難易度〟も高かった試験ですから…。

 今回の国家試験は難しい国家試験だったと思います、学生さんにとっては…。難しいというよりは…学生さんにとっては『 やり難い 』国家試験だったと言えるでしょう。『 さっきから、言っていることが今一つ分からないのですが…第一、〝学問的内容としてじゃない難易度〟って何ですか? 』と思われている方も、多いことと思います。今回の国家試験は、『 昨今の学生さんが、やり難い手法で出題されている 』といっていいでしょう。それは、問題の〝文章表現〟。すなわち、問題文の記述表現が専門的、あるいは〝難しく見えるような文法〟で出題されている問題が多い。これが特徴と言えるでしょう。

 同じ問題であっても、問題表記が異なれば、一見すると違う問題に見えます。もちろん、しっかり内容を把握していれば、『 表記は違うけど、あの問題と同じだな 』と認識することはできます。しかし…昨今の学生さんは、過去問題の表面だけを捉える傾向が多いよう見受けられます。そのような勉強方法をしていると、問題表記が変われば、ことさら違う問題に見えてしまうことになります。その結果…聞かれていることは同じなのに、問題文がチョット変わる、視点を少しずらした表現にすると、途端に別の問題と捉えてしまう…これが、昨今の学生さんの特徴。我々講師陣も『 その問題が分かるのに、何でこの問題が分からないんだろう? 』と、首をひねってしまうことが多々あるのですが、コレなんかはそのいい例です。例え過去問であっても、表記をチョット変えると、全く違う問題、すなわち初めて見る問題になってしまう。ここで『 見たことない問題だ… 』と、慌ててしまう人が多いことも、よくある話。

 違う問題に見えることもさることながら、表現を難しくすれば、例え同じ事を聞いていても、問題は難しく見えますし、当然、難しい問題と認識してしまうことにもなります。例えば…

 記述1:タンポポは、春になると道端に生えてくる、黄色い花をつける草である。

 記述2:タンポポ(蒲公英)は、野原や道端に生えるタンポポ属の多年草で

     3、4月ごろ、花茎を伸ばし、頂に黄色または白色の頭状花を開く。

どうです?記述1も記述2も、書いてある内容はほとんど変わりません。しかし、専門用語を交え、学術的な表現で書かれている記述2の方が、圧倒的に難しい文章に感じるのではないでしょうか?確かに問題としてみた場合、文章が長くなっている分、引っかけてくる部分は多くなりますが、それとて、そんなに『 引っかけかな? 』と、頭を抱えるような内容ではないと思います。

 チョット情報を多くすることでも、過去問題を全く違う問題に見せることもできますし、過去問同士を組み合わせても、学生さんが〝見たことも解いたこともないと思ってしまう問題〟が出来あがったりします(もちろん、過去問ですから、学生さんは見たこともあれば、解いたこともあるはずなのですが…) 。

 記述3:タンポポは、春になると道端に生えてくる草である。

 記述4:タンポポは、黄色い花をつける草である。

 記述1:タンポポは、春になると道端に生えてくる、黄色い花をつける草である。

といった具合。記述3、記述4を見たことがあっても、内容を理解せず、その表面にしか触れていないと…記述1は全く違った問題、そして文章が長くなった分、難しく感じる問題となってしまいます。あくまでも、〝表面にしか触れていない人〟にとっては…。

 昨今の学生さんは、過去問題の表面だけを捉える方が多いと書かせていただきましたが…そう考えると、今回の国家試験問題は、学生さんにとっては解き難い問題だったと言えるでしょう。問題文の記述表現が、チョット専門的であったり、難しく見えるような文法で出題されている問題が多かったのですから…。何気に難しそうな問題文に、面喰った学生さんも多いのではないでしょうか?

 薬剤師国家試験予備校の講師を長くやっていますと、思わず『 ? 』となってしまうような問題にお目にかかることが、何気に多くあります。ご存じのように、薬剤師国家試験は設問における問題文(いわゆる選択肢)の正誤を判断する場合がほとんどの試験。ところが…その問題分の記述内容が、どう考えても支離滅裂。『 えっ!?何だ、この記述? 』と、思ってしまうようなモノが結構あるのです。それらしく、専門用語を織り込みながら書かれているのですが…。さらに、それ相応に専門的・学術的な表現で書かれていたりもするのです。もちろん、誤記述であることは言うまでもありません。何と言っても、支離滅裂な記述内容なのですから。ところが…思いの他、それを正記述にしてしまう学生さんが多いことに驚かされます。『 なんで? 』と聞いてみると…『 何となく… 』といった返答が多かったりするので、驚きも一入。

 何となく…。私は常日頃から、塾生さんに対し『 絶対に〝何となく〟で問題を解いてはダメ 』と、口を酸っぱくして言っています。〝何となく〟で問題を解いている限り、学力向上は望めないといった事も伝えています。〝何となく〟で問題を解いているということは、『 考えないで問題を解いている 』ということだからです。考えないで、雰囲気で解いている…そう、雰囲気で…。ここで、思い浮かぶのが前述の『 それらしく、専門用語を織り込みながら書かれている 』『 何気に、専門的・学術的な表現で書かれていたりする 』といった内容。講師陣からすると、支離滅裂な記述なのですが…基礎から理解しておらず、用語だけを何となく知っている学生さんにとっては、それらしい正しい記述に見えてしまう、雰囲気的に…。内容ではなく『 そんな用語を目にしたことがある 』で判断してしまい、『 難しい問題文だけど…何か目にしたことがあるし、聞いたことがある用語だから、何となくあっているんじゃないのかな 』と、問題が醸し出す雰囲気で判断してしまう。これこそが、支離滅裂問題を正答としてしまう学生さんの判断理由なのです。初めに、その問題表記から難しい問題と判断して動揺してしまい、適切な判断が出来なくなってしまう。そんな状態で、何か耳にしたことがあるような専門用語が織り込まれているので…雰囲気で正答と判断してしまう。例え支離滅裂な内容であっても…。内容を理解していないから、表面しか覚えていないから、それらしい文章にひっかかってしまう。チョット難しそうな記述だから、〝雰囲気〟や〝何となく〟で解いてしまう。『 なんか難しい文章だな…でも、こんな言葉聞いたことがあるから、何となくあっているんじゃないかな 』といった具合に…。

 もちろん、これは内容を理解していないということが原因で、引き起こされる〝誤判断〟だとは思います。しかし原因は、それだけではなく『 難しそうな問題文の中に専門用語が織り込まれ、見た目に難解に感じることによって、考えずに雰囲気で正答としてしまう 』といった、〝記述方式による学生さんの判断力の揺らぎ〟、そして〝雰囲気で解いてしまうといったウィークポイント〟に起因するところが、大きいのではないかと思っています。そして、今回の薬剤師国家試験では、ここが突かれた(それが出題者の意図であるかどうかは不明ですが…)。これが、第103回薬剤師国家試験の難易度の高さの理由の一つでもある。そう、私は思っています。

 もちろん前述のように、どんなに難解な問題表記であっても、それらしい用語が織り込まれていても、しっかりと理解した知識があれば『 この記述はおかしい 』と判断できることは言うまでもありません。第103回の国家試験で、高得点を取った塾生のM君。まあ、合格には十分な点数といえるでしょう。そんなM君から、国家試験の次の日に電話が来たのですが…その時、点数を教えてもらい『 うん…彼なら今回の試験は、やり難くはないはずだからな。翻弄されることもなく、落ち着いて解けただろう 』と思いましたし、高得点であることも十分納得出来ることでした。

 M君は、常日頃から私の指導通り『 何故か? 』といった部分から、しっかりと理解していく勉強をしていました。そして、理解した内容から考えて問題を解いていく。分からなければ、質問に来ることもしょっちゅう。そうやって、時間をかけて基礎からしっかりと理解していった塾生さんの一人です。ですから、問題を解く時も、その本質を読み解くことが出来る塾生さんでした。しっかりと問題を読んで、その核心を捉えて答える。そして、分からなかったら、理解した知識から考えて解く。何やら、物々しい書き方をしているように思えるかもしれませんが…これが本当の意味での『 問題を解く 』という行為であることを忘れないでほしいと思います。基礎から『 何故か? 』と理解していき、知識を身に付ける。そして、身に付けた知識から考えて解く。これが、試験に対する正しい姿勢なのです。ですから、M君は今回の問題に対し、翻弄されることはなかったと思います。どんなに表現が難しかろうが、専門用語も交えてそれらしく書いてあろうが、そんな事には動じることもなく、ただただ問題を読んで、その核心を捉えて答えていく。そして、分からなかったら、理解した知識から考えて解く…いつも通り。だからこその、高得点だったと思います。そう、内容を理解した、しっかりと身に付けた知識があれば、多少問題表記が難しかったり、それらしいものであったとしても、翻弄されることはないのです。

 試験では何が起きるか分かりません。当然、今回のように学生さん達が解き難い問題形式で出題されることもあるでしょう。そう、前述のように今回の国家試験は、学生さんにとっては〝やり難い国家試験〟〝解き難い国家試験〟であったと言えるでしょう。これが〝学問的内容としてじゃない難易度〟が高かった試験と言わせていただいた謂れです。同じ問題であっても、難しい表記になると難しく感じ、さらに理解していない知識ばかりだと翻弄されてしまう…イヤ、翻弄されるのではなく、確実に〝誤った選択〟に導かれてしまう…。今回の国家試験で、点数が今一つといった方は、何気に、こういったタイプの方が多かったのではないでしょうか?

 やはり、正しい試験対策とは、例え時間がかかっても、基礎から『 何故か? 』ということを、しっかりと理解していき身に付ける。そして、身に付けた知識から考えて解く。これが、正しい姿勢なのです。そうすれば、どんなに問題表記が難しかろうが、専門用語も交えてそれらしく書いてあろうが、そんなモノには動じることもなく、翻弄されることもなく、しっかりと正答を選ぶことが出来るのです。このことを、しっかりと理解してもらいたい。そう思っている次第です。

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2018年3月4日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ブログ 薬進する日々!!

✉ 調剤に従事している講師から見た〝第103回薬剤師国家試験の実務総評〟

 薬進塾の実務担当講師である貝和先生から見た『 第103回 薬剤師国家試験 実務 』の総評です。当ホームページをご覧になっている方はお分かりのように、貝和先生は合格していった塾生さん達から…

『 薬局で働いている先生なので、現場の知識を色々と教えてもらえた 』

『 医療現場で実際に活躍されている先生だから、

        講義内容が直接試験問題に反映されていた 』

『 現場の内容が取り入れられていて、内容の濃いものでした 』

『 実務の勉強は先生の講義を理解すれば十分だと思いました 』

『 現場の裏話を織りまぜての講義が良かったです 』

といった声が挙がっている講師です。

 それもそのはず、貝和先生は薬剤師歴16年のベテラン薬剤師。もちろん、講師としてベテランであることは言うまでもありません。今も現場で薬剤師としてご活躍されている講師ですから、上記のような声が挙がるのも、当たり前と言えば当たり前の話。

 私も、塾生さんの質問に対し『 実際には… 』『 私も経験あるんだけど… 』『 メーカーに聞いたら… 』『 そういう場合はドクターと… 』等、答えている貝和先生を見る度に『 やはり現場で働いているから違うな 』と実感することが多々あります。答えている内容はもちろんのこと、やはり現場で働いている一薬剤師としての答には、敬意の念を抱かざるをえません。

 そんな貝和先生が、薬剤師として、そして講師として見た、第103回国家試験の実務に対する総評。ぜひ、ご一読下さい!

現役薬剤師として活躍している講師から見た

〝第103回薬剤師国家試験の実務総評〟

 

 必須の範囲は、『 今後あるべき国がめざしている薬剤師像 』を問う問題もあったが、そのタイプの問題に関しての難易度は低かった。全体的に意表をついたような問題はなく、過去問から多少言い回しを変更したような問題が目立ち、過去問プラスアルファを学習していれば、慌てる必要のない問題であったと言える。

 2日目の他の科目との複合問題に関しては、最近の傾向と同様に、実際の現場で手にするような処方内容からの出題の中、さらに例年よりも実践的な問題が多かったような印象を受けた。

 また、医療従事者の一員として、『 常識的 』な設問や薬剤師としての『 資質や適正 』を聞いてくるような問題も、例年と同程度出題されている。

 当然ながら〝知らないと解けない問題〟も存在するが、例年に比べ『 考えることで解答が導き出せる問題 』や『 問診や検査値から推測できるような問題 』も増えたように感じられる。やはり、実務でも〝考えて解く〟ということは、他の科目同様、必須であると言わざるを得ない。

 その一方で、『 ここまで薬剤師の国家試験に必要であろうか? 』と思わせるような内容の問題も出題されているのには、驚きを隠せない。

 実務の範囲(問326~345)に関しては、現場でもよくありうる『 知らない場合、インタビューフォームなどからの資料を持ち出し、見比べ考えることで結論を導く 』といった、〝事象を再現した新傾向の問題〟も継続して出題されているが、難易度的にはやや上がっているような印象を受ける。

 全体的には、医療チームの一員としての薬剤師としての知識やあり方と、患者さんから思いもよらない質問をされたときの対応などを、総合的に見ているような国家試験であったように思われる。

 如何でしょうか?通り一遍の評価ではなく、如何に〝現場の薬剤師から見た視線での評価〟であるかが、お分かり頂けたことかと思います。そして『 如何に現場の知識が(国家試験では)問われているのか? 』も、お気づきになられたことと思います。机上の空論ではない、現場の活きた知識が必要になってくる、昨今の薬剤師国家試験。薬進塾には〝現場の活きた知識〟が盛り込まれた講義があるのです。

 あなたも是非、他には無い〝現場が反映された講義〟を、薬進塾で受講してみて下さい。その講義は、きっと〝現場の活きた知識が織り込まれた国家試験〟に対する解法力を、与えてくれることになるはずです。

 

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2018年3月2日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:講師

決別

きっぱりと別れること(デジタル大辞泉より)。

 

何やらドキッとする言葉で始まった本ブログ。でも…本当にドキッとする言葉なのでしょうか?

 ここ数日で、色々な思いをした方が多いことと思います。何といっても、当ブログは〝薬剤師国家試験予備校〟である薬進塾のブログ。当然ながら、ほんの数日前の薬剤師国家試験を受験された方々が、当ブログのご愛読者であると言っても決して過言ではありません。そんな方々が多く読まれる、当ブログ。国家試験が終わって数日の方が目にするタイトルにしては、少々ドッキリするタイトルなのかもしれません。

 しかし…本当に〝決別〟という言葉は、ショッキングな言葉なのでしょうか?私は必ずしもそうであるとは思いません。人が何か第一歩を踏み出すとき…新たなる世界へ進もうとするとき…必ずと言っていいほど経験しなければならないことがあります。それが、決別ということ…。人間というのは、一つ事を成し得た時、次のステップに進まなければなりません。もし、進まないのなら…それは『 事を成し得た 』という事にはならないと思います。何故なら…『 事を成し得た 』ということは、何らかの結果を得て区切りがついた、すなわち以前とは違う状況になったということだからです。今までのことを過去とすること。それが『 事を成し得た 』ということだと私は思っています。今までのことを過去とする…それは、同時に今までのことと決別するということではないでしょうか?私たちが生きているのは〝今〟です。過去は目の前にも隣にもありません。後ろにあるものです。未来は目の前にあり、現在は隣にあり、過去は後ろにある。悲しいかな、人は過去に戻ることは出来ません。過去にめぐり合うことが出来ない以上、今ある自分と過去は決別しているもの…ということになると思います。今ある結果を得て区切りがついた…それが『 事を成し得た 』ということ。そして前述のように、それには当然、過去との決別ということが含まれているのです。

 人は今を生きています。今を生きている以上、やはり、過去とは決別せねばならいのではないでしょうか?過去と決別せぬ以上、事を成し得たことにはなりません。いつまでも、ぶら下がっている状態で、同じ状況に居続けることになります。居続ける…ぬるま湯につかっているのは、確かに心地よいことなのかもしれませんが…それでは、いつかふやけてしまいます。そして…ぬるま湯はいつか冷めてしまいます。冷めて心地よいはずがないのに、いつまでも、その冷めきったぬるま湯から出られない…それが、過去に決別出来ず、『 事を成し得た 』ということを受け入れられない人の、未来ではないでしょうか?

 国家試験という、一つのことを成し得た今、一歩踏み出し、過去と決別してみてはいかがでしょうか?一歩踏み出し、過去と決別すれば色々なものが手に入ります。『 事を成し得た 』ということは、何らかの結果を得て区切りがついたということ。その結果には、様々なものがあるでしょう。思った通りの結果になった人も、そうでない結果になった人も、結果が出た以上、事を成し得たことは事実です。その結果を受け取らず、過去と決別せず、同じ状況に居続ければ、それは『 事を成し得た 』ことにはなりません。いつまでも、宙ぶらりんの状態でいることになります。ぬるま湯はいつか冷めてしまいます。でも、そこから飛び出せば違う世界が目に飛び込むはずです。そして、そこには色々な選択肢があるはずです。ぬるま湯以上の温かい場所もあれば、日差しが降り注ぐ暖かい所もあるでしょう。一歩踏み出せば、新たな世界がある。そして、そこには無数の選択肢が存在しているのです。どれを掴み取るかはその人次第。いつか冷めてしまうぬるま湯よりも、そちらの方がいいとは思いませんか?

 何やら、国家試験の結果が芳しくなかった人のことを書いているよう思われそうですが…思い通りの結果となった人のことも書かせてもらっていることを、忘れないで欲しいと思います。ここで書かせて頂いている、『 事を成し得た 』とは『 国家試験を受験し終わった 』ということ。受験し終わった以上、必ず結果は出ているはずです。ですから、例えそれがどのような結果であろうとも、皆が新たなる一歩を踏み出さねばならないのです。中には、もう働き始めている方もいらっしゃるかもしれません。そういう方は、既に一歩踏み出している状況にあるのですが…『 学生の頃は… 』とか『 働いていない時の方が… 』などと過去と決別しないでいる方も、少なくありません。そんな思いで職場に入ったところで、得るものがないどころか、他の人に迷惑をかけることとなってしまいます。それでは社会人とは呼べません。そう、過去と決別して社会人として新たなる一歩を踏み出す。結果が本人の期待した通りの人であっても、過去と決別しない限り、事を成し得たことにはならないのです。やはり、事を成せば〝決別〟という二文字は、必ず付いてくるものなのです。ちなみに…よく『 国家試験で○点取った 』と、高得点をいつまでも自慢されてる方がいらっしゃいますが…これも過去とは決別してない、いい例。国家試験で何点取ったかどうかは、社会における生活には何の意味もなしませんから…。まあ本人としては気持ちのいいことで、その状況に浸かっていたいのかもしれませんが…そのぬるま湯も、いつかは必ず冷めてしまいます。そして、いつまでも『 国家試験で○点取った 』などということにしがみついていると…『 もう国家試験は終わったのに、いつまで学生気分で… 』などというお叱りを受ける場合があるやもしれません。これも『 国家試験を終えて事を成し得た 』事にはなっておらず、『 まだまだ国家試験受験生のまま 』であることが、お分かり頂けることと思います。高得点を取ったという過去に決別していない訳ですから…。

 というわけで、国家試験が終わったすべての人は、過ぎ去りし過去とは決別しましょう。そして新たなる一歩を踏み出しましょう。一歩踏み出した新たなる世界には、無数の選択肢が存在しているのです。どれを掴み取るかはその人次第。いつか冷えてしまうぬるま湯よりも、こちらの方が断然いいものが掴み取れるはず…私はそう思っています。

 

ひとつのドアが閉まったときには、また別のドアが開く。

by ミゲル・デ・セルバンテス:近世スペインの作家

 

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2018年3月1日 | コメントは受け付けていません。 |

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