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精一杯生きよう!

 先日、私の先輩が永眠されました。58歳という若さでした。昨年秋口から「お腹が樽の様に固くなってきている」と言い始め、色々と検査をするも原因は不明。初めは筋肉の凝りかと思ったそうですが・・・徐々に痛みを伴うようになってきたそうです。その後、入院となったのですが、この時点でもう11月になっていました。相変わらず原因は不明で、検査の毎日。私のウチから入院している病院は自転車で15分弱と近場で、さらに本当によく面倒を見てもらったので、ちょくちょくお見舞いに行っていました。初めてお見舞いに行った時なんかは、全然いつもと変わらない様子で、言葉を選びながらぎこちなく話している私に「何だかな」と突っ込んでくる状態でした。

 2回位はそんな感じだったのですが…。そのうち下痢が止まらなくなり、日々の生活にも支障きたすようになっていました。「もう、1日中トイレのことばかり考えているよ」と、文章で読むと笑えるような言葉ですが、本人はいたって深刻に話しており、私もその深刻さに返答に詰まってしまう有様。そのうち腹水がたまり…腹膜に播種性の癌が見つかりました。抗がん剤治療を始めたのですが…体力があり強くもあった先輩でしたが、見た目にも苦しんでいることが手に取るように分かりました。見舞いに行っても「今日は調子が悪いんだ」という言葉を聞く機会も多くなり「いいですよ、また来ますから」とすぐに帰ることも。そのうちに胸水がたまり始め、呼吸が出来なくなるような状態に陥ることも何度もあったそうです。あんなに気丈な先輩が「怖いんだよ…このまま死んでしまうんじゃないかっていう…死の恐怖に耐えられない…」と真顔で語っていたのは今でも忘れません。

 その後も何度かお見舞いに行ったのですが、一進一退の状態が続いていました。時には「大丈夫なんじゃないかな」と思えることも何度もありました。そして4月の二週目。お見舞いに行ったのですが、目もうつろで「もう全然ダメなんだ…」と息も絶え絶え話す状態になっていました。「いいですよ。また来ますから」といって、奥さんと少し話して引き揚げることにしました。これがその先輩との最後になってしまいました。

 訃報が来てから、仲間内と色々連絡を取り合っていたのですが…。亡くなったという実感は今一つわきませんでした。でも、その先輩のことを考えると、涙が出てきました。本当によく面倒を見てもらった先輩だったからでしょう。今でも病室で先輩が語った言葉が忘れられません。それは、まさに「死にたくない、生きていたい」という言葉だったと思います。前述の「怖いんだよ…このまま死んでしまうんじゃないかっていう…死の恐怖に耐えられない…」もそうですが、他にも「息が出来ないということがすごい恐怖なんだ」「寝てしまうと、このまま死んでしまうんじゃないかって怖いんだ」等々。最後は「癌と共存していこうと思う」とも語っていました。仕事も波に乗ってきたところで、次の仕事の話が来た時も「面白そうで、やってみたいんだ」と話していました。

 私は医療人として、先輩に何かしてあげられたのでしょうか?今でもそれを自問自答しています。何の恩返しもすることが出来なかったのではないかと・・・。ただ、一つ分かったことがあります。それは〝生きようとする人の執念〟です。月並みな言葉ではありますが、命は大切にしなくてはいけないと改めて感じました。そして、精一杯生きていかなければならないということ。その先輩は精一杯生きていたと思います。先輩と接していて「何としても生き抜いてやる」といった執念をまざまざと見せつけられた気がします。警察庁によると2011年の自殺者数は3万513人。1998年以降14年連続で3万人を超えたそうです。世の中はいたって暗いニュースばかり。生きていることに対し、不安を抱えている人の方が圧倒的に多い世の中。私にも色々な不安はあります。でも精一杯生きなければと思います。起きるか起きないか分からぬ不安に慄きながら面白くない人生を送ったり、つまらない事ばかり考えて楽しみのない人生を送ると先輩から怒られるような気がするのです。「俺はな、もっと生きて楽しいこと一杯やりたかったんだ。お前なんかまだまだ命があるじゃないか!なのになんだ、その生き方は!」と。周りがどうであろうと、状況がどうであろうと、笑って楽しく生を満喫する。「きっといい事がある」と期待に胸ふくらませ、楽しく生きる。面白い事を考えて、やりたいことをやる人生を送る。そうやって生を満喫して、精一杯生きる。これが生きている人間の定めである。それが、先輩が最後に教えてくれた、そして残して行ってくれた遺産だと私は思っています。

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2012年4月29日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ブログ 薬進する日々!!

楽しくなる人と付き合うようにしています。

 私は好奇心旺盛ゆえ、色々な方面に首を突っ込んでおります。で、必然的に交友範囲は広いものとなるのですが、範囲が広いだけあって、様々な人種が渦巻く交友関係となっています(笑)。もちろん、一緒にあっちこっち行ったり、一杯やったり、花見に行ったりと、常日頃から色々と交友を重ねています。

 そんな異種交友範囲(笑)の広い私ですが「この人とお付き合いするのはチョット・・・」と思う人も何人かいます。それは、どういう人か?ネガティブ思考の人です。私がここで言うところの〝ネガティブ思考の人〟とは「相手をネガティブにしてしまう人」のこと。では、具体的にどういう人なのかといいますと…。皆で「こうなったらいいですよね」なんて熱く雑談していたり、「こうやったら面白いんじゃないですか」なんて仕事の話で盛り上がっていると…「そんな上手くいかないと思いますよ」とか言って、場をわきまえない冷水をぶちかまして、熱き話の炎というか情熱を消す人。フリーズしている周りの空気も読めずに、さらに一人評論ぶって「そう甘くは…」なんて語っている人。このブログで言うところのネガティブ人間とは、そういう人のことを指しているのです。

 必ずいるんだよなぁ、こういう人(笑)。別に誰もそんなこと聞きたくありません!だいたい、誰もあなたに御意見求めていないでしょ?なぜ、勝手に一人で熱き話の消火活動にあたるんですかね?さらにほとんどの場合が目線をこちらに向けないで、何か作業やってます状態で語り出すんだよなぁ。「なにが面白いんだろう?」とつくづく考えてしまうんですが…。そんなコチラのことなどお構いなしに、本人は蘊蓄(うんちく)垂れて、上から目線で評論しているご様子。

 そういえば、以前「評価や評論をする際には、どうしても上から目線になってしまうので注意しなければいけない」という話を聞いたことが…。なるほど、確かにネガティブ人間はどこか冷めた態度で、上から目線で偉そうに評論している感がある。その時の顔を見ると、如何にも知った顔って感じだし、なんか如何にも「自分はお見通しですよ」みたいな雰囲気もかもしだしている。ということは…ネガティブ人間というのは「お前たちとは違うんだよ」と知らしめたい、または上から目線で語りたいだけなのか?確かにわくわく興奮して話しているより、冷めた感じで評論ぶっている方が、賢そうには見える。賢そうに見せるためのネガティブ発言なのか?だとしたら、とんでもない話だ!単なる自己満足・自己陶酔のために、周りをネガティブにさせるのか?皆の熱い情熱を消すのか?周りをネガティブにして、何が、楽しいんだ?そこまでして、自分のすごさをアピールすることが楽しいのか?

 そんな蘊蓄語っているネガティブ人間を見ていると「友達いないオーラ」も全開にして放っているような・・・。まあ、友達いないんだろうな…。皆で楽しく盛り上がっている時に、それを消すような冷水ネガティブ発言する人となんか、誰もが「付き合いはご遠慮願います」となってしまうだろうから…。だからこそ、皆で盛り上がっていると悔しいのか、そんな中でチョット違う発言して注目されようとしているのか…どっちにしても悪循環であることには変わりない。まあ、私としても、そんなネガティブ人間は「チョットご遠慮」となってしまうのです(もちろん、無視したりとか、そういうことはしませんよ)。つまらなくなる人間と、わざわざ付き合う必要もないでしょ?どうせなら、楽しくなる人間と付き合った方がいいし、そっちの方が心身ともに健康的ではないですかね?

 聖人君子じゃありませんからね。どんな人間とも仲むつまじく…といきたいのですが、残念ながらそうはいかないみたいで、やはり「付き合うのはチョット、ご遠慮したいな・・・」という人も存在するのです。こちらが我慢して、無理すればやっていけるかもしれませんが…それって正しい交友関係なんですかね?仕事ならいざ知らず、友達同士の付き合いで、それはいかがなものでしょう?そんな心身ともに不健康な状態にある位なら、何か発言する度に「それって面白そうですよね!」なんて、笑顔で熱く盛り上がってくれるポジティブ人間と付き合っていた方が、よっぽど楽しく、健康的であると私は思うのです。

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2012年4月19日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ブログ 薬進する日々!!

早いもので…。

 早いもので、国家試験から1カ月以上が経ちました。まあ、結果はさておき…「さておいていいのか!そんな大事なこと!」という声も聞こえてきそうなのですが…いいんですよ、もう終わったことなんですから。受かったら受かったで1つの結果。残念だった人は残念な1つの結果。いずれにしても、過ぎ去った場所にいつまでもいてもしょうがないのです。〝結果に留まっている〟のではなく〝結果に従って進む〟のです。時が流れている以上、人もそれに従って進まなければならないのです。悔しい人もいるでしょう。悲しい人もいるでしょう。後悔している人もいるでしょう。不本意な人もいるでしょう。何らかの理由で受けられなかった人もいるでしょう。でも、終わったことなのです。悔やんで、嘆いて、悩んで、泣いて結果が変わるなら、いくらでもそうすればいいでしょう。しかし、残念ながら結果は変わりません。〝変わらない結果〟よりも〝結果を変えること〟に目を向けることの方がよっぽど大事なことなのです。そろそろ次へ進むことを考えてみませんか?

 「でも、次の試験で合格できるかどうか…」なんていう人もいそうですが…そんなことは考えなくていいんです。明日は神様の領域。明日以降、イヤほんの1秒先の未来さえ、どうなるか分からないのです。どうなるか分からない未来のことを悩んでも、しょうがないじゃないですか?人に与えられたのは、今あるこの瞬間だけなのです。今を最善のものにすることが、人に与えられた役目なのです。

 どんなに悔いても過去は変わらない。どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。いま、現在に最善を尽くすことである。

松下幸之助(松下電器産業創業者

  確かに進むということには不安が付きまといます。しかし不安だからと進まなければ、何も変わりはしません。

 最初の一歩を踏み出しなさい。階段全体を見る必要はない。ただ、最初の一段を上りなさい。

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(牧師)

 どうです?そろそろ97回国家試験の結果など忘れて、次の一歩を踏み出してみては?「合格しなかった」なんて結果は、一歩踏み出す人間にとっては過去の産物、不必要なものなのです。

 ただし「何がいけなかったのか?」ということだけは忘れないで下さい。失敗はこれからの糧にするのです。優れた棋士は、勝った将棋よりも負けた将棋を何度も思い起こすそうです。何故負けたのか、どの手がいけなかったのかと…。だから、98回の薬剤師国家試験に合格する為に思い起こしてください。何がいけなかったということを…。そして、それを基に新たなる戦略を練ってください、98回の国家試験に合格するために…。確かに「何がいけなかったか」を思い出すことは苦痛であるかもしれません。しかし「いけなかった何か」を繰り返している限り、結果も繰り返されるのです。前回のブログにも書きましたが、方法が同じであれば、出てくる結果も同じなのです。

 さあ、一歩進みましょうか!大丈夫、何とかなりますから(笑)。進めば何とかなるものなのです。

 一歩だけでも前進、退歩とは違う。      吉田和子(作家・教育者)

 中には「98回の国家試験が初受験」なんていう人もいるでしょう。そういう人も、そろそろ一歩踏み出してみましょうか?98回の国家試験に向けて…。早いことなんかちっともありませんから。

 そう、早い話が「98回の薬剤師国家試験を受験する人は、そろそろ一歩踏み出さなければならない」ということ。どうせ踏み出さなければならないのなら、早めに踏み出した方が良いに決まっています。思い立ったが吉日、千里の道も一歩から。一歩進まない限り、決してゴールへは到着することは出来ません。まずは合格へ向けて、そろそろ第一歩を踏み出してみませんか?

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2012年4月10日 | コメントは受け付けていません。 |

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同じことをしている限り、結果は同じです。

 学生さんを指導している時に「3+2はいくつ?」と聞くことがあります。「えっ!?そんな質問するんですか?」と驚きになった方もいらっしゃるかと思いますが、もちろん「3+2の答、分かる?」という意味で質問しているのではありません。学習指導で「3+2はいくつ?」と聞いた時のやりとりは、大体次のような感じになります。

 

   私   「3+2はいくつ?」

  学生さん 「5です」

   私   「じゃあ3+2は?」

  学生さん 「5です」

   私   「3+2は?」

  学生さん 「5です」

   私   「3+2は?」

  学生さん 「何回やったって、3+2は5じゃないですか!」

   私   「なんだ、分かっているんじゃない」

 

 何故、こういうやりとりをするかというと…。学習指導をしている時に、何気に多いのが自分の勉強方法に固執する学生さん。もちろん、自分のやり方を持っていることは悪いことではありません。でも、そのやり方があまり芳しくない(〝かんばしくない〟と読みます)やり方だとすると…。勉強のやり方というのは、基本的に無数にあるのですが、無数にあるからこそ良くないやり方や、効率が悪いやり方、さらにはいいい加減なやり方も有象無象存在することになってしまいます。そんなよろしくないやり方で勉強をしている学生さんは、当然、成績の方もよろしくない状況に。そこで学習指導となるのですが…もちろん指導をすると「そうですか…そうですね」なんていう具合に指導を受け入れてくれる学生さんもいるのですが…。中には「私にはこのやり方があっているんです」なんていう方も沢山おられます。さらには「このやり方以外出来ません」なんていうツワモノも…。

 気持ちは分かります。人間、今までと違う行動をとるということは、不安なことですから。だからといって同じ行動を繰り返しても、前述の3+2が何回やっても5であることと同じように、その結果は変わらないものなのです。ということは、やはり芳しくない勉強方法をしていて、それで芳しくない成績である以上、その勉強方法は変えなければならないということになります。少なくとも望ましい結果を求める上では…。確かに、前述のように今までと違う行動をとるということは、誰にとっても不安なことです。でも、同じことをやり続けている以上、出てくる結果は同じなのです。3+2はいくらやっても、答は5にしかなりません。違う結果を、そして自分にとって望ましい結果を得るためには、不安であっても違う方法を選択しなければならないのです。

 勉強方法に限らず、色々なことで「不安です」という相談をよく受けます。でも、誰もが不安を抱えているのです。おそらく、世に生きている人すべてが、何らかの不安を抱えていることと思います。傍目から見て「不安なんかなさそう」と見える人であっても、当人は不安だらけなんていうことはよくあることなのです。「あの人はあんなに成績が良くてうらやましいです」と皆から言われている学生さんが、泣きながら「不安です」と相談にきて、何時間も応対したことも一度や二度ではありません。誰だって不安なのです。だから「不安だからやらない」というのは、やらない理由にはならないのです。

 ここは国家試験も新しくなったことだし、今までと違う方法を試してみたらいかがでしょうか?同じことをやっている限り、結果は同じですから。「私はこの勉強方法が…」などと思っていても、何気に食わず嫌いで、やってみると思っていたよりもスムーズに出来た、なんていう話はよくあることです。まあ、スムーズにできる様な学習を指導するのが、学習指導なんですが…。以前ブログで、申し込み特典を利用してコースが始まるまで、私の学習指導のもと勉強を始める学生さんがいるということを書きました。早速、指導のもと勉強を開始したのですが「(勉強していて)あっという間に時間が過ぎていました」と言っていました。今までと違う勉強をやったから、今までとは違う成果(ここでは「あっという間に時間が過ぎた」ということ)を手に入れることが出来たのだと思います。同じことをしている限り、結果は同じ。ここらでチョット、今までとは違うやり方を始めてみてはいかがですか?

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2012年4月5日 | コメントは受け付けていません。 |

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旧4年制課程 既卒者 合格ロングインタビュー

ここでは先日の97回国家試験に合格した、旧4年制課程の既卒者である塾生U君(D大学卒)に、主任講師の針ヶ谷先生が合格インタビューをした時の内容を掲載します。 

針ヶ谷 

「まずは、合格おめでとう」

U君

「ありがとうございます」

針ヶ谷 

「長かったね」

U君

「長かったですね(笑)」

針ヶ谷 

「何回目?」

U君

「今回で5回目・・・イヤ、6回目ですね。宅浪も1回あったんで。全然勉強しませんでしたけど(笑)」

針ヶ谷 

「今回は試験のシステムが変わったんだけど、何故、もう一年やってみようと思ったの?」

U君

「針ヶ谷先生からのアドバイスで、今年はまだとりやすいということだったので・・・。で、最後にしようかなと思って。これでラスト・・・そのかわり、がんばろうと思いました」

針ヶ谷 

「学習指導を受けて、4月から塾に来て勉強してたよね」

U君

「はい」

針ヶ谷 

「こういう風に勉強してくれって指導して、学習計画も立ててその通りやってもらったけど、どうだった?」

U君

「良かったです。6月からのコースに通うことにしていたんですけど・・・前もそうだったんですけど、やはりその間に忘れちゃうんですよ。特に薬理とか衛生は、少し忘れちゃうと全然内容がつながらなくなっちゃって。」

針ヶ谷 

「幹が抜けると、枝葉につながらなくなっちゃうから」

U君

「そうなんです。4月から勉強していて知識が離れなくなるというのを、強く感じました」

針ヶ谷 

「新しい国家試験を受けるということで、やはり不安はあった?」

U君

「すごいありましたね」

針ヶ谷 

「具体的にどんなことが不安だった?」

U君

「必須問題の足きりが高いことですね。苦手科目があったんで・・・有機化学と分析が苦手だったんですけど、その有機化学と分析が入っている〝化学・生物・物理〟一まとめで50%以上とらなければいけない。それに、自分はケアレスミスが多かったんですけど、必須問題だとそれがすごい危険なことだというのが不安でした」

針ヶ谷 

「で、実際受けてみてどうだった」

U君

「全体的に見て、正直、自分は易しすぎるとは思わなかったけど、とれていました。塾の普段のテスト(毎日行われる復習テスト)は、満点じゃないとダメだと思ってやっていたんで、それが良かったんだと思います」

針ヶ谷 

「僕は普段から復習テストは満点じゃないとダメだよと言ってるんだけど・・・前の日にやった内容だからね。やはり次の日には出来なきゃ」

U君

「前の試験では1点で悔しい思いをしていたんで・・・復習テストで1点でも多くとるようにしました」

針ヶ谷 

「国家試験では何がおきるか分からない。だから1点でも多くとってくれ。これも、学生さんによく言うことなんだけどね」

U君

「はい。試験中も1点でも多く、1点でも多くと思っていました。以前は難しい問題にあうと『これは捨て問題だな』とか、あっさり諦めていたんですが・・・諦めずに時間をフルに使って、とりかかっていました。今までなかったですね、こんなことは。」

針ヶ谷 

「それもよく言ってるよね(笑)。時間をフルに使うっていうことは大事なことだよって」

U君

「でも試験中、手が震えていましたね。『間違っちゃダメだ』って(笑)。でも、知識を使ってアレコレ考えて解いていました。これも今までなかったことですね」

針ヶ谷 

「一年コースで1年やってみてどうだった?」

U君

「良かったです。去年の発表の後、電話で先生から『もう一年やってみないか?』といわれたことに感謝しています。もし諦めて働いていても、結局は諦めきれずに12月くらいから勉強始めて、受験したと思うんですけど・・・やってたらダメだったと思います」

針ヶ谷 

「講義はどうだった?」

U君

「もちろん良かったですよ。基礎的なことをしっかり教えてくれるんで。あと、現場の先生が多いので『現場でこういう知識が必要だから、こういう問題を出してくるんだよ。だから、ここは出題もされやすいから重点的にやりましょう』っていう感じで教えてくれるんですよ。丸覚えと違って、国家試験と直結している現場の知識として教えてくれたのが、すごく良かったです。」

針ヶ谷 

「ちゃんと理由があるからね、覚えることには。ただ『覚えなさい』じゃなくて、その理由をしっかりと伝えなきゃ、納得しないでしょ?」

U君

「そうなんです。理由があってそこから教えてくれるんで、ムダがないなと感じました」

針ヶ谷 

「『何故その問題があるのか?』を考えて教えているからね。そうすると、そこから発展していくから、こうなって、じゃあこれも教えなきゃと講義を作っていくんだよ。闇雲にあれもこれも覚えてとはならないし、既出の部分だけ教えて終わりということもない。だから、新しい問題にも対応できるんだけどね」

U君

「はい。講義を受けていて、ある程度経ってくると、それがわかるようになりました。本質を教えているんで無駄がないんだなって。だから考えて解ける。分からない問題が出ても、本質が分かっているんで、考えて解けるんです」

針ヶ谷 

「普段から、分からない問題が出たら考えて解けって言っているのは、そういうことなんだよ」

U君

「よくわかりました(笑)。講義中、大事なことを強く言ってくれるんで、押さえるべき所を押さえられたことも大きかったと思います。だから、落ち着いて解けましたね」

針ヶ谷 

「塾の雰囲気はどうだった?」

U君

「アットホームな感じでしたね。変に緊張もしないし、いい意味でリラックスできました」

針ヶ谷 

「リラックスしすぎのヤツもいたけどね(笑)」

U君

「質問もしやすかったです。人数多いと人目が気になったり、質問待ちをしなきゃならなかったり・・・。そういうことがなかったんで。講義中分からなかったことも、すぐに質問に行きやすかったです」

針ヶ谷 

「やっぱり先生と近いからかな?」

U君

「そうですね。『ここ苦手なんですけど』と気軽に行けるし、行ったらちゃんと教えてくれる。救われるというか安心するんですよ。気軽に聞けると」

針ヶ谷 

「なるほど」

U君

「質問したけど、イマイチ分からない。普通はそういう時って、もう一回質問には行きにくいんだけど、分かるまで質問できたんですよ。『こうじゃないんですか?』って、自分の意見とか考え方も言えるんですよ。どう、分からないかも伝えられるし・・・。普通は分からなくてもどっかで妥協しちゃうんですけど、そういうことがなかったですね。やっぱり、気軽に質問できる環境だったからだと思います」

針ヶ谷 

「じゃあ、先生方は良かったんだ」

U君

「個性ありますよね(笑)。フレンドリーで、皆さん良かったです」

針ヶ谷 

「気軽に質問しやすいとか、フレンドリーだとか、やっぱり少人数っていうのがあるのかな?」

U君

「先生の目の届いている範囲にいるんだと感じましたね。それは大きいメリットだと思っています」

針ヶ谷 

「学習指導とかはどうだった?マンツーマンで、面接なんかしてやっていたけど」

U君

「節目、節目でやってくれたんで、気を引き締めやすかったです。指導された後は、国家試験に対するモチベーションがあがりましたしね。(学習指導等)何もなければ、そのまま国家試験っていう感じになってしまうけど、節目、節目で自分をチェックできたのが良かったです」

針ヶ谷 

「学習指導はやってよかった?」

U君

「国家試験まで長いから、たるんでくるんですけど、しめ直せてよかったです(笑)。あと、指導の最中に良いことも言われたんで、自信がつきました(笑)」

針ヶ谷 

「自信ついた?」

U君

「はい。自信つけることは、国家試験では重要なことだと思います」

針ヶ谷 

「具体的に色々と指導したけど、何か感じたことはある?」

U君

「先生に『学習アイテムをつくれ』と言われて作ったんですけど、それが良かったです。今後重要になると思うんです。複合問題なんかでは、参考書が全部必要で、持って行くのも見直したりするのも大変なんですよ。だから、見直したりするときに使うアイテムを、普段の勉強のときから作っておくことが重要だと思います。国試の時、もっとちゃんとしたもの作っておけばよかったと思いましたけどね(笑)」

針ヶ谷 

「塾の環境はどうだった?」

U君

「良いですよ。美味しい食べ物屋さんがたくさんあったし、コンビにも近いし。安い文房具屋もあったりで、勉強しやすい環境でしたね」

針ヶ谷 

「教材はどうだった?」

U君

「もちろん良かったですよ。市販されている本は、どこが重要なのか分からない本が多いんですけど・・・これだけやっておけば大丈夫って感じでした」

針ヶ谷 

「具体的に薬進塾はどうだった?」

U君

「初めは名前の知らない塾だったんで、国家試験のこととか知ってるのか不安だったんですけど(笑)。でも僕が知っている学校より、詳しく国試のこと知っていたんでびっくりしました。問題を作っている人(出題委員や国家試験に関わっている人)のことまで聞けるとは思わなかったし。復習テストや講義中の問題も、国家試験の問題と似たような問題で感動しました」

針ヶ谷

「以前、新国家試験対策について執筆したことがあったんだけど・・・そこでも書いたんだけどね。どんなに制度が変わっても、大事なことは大事なことのまま変わらないんだよ。試験のシステムが変わろうとも、学問的に大事なことは大事なことだからね」

U君

「どの先生もそう言っていました。でも普通、大きな声で言えないですよね。システムが変わるのに、大事なことは変わらないんだって。まだ見ていないのに、不安ですからね。見た後はいくらでも言えるんですけど。でも、テスト前に言えることはすごいと思います。実際その通りだったし」

針ヶ谷

「これも書いたことなんだけど・・・試験の制度が変わる時って、やたら情報、情報って騒ぎ立てるんだよね。『新しくなるから情報がないと云々かんぬん』って。でも聞きたいんだけどね。情報って何のこと?国家試験に何が出るか?そんな事漏れると思う?」

U君

「そうですよね」

針ヶ谷

「でも、皆で大騒ぎして怪しい情報に振り回されている。そんなことしなくても、大事なところは大事なまま変わらないんだから、そこをしっかり勉強すればいいだけの話なんだよ。情報もある程度は必要だろうけど、科目の何が大事かを見極めて、そこをしっかり講義することの方が重要なんだけどね」

U君

「僕は有機化学が嫌いだったんですけど・・・先生の言われたまんま出ていたんで、普通に解けました。解いているときは不安だったんですけど、後で見直したら言われたまんまだと(笑)、安心しました」

針ヶ谷

「それは大事なところを押さえられたからだよ。去年の今頃は情報、情報って騒いでたけど、結局国家試験が終わって見れば、その情報とやらの話は、さっぱり聞かなくなったね(笑)」

U君

「先生方の言っていた『大事なことは変わらない』ということが、自分のなかでは大きかったと思います」

針ヶ谷

「U君は旧4年制過程の既卒者なんだけど・・・そういった人でも、新国家試験に合格出来ると思う?」

U君

「受かりますよね。聞かれ方が変わっただけで、大事なことは変わっていませんから。6年制の薬学では実務実習が4年制よりも多く行われる。だから、実務実習経験の少ない、旧4年制既卒者は受からないみたく言われていたんですけど・・・」

針ヶ谷

「そんな情報も飛び交っていたよね」

U君

「去年先生から『もう一年やってみないか』と誘われたときに『所詮はペーパー試験だから。実務経験無しでも机上の勉強でも十分補えるよ』って言われたんですよ・・・。結局、先生の言っていたことが正しかったです。紙の上の試験なので、実務経験が少なくても何とかなります。実際、講義だけで対応できましたし(笑)」

針ヶ谷

「まあ、ここ数年はね。それにウチは、現場で薬剤師として働いている先生に教えてもらっているから。現場と直結した実務の内容を勉強できると思うよ」

U君

「そうですね。でも、全部先生の言ったとおりでした。必須問題には気をつけろとか、実務といってもペーパー試験だから机上の勉強で何とかなるとか、システムが変わっても大事なことは変わらないとか。黙って言うこときくのが、合格への道のりだと思います」

針ヶ谷

「これも講義中よく言うんだけどね。ウチらが『大事だよ』っていうことを把握するだけで、国家試験の大部分は取れるって」

U君

「その通りだと思います」

針ヶ谷

「ウチの塾に来て何か変わったなと思うことはある?」

U君

「復習の大切さが分かったっていうことですね。いい感じの復習のスパンによって、知識が継続できる。それも指導してもらえたし」

針ヶ谷

「基本的に、復習をメインに勉強していればいいよって指導しているんだけど・・・知識の継続には復習が必要だからね」

U君

「知識の継続が国家試験には重要だと思います。だから復習だけでいける。先生がいうことだけやっていればいいんです。『それやるなら、これをやって』とか指導されるんで、その通りやる。それが大事だと思いました」

針ヶ谷

「他にウチの塾に関して何かある?」

U君

「この前、たまたまネットで〝予備校の講義(薬剤師国家試験の予備校ではなく、大学入試の予備校)〟というのを見たんですけど・・・『下手だな』と感じました(笑)。それを見て、ここの塾の授業のレベルの高さに改めて気づかされました。ここの先生方は、理解してもらおうという話し方だし、黒板に書いているときも説明しながら書いている。ネットで見た講義は、黒板に書いているときは無言に近いんですよ。ただ〝講義をやっている〟という感じで。大学予備校に通っていたこともあるんですが、その時はそれが当たり前だと思っていました。でも、薬進塾でそれとは違う講義を見たとき、改めて気がつきました。どの講師も、皆、異常にうまいですよ(笑)」

針ヶ谷

「異常に上手いか(笑)。講師陣には、その通り伝えておくよ(笑)。まあ皆長いからね」

U君

「それも大きいですよ。何だかんだ言っても、国家試験対策に長く関わっている講師の方が安心ですから」

針ヶ谷

「だからこそ、情報に流されずに判断する力量もあるんだけどね。そういうことが大事だと思う。先生方も、ただ長いだけじゃないから。第一線で、長い間講師として活躍されている先生達だからね。皆、学生のことを好きだし、講義が好きだし。じゃないと長く講師なんか出来ないよ」

U君

「確かに、学生さんのこと好きなんだなっていうのは感じましたね」

針ヶ谷

「それに少人数でやっているから、学生の顔が一人一人見える。そうなると責任の重さも感じるんだよ。教え方にも力がはいるし、学生のことも気になるんだよ」

U君

「さっきも言いましたけど、先生の目の届いている範囲にいるんだと感じましたよ。先生方には感謝しています」

針ヶ谷

「じゃあ、その感謝に報いる意味でも、いい薬剤師になってちょうだい。免許取ったから終わりじゃなくて、免許とってからが始まりなんだから」

U君

「そうですよね。本当にありがとうございました」

 

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2012年4月1日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:合格者の声

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